【運命の桃花~宸汐縁~】(2018)全60話の感想です。ロマンチックラブ史劇《桃花シリーズ》の中の一作で、この作品は特にメイン俳優の年齢層が高めなのが特徴です。
胸キュンラブとイケメンが好きな管理人(笑)がこのドラマをどう感じたのか…もしかしたら他の方と違った感想になっているかもしれません。
あらすじとキャスト
夸父山桃林で父親の医仙・楽伯(らくはく)から桃林の外に出ないようにと言われて育った無邪気な丹鳥族の少女、霊汐(れいせき)。ある日、桃林を抜け出して天宮へ行った彼女は偶然、5万年前に天界を魔君から救ったものの長い眠りについていた戦神・九宸(きゅうしん)を目覚めさせる。そして、九宸に仕える侍女として天宮に住むことになった霊汐は、厳しいが誇り高く情が深い彼に恋をする。ところが、彼女には封印された魔君を呼び覚ます魔の力が宿っていたのだった…。
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【運命の桃花~宸汐縁~】原題:宸汐缘(Love And Destiny)(2018)全60話
(キャスト)チャン・チェン、ニーニー、リー・トンシュエ、チャン・ジーシー、リー・ジアミン、ハイ・リン、他
《運命の桃花~宸汐縁~》ネタバレなし感想
どうしてこの年齢層のキャストになったのかはこちら(中国語記事から調べたもの)に書きましたが、やっぱり私はもう少し若めのキャストでこのドラマを観たかったです。
ドラマ中、九宸や景休が「若者」と言われるシーンが出てきたとき(若者!?私には子持ちのおじさんにしか見えない…)と思ってしまいました。九宸(チャン・チェン)は体の線が細いですがやはり年齢は隠せないし、景休(リー・トンシュエ)は顔や体形に中年ならではの肉感があってどうしても【若者】には見えなかったです。
年齢層が高めのキャストが相応の恋愛をするならともかく、ちょっと子供っぽく感じるエピソードも多かったので【普通にもう少し若めのキャストで良かったんじゃ…?】と思ってしまいました。
話全体としては、私としてはちょっと物足りない部分もあったけど、映像、曲、衣装が素敵で、脇役のキャラも魅力があって「まぁまぁ」って感じかな?ヒロインの女優ニーニーがシンプルな顔立ちながらも色っぽい雰囲気があって【普通の美女】とは違う魅力があって良いなと思いました。
《運命の桃花~宸汐縁~》ネタバレあり感想
このドラマはわたし的に人間界でのお話が良かったです。人間界編に入らなかったらこのドラマリタイアしてたかも…って思うくらいでした。
上でも少し書きましたが、人間界で九宸と景休(修にいさん)が「若者」扱いされているのは納得いきませんでした(笑) でも話やエピソードがとても良かったです。修にいさんが黙(ヒロイン)を好きになっていく過程に気持ちが入って、九宸より修にいさんとくっついてほしいと思ったくらいです。どう見ても中年な【若者】が初々しく子供っぽい恋愛をしていて(九宸と修にいさんによる黙の取り合い等)演じる俳優さんもこの歳でこんなシーンを演じるとは…って思ってるんじゃ?と思いました(笑)
人間界でのラストも修にいさんが黙のために体の中のもの(名前失念)を取り出して壮絶な状態になっていて、私は「修にいさ~~~ん!!(感涙)」って感じだったんですが、俳優さんには気持ちが行くことはなく…こういう点が残念でした。
意外と人間界編が長くて、それは良かったんですが、その後の天界編へのつながりがイマイチに感じました。天界でのヒロイン霊汐と人間界での黙は雰囲気性格が違うのに、それでも彼女を想うという景休がちょっと説得力が弱いかなと。(黙にこだわっていたのかもしれませんが)
九宸はあのルックスで子供っぽい部分があるのが面白かったです。でも縛霊淵へ行くという展開が急すぎると感じました。普通に魔道に落ちた景休と戦って終わるのかと思いきや、縛霊淵で魔の封じ込めをするって…。しかも入ったら二度と出られない場所だなんてイキナリすぎます。霊汐に何も言わないで行ってしまうあたり、男の身勝手さを感じました。
そんななか、九宸の行動に気づいて縛霊淵へ行った霊汐は自らの手で九宸ともども魔を封じ込めなければいけなくなり…って、このあたりはドラマチックで感情を動かされました。序盤で九宸を目覚めさせてしまった彼女が最後にこうやって封印しなければいけなくなるという、こういう運命のドラマだったのね…って感慨深くなりました。 終盤は急な展開に感じてしまったとはいえ、長編を観てきた甲斐があったと私は思えたので良かったです。(ラストは九宸戻ってこれたですし)
(…でも有名な映画俳優(チャン・チェン)を主演に迎えた割にはストーリーの出来がそこまででもない気がしました)
他の脇役(十三、雲風、他)は個性があって、恋愛も良かったです。石像になった雲風をかいがいしく世話する青瑶、最初はあんなにクールだったのに変わるものだなぁとしみじみしました。司命も十三と今後また知り合っていって恋愛になるのかな?と想像するのも楽しいですね。
たまにはこんな高めの年齢層キャストのドラマも良いかな、新鮮で。…とも思いますが、やっぱり若めの(好みの)イケメンがメインキャストだったらもっと気持ちが入ったはずと思いました(笑)
コメント
柚子さんこんにちは
運命の桃花、実はほぼ見ずに終わってしまいました。
序盤で掴まれる事なく、ニーニーの吹替に(だったと思ったのですが?演技?彼女の地声は低くてハスキーだったかと)違和感を感じ、他に見るものが多過ぎたのもあって十何話かまで見ていましたがいったん断念。
途中どうなったか見たところ人間界で目の見えない景休と耳の不自由な霊汐の交流のあたりいけるかなと思いましたがやはり続かず、最後くらいは見ようとしたら終わってたという酷い展開。
見ていないに等しいのでドラマのことは何も言えませんが、主役以外のカップルとか関係性とか幾重にも
惹きつけられるものが序盤では残念ながら感じられなかったようです。
(景休がメイクのせいでカールスモーキー石井にしか見えなかったのは私だけか?)
よく「何話くらいまで我慢すると面白くなる」って目にしますがそのためにはイケメンが必要ですね。
私にとっては「陳情令」、「鳳凰伝」、「永遠の桃花」がまさにそれでした(笑)
(チャン・ビンビンは圧倒的に「花不棄」ですけど)
ぎわっちさんこんにちは。
映画出演一筋だったチャン・チェンを主演にひっぱってきて、お金もかかってるし、私の大好きな永遠の桃花の監督さんのドラマだし
【つまらないわけない】と思って観ていたんですが…序盤はやっぱり掴まれないですよね。
つまらないと感じてるの私だけ?イケメン出てないから?と思っていました(笑)(景休のメイクは確かにカールスモーキー石井っぽいですね!!)
人間界での景休と霊汐は景休のルックスは置いておいて(笑)話自体は普通のラブストーリーで私の好きなタイプでした。
目の見えない自分を優しい霊汐がかいがいしく世話してくれて、いつのまにか好きになっていく…。これをイケメンで観たかったです。
そうしたらもっと美しい感動ストーリーになったはず(笑)
何話まで我慢すると…ってそうですね。そのためにイケメンが必要だと思います!中国ドラマは長いですし、そうしないと興味が続きませんね。