《倚天屠龍記~乱世に煌めく愛~》あらすじと感想(ネタバレなし/あり)キャスト紹介!因縁と改心の物語。金庸原作武挟ドラマ

武侠,ブロマンス,

武侠小説の大家・金庸原作をドラマ化したものです。(現在(2023/12)U-NEXT等で観れます)

倚天屠龍記~乱世に煌めく愛~(2019年 全50話 原題:倚天屠龙记)4.0

(キャスト)ツォン・シュンシー、チェン・ユーチー、ジュー・シューダン、リン・ユーシェン、他

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《倚天屠龍記~乱世に煌めく愛~》あらすじ

武当派の兪岱巌(ゆ・たいがん)は海沙派の者たちに襲われ毒で弱っていた男を助ける。すると助けられた男は「刀を奪いに来たのか」と警戒する。岱巌は男が大事そうに持っていた刀に気づく。「刀など知ったことか。弱き者に助太刀したまで」その後、岱巌は海沙派の者たちを退け、男を近くにあった古びた廟へ連れていく。

その刀を海沙派に渡し、解毒薬と交換しろ」岱巌は助言するが「刀を渡すくらいなら死んだほうがましだ」と男は答える。岱巌が廟から出ていこうとすると、男が刀について話し始める。

「【武林(ぶりん)の至宝、龍の屠(ほふ)る刀、天下に号令せば従わざる者なし】聞いたことはあるか?」男が問うと「その噂には続きがある。【倚天(いてん)出でずんば、誰か与(とも)に鋒(ほこさき)を争わん】。つまり倚天剣が存在する限り屠龍(とりゅう)刀が天下無敵とは言えないのだ」岱巌は男を諭す。

そのとき廟まで追ってきた海沙派の者たちが攻撃してくる。岱巌はすぐさま隠れるが、男の手から屠龍刀が飛んで、岱巌の近くに刺さる。海沙派が男に「刀はどこだ」と問い詰めるなか、男は死んでしまう。そこに、新たに天鷹(てんよう)教の者たちが現れ「屠龍刀はどこだ」と聞く。

海沙派は死んだ男を指さし「こいつが持っていた。今は見つからない」と答える。「隠したな」天鷹教の者は怒る。「さっきこいつを助けた武当派の手練れが手に入れたやも」海沙派が答えると、天鷹教の者たちは廟の中を探索し始める。しかし見つけられず「追え」と言って外に駆け出す。

誰もいなくなり、岱巌が表に出ると海沙派の者たちの死体の山があった。(この刀を巡り、江湖に血の雨が降ろう)岱巌は武当山に戻り師匠に刀を渡さねばと考える。その道中、岱巌が小船に乗っていると大きな船が目の前に現れる。

その船には天鷹教の者が乗っていて「刀を渡せばその武勇に敬意を払い命は取らない」と言ってくる。岱巌が断ると男は襲ってくる。戦いになり、岱巌が優勢になったとき、男の背後から突然針が飛んでくる。針が刺さった岱巌は倒れ…。

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ネタバレなし感想

以前見た金庸原作のドラマ《天龍八部》が面白かったので、このドラマを観てみました。

登場人物も多く、人間関係も入り組んでいて、すんなり内容を理解できない時もありましたが、面白く観ることが出来ました。特に私は主人公が幼い頃の話が泣けて…。辛いことに巻き込まれて可哀想だったり、それでも周りに愛されて育ったり、健気に生きていく子供の姿は理屈抜きに泣けてしまいました。(私も歳取ったなぁと思うばかり…)。

刀を巡る争いだけでなく、復讐に燃える者、色々な立場や感情で闘う者たちがいて、それぞれの立場によって正義にも悪にも見える物語でした。(100%正義とか悪とかいうわけでもないし)。

悪人でも改心し反省すれば良いという考えもありますが、私の場合、悪い行動をとった人物には感情移入しにくくて(特に女)そのせいで恋愛面がイマイチに感じる部分がありました。(悪いイメージがついてしまって…)。

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ネタバレあり感想

※ネタバレしてます。ご注意ください。

私は序盤、氷火島で張翠山と殷素素と無忌と謝遜で暮らしていた頃が好きでした。謝遜が大勢を殺した時は恐ろしいキャラにしか見えなかったけど、実は以前酷いことをされた復讐であり(殺し返すのは駄目だけど…)無忌が生まれてからは可愛がって武術を教えていたので何だか許せてしまいました。幼い無忌にとって両親と義父(謝遜)と一緒に過ごせた幸せな時間でしたね。

この幸せが続いてほしいと思ったのに、素素が兪岱巌の体を不自由にした針を放った人物だったと明らかになり、翠山は責任を取って自害。素素も後を追い…。無忌が可哀想すぎました。素素は罪悪感を覚えながらも翠山と恋愛をし子供(無忌)を儲けていたわけですが、私としては素素の行動が理解できなかったです。武当派の人間を害したのに、武当派の人間と恋愛・結婚したら、結局こういう結果になるのが分かるはず。いつまでも隠し通せるわけもなく…。不幸が予想できるんだから翠山を愛さないでほしかったです。(愛してしまっても離れるとかしてほしかった)。

因果は巡るのか、成長した無忌も敵である趙敏を愛していき…。(途中までは芷若を好きだったのかもしれないけど)武挟ドラマのせいか100%善人の女子というのが出てこないので、私としては100%応援できなくて感情移入しづらかったです。(小昭は全体的に善良だったかも)。不悔と六師叔の恋愛模様は良かったです。親子ほどの年齢の差を感じなかったし(見た目的に)婚約者を奪われた六師叔がその男の娘を愛するようになるって、これまたすごい運命だなと思いました。

私としては芷若の悪女化は予想できず驚きました。幼い頃、刺繍したハンカチのエピソードでほのぼのしたし、無忌と芷若の物語なのかと途中までは思っていたくらいでした。師匠・滅絶の言葉を聞き入れ過ぎたのかな。(趙敏への嫉妬心もあったと思うけど…)。謝遜に命を助けられ「こたびのことを戒めにし悔い改めるのだ。まだ間に合う」と諭され、穏やかな表情に戻って良かったです。

最終的に無忌は離れていった趙敏のもとへ。ハッピーエンドで良かったですが、私がこのドラマを観て一番思ったのは【君子危うきに近寄らず】です。(それ?って感じですが…笑)。【敵側】の人間を愛してしまったら自分が辛いだけでなく家族や仲間にまで迷惑かかるし命もなくなったりするので、最初から近づかないほうが良いなと…。愛する感情は抑えられないのは理解できるし、愛をどうにか貫く姿は感動的だけど、苦難の連続で辛いのは嫌だなと現実的なことを思ってしまいました。ドラマのテーマとしては【悔い改めることの大切さ】や【人生はやり直せる】とかだとは思うんですが…(笑)。

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キャスト紹介

無忌:ツォン・シュンシー

趙敏:チェン・ユーチー

周芷若:ジュー・シューダン

1992年4月15日黒竜江省チチハル市生まれ 身長167cm 体重45kg 中央戯劇学院卒業

(出演ドラマ)永夜星河、狐妖小红娘·月红篇、遇龙(龍王の恋 永遠(とわ)なる誓い)、一千零一夜(スウィート・ドリームズ~一千零一夜~)、三生三世十里桃花(永遠の桃花~三生三世~)、他


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