台湾BLドラマです。主役の男二人共にイケメン!
We Best Love 永遠の1位/2位の反撃(2021 全12話)
(キャスト)ユー(YU)、リン・ズーホン、レイ・チャン、エヴァン・ルオ、他
《We Best Love》あらすじ
大学の水泳部4年のシューイーは新入部員歓迎大会で一位を取ったら幼馴染の女の子ユーシンに告白しようと決めていた。しかし試合前、シードーが突然現れたせいで気を取られプールに落ちてしまう。足がつって水中でもがいていると、シードーが水の中に飛び込み助けてくれる。
シューイーとシードーは小学校から高校まで一緒の腐れ縁で、大学で離れたと思ったらシードーが2年の時転入してきたのだった。今まで様々な競技会、テストで一位を取るシードーと、二位ばかりのシューイー。いつも負けてばかりで悔しい思いをしてきたシューイーはシードーにお礼も言わず去る。その後、あいつの登場のせいで恥をかいたとシューイーは友人に愚痴り「今まで我慢してたけど絶対許さん!」と叫んで、シードーを懲らしめようと考えるが…。
ネタバレなし感想
イケメン達の仲良い姿って良いですね(笑)わたし的に男主役二人ともがイケメンだと思うBLドラマって少ないので、このドラマは目の保養でもありました。
話も、メインのカップルだけでなく周りの何組かのカップルの登場もあり、それぞれ見応えありました。何年も一人の人を愛する姿、人生をかけて愛する姿が感動的でした。大学生時代の《永遠の1位》は青春なエピソードが楽しくて、社会人《2位の反撃》はスーツ姿がカッコよかった!
時々、唐突に出てくる日本語には笑ってしまいました(笑)そろそろ日本語来るかな?…来たーーー!!って一人で楽しんでました(笑)シューイー役の俳優さんの個性(父親日本人・母親台湾人)を生かしたドラマ作りで、その辺が他にはなくて面白かったです。
ネタバレあり感想
※ネタバレあります。ご注意ください。
万年二位のシューイーがシードーに愛憎交えた感情があるパターンなのかと思ったら違ったのが意外でした。シューイーは普通に女の子が好きで、一位でいたシードーのほうがシューイーのことをずっと大好きだったんですね。(ちなみにシューイー演じるユー君ってちょっとアラン・ユーに似てるなって思いました)
保健室での密かなシードーの告白。これ絶対シューイー起きてて聞いてるでしょって思ったらやっぱりそうだった(笑)陸橋でのシューイーの告白シーン「大大大好き」とか日本語で叫んでたのは、思わず笑ってしまいました(笑)キスシーンもちょっとぎこちなく感じたんですが(私だけ?)俳優さんたち、男相手で緊張したのかな?(笑)
シードーがアメリカに行ってしまったけど、数か月間かと思ったらまさかの5年!?《2位の反撃》で5年もあっという間に経っていたのは驚きでした。シューイーと同様に突如日本語を話し出すパパ(笑)の策略のせいもあり帰れなかったとはいえ、その間にどうにかできなかったのかなと少し思ったり。再会後、シードーに復讐すると言い出したシューイーを見て、こんな関係になってしまうなんてと悲しくなりました。でもまぁ、色々誤解があってこうなってしまったわけなので、最後は誤解も解けてハッピーエンドで良かったです。
ショウイーとジェンシュエンの関係も気になるところでした。ショウイーが失感情症だったなんて…。でもジェンシュエンを気にしまくっていたし、感情はそれなりにある気もしたので、時間をかけたら恋愛感情がわいていくのかな?いつかハッピーエンドになったらいいなと思いました。
キャスト紹介
シューイー役:ユー(YU・杨宇腾)
1995年1月3日 日本の名古屋生まれ(日本国籍)身長182cm 体重63kg 世新大学広報広告研究所(在学中)(出演作品)映画:寻秦记 アルバム:邃宇、我的夜无所事事
父親は日本人、母親は台湾人。日本名は丸山裕介。2019年実践大学卒業後、2020年世新大学広報広告研究所に入学。名古屋で育ち、EXILEのATSUSHIに憧れ、14歳でギターを学びバンドを組む。母の生まれた台湾に興味を持ち高校卒業後、台湾の大学に留学。服屋や料理店でバイトをして中国語を学び、モデルもする。芸能会社にスカウトされ、音楽とダンスのレッスンののちに芸能界へ。《We Best Love永遠の1位》がデビュー作。
シードー役:リン・ズーホン(林子闳)
1993年10月1日 台湾彰化県生まれ O型 身長181cm 体重65kg(出演ドラマ)若是一个人、终极一班2・3・5、原来是美男啊(美男<イケメン>ですね~Fabulous Boys)、他
2012年アイドルドラマ《终极一班2》出演。その後、出演メンバーで台湾ボーカルグループ《SpeXial》を結成。アルバム《SpeXial》でデビュー。2015年SpeXialは【Hito流行音楽賞】受賞。2021年9月29日、初のソロシングル「Undefined」を正式リリース。
ショウイー役:レイ・チャン(张睿家)
1985年3月31日台湾生まれ O型 身長182cm 台北市立南港高等工業専門学校、台北市立体育学院卒業
(出演ドラマ)唐人街探案(唐人街探偵-DETECTIVE CHINATOWN-)、动物系恋人啊、他(映画)轨道(トロッコ)、他
2003年青春ドラマ《七年级生》でデビュー。2006年映画《盛夏光年》で第43回【台湾金馬賞最優秀新人俳優賞】受賞。
コメント
柚子さん、何時もお世話になっております。
WBL、大好きです!
