《千古の愛、天上の詩》感想!(ネタバレなし/あり)。神々たちの愛と戦いのラブファンタジー!混沌の劫の果てに…?

神仙,ファンタジー,ロマンス系

天界その他を舞台にした神々の愛と戦いの物語です。

千古の愛、天上の詩(全49話 2020 原題:千古玦尘)3.5

(キャスト)チョウ・ドンユィ、シュー・カイ、リウ・シュエイー、リー・ザーフォン、ライ・イー、他

※1話あらすじとキャスト紹介はこちら

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ネタバレなし感想

序盤はヒロインと男主役の恋愛が始まっていく様子にキュンとしたり、それにヤキモチ焼く男2番手がコミカルな感じだったりで楽しめました。

混沌の劫】という存在が予想外の展開を巻き起こし、関連エピソードもドラマチックで引き込まれました。

でもその後、私としては設定が分かり辛くなり…ドラマに入りこめなくなってしまいました。神々の物語だからか【生】も軽く感じてしまい(どうせどうにかして復活するんでしょ、みたいに思ってしまって…)シリアスに泣くことができませんでした。

あと、ヒロインの女優さんにどうも色気を感じず、男主役のシュー・カイとのカップル感がないように思えて(似合っていないというか)しっくりこなかったのも残念でした。(こんなこと思うの私だけかもしれませんが…笑)。

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ネタバレあり感想(前半)

※ネタバレしてます。ご注意ください。

序盤、上古(じょうこ)は白玦(はくけつ)に修行を受けていましたが、この交流でお互い予想外に早く意識し合ったので驚きました。白玦はお堅くてクールなキャラっぽかったのに、すぐ上古に優しくなって好きになっていって…(笑)。

【混沌の劫が起きれば神界は崩壊するが、混沌主神の命と引き換えに誰もが難を逃れられる】ということが分かり、上古もその他もどうにかして難を回避して乗り越えるのかと思っていたら、結局ほぼ皆死んでしまうなんて!上古が自ら犠牲になる姿や、混乱のなか魔尊が攻めてきて他の皆がそれぞれ命をかけて立ち向かう姿は感動しました。最後に白玦が弓を引いたときは勝てるのかと思ったのに…。

混沌の劫のあと上古界の神々はほぼ全員亡くなり、魔界が消滅したのち人間界が築かれ、人間界、仙界、妖界の三界になった…という6万年後の話になりましたが、私は混沌の劫の前の話のほうが分かりやすくて楽しめました。

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ネタバレあり感想(後半)

後池(こうち)と清穆(せいぼく)の恋愛が始まり、後池は清穆が自分を好きになったのは私の中の神識(上古)かと悩んだり、神識を復活させたらどちらかの存在が消えるというのは泣ける設定でした。紫月妖君(しげつようくん)になった天啓(てんけい)が今回こそはと上古(後池)にアタックするのは笑えました。くちづけすれば前世の記憶を思い出すとか言って(笑)。

神識の白玦に戻った清穆は、後池を忘れてしまい(覚えてたけど)それを知った後池の泣く姿は印象的でした。おでこや瞼や鼻まで赤くなって、チョウ・ドンユィの泣く演技はとても良いなと思うことが多かったです。

古君が上古の神識を戻すために、娘のように育てていた後池に力を与えて死ぬシーンは泣けました。清穆だけでなく父も死んだと怒って上古が白玦を刺し、憎悪が募っていくのは切なかったです。愛し合っていた二人なのに…。

白玦が再来する混沌の劫の犠牲になるため自分を嫌わせようとしたり、上古や子供に何も告げずに犠牲になる展開は、私はあまり好きではなかったです。(←大事なことはきちんと伝えてほしいタイプ)。何万年も願っていたら、白玦が復活してハッピーエンドになったのは良かったですが、こういう神の世界の物語は設定を何とでもできるので、感動が薄れるなと思いました。

その他。大ボス的存在の蕪浣(ぶかん)がイマイチでした。悪事をした動機は自分が鳳皇の代わりだと恨んでいたことのようでしたが、鳳皇の代わりではなかったという…。【勘違い】で悪に落ちるというのがお粗末に思ってしまいました。

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