《海棠(かいどう)が色付く頃に》感想!ネタバレなしとあり。仮面をつけた化粧鬼!?ミステリアスな設定や波乱万丈な人生模様が面白いドラマ。

神仙,ファンタジー,ロマンス系
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海棠(かいどう)が色付く頃に

海棠が色付く頃に(全52話)2017 海棠経雨胭脂透 4.0

(キャスト)ダン・ルン、リー・イートン、イン・ハオミン、チャン・ヤージゥオ、アレックス・フォン、他

10年前に失踪した美容師の父を捜すため昆楊にやってきた顧海棠は、ひょんなことから街一番の化粧品店・朗里春を経営する朗家の三男・朗月軒と出会う。そして、朗里春で働き始めた彼女は最初こそ印象の悪かった朗月軒の優しい素顔を知って彼に惹かれていく。同時にある出来事から父の失踪に朗家が関係しているかもしれないと考えた顧海棠。彼女は朗家に“化粧鬼”と呼ばれる化け物が出て、離れに謎の住人がいるという噂を聞いて…。

https://tv.rakuten.co.jp/content/362552/
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ネタバレなし感想

設定が興味をひくドラマです。中華民国時代の街並みがレトロでお洒落で登場人物たちの衣装が素敵!私は特にヒロインの親友の子の衣装に目が釘付けでした。(日本でいう昭和?のレトロモダンな感じ)そして謎めいた【仮面をかぶった化粧鬼】という存在。こんな人物が朗家(男主役の家)の離れにいるって…設定がとてもワクワクしました。ヒロインは親が美容師だったこともあり化粧品に詳しくて、男主役と色々知恵を出し合って商品を開発していく姿も新鮮でした。こういうドラマ今まで観たことないなぁと思う設定ばかりでそこが面白かったです。

私は前半から中盤あたりが特に面白かったかな。化粧鬼関連が楽しめました。終盤は個人的に納得できないと言うか「何で?」と思う部分があったのでそのへんが残念でした。ヒロインのリー・イートンちゃんがとにかく可憐で可愛すぎるドラマで、漫画から出てきた美少女みたいとしょっちゅう思いました。男主役のダンルンはカッコいいし素敵でしたが、私としてはキャラが優等生すぎた気がしてそこまで惹きつけられなかったかな。(生まれ育ちのせいか家族に従順な感じが私好みではなかったというか)

全体的には普通に楽しめるドラマかと思いました。エンディングの曲(ダンルンが歌ってます。※デュエット)が素敵でした!

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ネタバレあり感想

ネタバレしてます。ご注意ください。

序盤の顧海棠と朗月軒の出会いとかその後あたりは二人の恋が始まる感じがとてもワクワクして楽しかったです。でも結婚話の相手が兄の朗月明だった!!っていうのにはヒロイン同様私もショックで朗月軒に対して怒りでいっぱいになりました。朗月軒は自分のせいで兄の顔にヤケド痕がついてしまって…っていう負い目があるとはいえ、騙すなんて酷すぎる。

その後、顧海棠が離縁状を貰うためとはいえ朗月明のヤケド痕をどうにかして消そうと努力して、そんな彼女をいっそう愛しくなる朗月明の気持ちが理解できて、朗月明の人柄も悪くはなさそうだし(この時点では普通に良い人だった気がする)このまま二人が結婚したままでいいのにとか朗月明を好きになればいいのにとか思いました。(その後、朗月明は嫉妬心から予想以上に酷い男になってしまったけども)

施済周が顧海棠に父親を殺したのは朗斯年とかお母さんを殺した(火事を起こした)のは朗月軒とか話した時は、それをすんなり信じた顧海棠に「何で!?」ってなりました。最初から何かと悪だくみして悪人だと分かってるだろうに何で施済周を信じるの…と。「後ろめたくて殺したのね!」と顧海棠が朗月軒に叫んだときは本当にガッカリしました。

とはいえ終盤でそれぞれの親の世代での色々が明らかになって、顧海棠の父が亡くなる前に「私の娘に渡せ。顧海棠だ」とペンダント(っていうのかな?)を朗月軒に渡していたり、出来すぎな気もしましたが、二人は運命の間柄だったんだなぁと納得できてハッピーエンドで良かったと素直に思いました。最終回のラスト、顧海棠をかいがいしく世話する朗月軒の気持ちが報われて良かったです。でも一回去るふりをして朗月軒に抱き着くのちょっと酷いような…。(会話の途中で記憶思い出したの?)

施済周の息子の龍莫嫿への想いやこの二人の終盤のエピソードも泣けて良かったです。

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