【中国ブロマンス映画】《男狐聊斎~狐の恩返し~》あらすじと感想!妖狐と人間の男同士の切ない運命!ファンタジーアクション

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中国ブロマンス映画。《陳情令》の金凌役の俳優さんが主役です。(2023.3現在wowowで視聴可)

男狐聊斎~狐の恩返し~(2022年 95分 原題:男狐聊齋3)3.0

(キャスト)チー・ペイシン、ガオ・カイ、チェン・ウェイチー、他

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《男狐聊斎~狐の恩返し~》あらすじ

三尾妖狐白辰(バイ・チェン)は千年修練して作り上げた内丹を持っていた。ある日、それを狙う玉離(ユーリー)道士に襲われ、白辰は反撃して戦う。

一方、雲月(ユン・ユエ)は森の中で千年人参を追いかけていた。そこで玉離道士が三尾妖狐に襲われているのを見て助けに入る。白辰は雲月を見た瞬間、記憶にない色々な情景が走馬灯のように頭を駆け巡る。その隙に玉離道士に一撃を浴びせられ、白辰は傷を負ってその場から逃げる。

白辰は青丘で人型に戻り、おばから治療を受ける。そこで【千年前あなたは大きな恩を受けた。それを返さねば神仙になれない】と教えられる。実は昨夜の雲月が恩人の子孫だった。白辰は恩返しのため再度人間界へ向かう。

雲府に戻った雲月は祖母の前で体調が悪くなり頭をおさえる。従妹に「病身だから侍衛をつけたほうが良い」と心配され、祖母は「明日お前の侍衛を選べ」と言う。実は雲家の男は代々奇病に侵され25歳を超えた者は一人もいない。祖母は「早く奇病を治さねば。換命術をおやり」と言い放つ。雲月は「明日の侍衛選びの腕比べには私も参加します。私に勝った者を侍衛に」と返事をして…。

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ネタバレなし感想

普段ものすご~~く長い話数の中国ドラマを見慣れているので(笑)95分完結の物語はあっという間で物足りない気もしましたが、色々とエピソードが盛り込まれていて、話も上手くまとまっていたと思いました。

妖狐と人間の友情を超えた感情が垣間見えて、ブロマンス好きの方はそのへん楽しめると思います。(男二人ともイケメンだし)。

泣ける展開になっても95分の物語なので私はなかなか感情移入が出来ませんでしたが、ラストは印象的で、この二人の関係はとても良かったと思いました。

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ネタバレあり感想

※ネタバレしてます。ご注意ください。

白辰と雲月が少しずつ心が通い合っていく姿が良かったです。最初は白辰に3歩離れるように言っていた雲月が、幽霊蘭を白辰のおかげで手に入れることが出来たあと三歩離れる約束は無しで良いと言い出したり(笑)。

そして白辰は幽霊蘭の褒美に物やお金などを望まず、【雲月がしっかり生きること】が褒美だなんて素晴らしかったです。「しっかり生きろ」と言って、雲月の肩に手を乗せて去った白辰の後ろ姿を見つめていた雲月。このへんで雲月は白辰に好意を持ったのかな?

妖狐になってしまった白辰が暴れたせいで部屋が火に包まれ、梁が雲月に落ちてきたのを白辰が助けたら【恩を返した】ことになったのは意外とあっけなく感じました。それでいいんだ?と。

白辰はもう神仙になれるのに、雲月の天劫呪を解くために何かしたいと人間界に戻り…。白辰も雲月のことを大事に思っていたんですね。雲月と従妹の仲を取り持とうとする白辰の行動に微妙に嫌そうな顔をしたり「せめて誕生日の間は傍にいてくれ」と言う雲月は想いが表れていて良かったです(笑)。

千年前に雲月の先祖が白辰を助けたことにより、代々天劫呪をかけられていたなんて。しかも白辰が死ねば呪いが解けるなんて…悲しい運命でした。

最後、白辰は雲月のために玉離道士に自分の内丹を渡し「しっかり生きろ」と言い残して消滅してしまい…。雲月の呪いは消えたし、玉離道士を倒せたのはスッキリしたけど、悲しい終わり方でした妖狐は輪廻転生とかできるのかな?また再会出来ると良いですね。

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キャスト紹介

白辰:チー・ペイシン

1997年5月25日湖南省永州市旗陽市生まれ

2019年ドラマ《陳情令》の金凌役で芸能界入り。(出演ドラマ)长安少年行、淑女飘飘拳、陈情令、一不小心捡到爱、他

雲月:ガオ・カイ

?年4月3日山東省淄博市生まれ 身長179cm 体重60kg 東華大学表演科卒業

2015年ドラマ《伪装者》で芸能界入り。(出演ドラマ)玉昭令、暖暖的幸福、伪装者、我的老板为何那样、他

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