最期のショウイ―の失感情症、唐突でしたよね(笑。あと、シューイーがシード―をアメリカまで追いかけて行き、目撃してしまった女性は一体誰?っていう。
シード―ママの再婚相手(相手の男性も再婚と断定←勝手)の娘(義理姉?)さんかな?とか無理無理納得させました。
日本語が時々混じっちゃうジョウ家親子、面白かったですよね。そして、シューイーパパの息子溺愛っぷりの可愛い事(笑。一人息子だし、もしかしたら亡くなったママにそっくりなのかも?と妄想してみたり。
シード―にしたことは残酷だけど、親心としては理解できなくもないし(先日観たBLドラマでも「LGBTQを否定するつもりはないが、それは他人だからだ!自分の息子だったらどう思う!?」って父親が怒ってました(汗)・・・そして、シューイーと気持ちが通じ合ったら急にパパに対して強気になるシード―、最強・・・いや、最凶(笑。
シューイー両親の結婚までの経緯を聞いていると、飄々としてるけど尊敬して大好きなパパを敵に回してでも愛を貫こうとしたシューイーは結局何だかんだであのパパの血を受け継いでいる気がします。
そして何よりこの作品の素晴らしさへの功績は個人的に林子閎君の演技力だと思いました。間の取り方とか表情、仕草どれをとっても超一級品。口数が少なくて感情表現が豊かとは言えないキャラのシード―をあそこまで厚みのある人物像に昇華したのは脱帽しきりでした。ミリも中国語が理解できない私でもその纏う空気感だけでシード―の感情に何度か持っていかれそうになったり(涙。
更に泣き演技の美しい事と言ったら!「あんた女優か!」って何度も心の中で突っ込みました(笑。あんなに綺麗に涙を流す俳優さんはそうそう見掛けない気がします。『2位の反撃』2話、酔ったシード―がシューイーを押し倒してからの一連の流れ(←基本、二人のアドリブって聞いて驚愕しました)が好きすぎていまだに見返してしまうのですが、あのシーンの尊さと切なさ(と、萌え(笑)はシード―の美しい泣き姿に起因していると思います。
台湾は同性婚が認められている国なので私の脳内では二人が幸せな結婚生活を送っている未来のお花畑な妄想が続いています(←バカ)。
YU君に似ている俳優さん、アラン・ユー君ググってみます!
ねりぽぐさん、こんばんは。こちらこそいつもコメントありがとうございます。
失感情症、いきなりでしたね。ここにきてそんな重めの病気の設定が出てくるなんて…と驚きました。
脇役の二人にそんな試練与えなくてもという気もしましたが、他のカップルとは違って先行きが分からないのがドラマに奥行きを与えていたのかもしれませんね。
シードーがアメリカで一緒にいた女性、私もお母さんの再婚相手の娘かな?と思いました。
後日特に説明もなかったので、説明するまでもない相手ということ(身内、義理の姉)だったのかな?
日本語の混じり方が唐突すぎて本当に面白かったですね(笑)もしかして、何か国語も操れる家庭ってこんな感じなのかな?なんて思ったりもしました。
シューイーパパの気持ち、親としては…というのは本当に分かりますね。パパのせいでシューイーもシードーも辛い思いをしましたが、
日本語唐突なオモシロ溺愛パパだったので、私の場合憎らしいとかは思うこともなく終わりました(笑)
2位の反撃の2話のそのシーン、基本アドリブとは!!びっくりです。林子閎君の涙、印象的でしたね。ポロポロ、大粒の涙が落ちてきて…。あんな大粒の涙見るの初めてでした。プロフィールを見ると歌手活動がメインだった?(ドラマ出演歴もあるけど)っぽいのにこれだけの演技ができるってすごいですね。役に入り込んでいたのかな?
女優さんでも涙が流せず目薬使う方いると記事で読んだことあるので、林子閎君のこの涙演技は素晴らしいですね。
台湾、同性婚できるんですか!知らなかったので驚きました。(タイはできると知っていたのですが)ドラマの登場人物たち、男同士で恋愛してるカップルが多かったので、ドラマを見ているうちにそれが自然に思えてきました。男同士の恋愛って普通のありふれたことなのかもしれませんね。