このページは26話~40話までのあらすじです。物語も半分あたりをすぎて鳳九と帝君の関係の変化に大注目です!(目次はクリックできます)
★26話~30話★
26話【帝君の醜聞】ラブ度 |
鳳九は腕輪を取り返そうと、白浅のふりをして帝君の宮に入る。他の神仙達もいて噂話になってしまうが腕輪を返してもらう。その後、連宋が「皆の前で鳳九をからかったとか。お気に召したので?」と帝君に言うと「あの娘は面白い」と帝君は答える。 仙人達の宴に行く鳳九。席で一人酔っ払っていると帝君が来る。「あなたは悪党。私を愛玩物にした。私が去る時も引き留めなかった」と責める鳳九。「何の話だ。わからん」と帝君は言う。翌朝起きると鳳九は帝君の上衣をかぶっていた。白真と阿離に「昨夜帝君が抱きかかえて送ってくれた」と聞かされる。衣を放さなかったから衣を置いていったと。「忘れたいのに目の前に現れないでよ」と思う鳳九。その後、鳳九は帝君の宮の屋根の上から衣を投げつけて返す。その場にいた知鶴公主は義兄上に色目を使っても無駄よと言う。 鳳九と阿離は神仙たちが【鳳九と知鶴のどちらを帝君が娶るか】賭けている場に遭遇する。阿離がほとんど皆が知鶴に賭けていたと言い、鳳九は阿離にお金を渡し私に賭けてきてと頼む。嫌がる阿離と言い合いのなか仏法の話になり、阿離が「帝君はいつも仏法の書を手に釣りをしている」と言うと、鳳九は「あの方は変態よ」と言う。それを陰から聞いていた帝君と連宋。「すさまじい誉め言葉」だと連宋は言う。 その後、帝君と連宋が鳳九と阿離の近くに来たため、鳳九は手巾に化け隠れる。帝君はそれが鳳九だと気づき「ずっと探していた私の手巾だ」と言って持ち帰るのだった。 (見所)帝君の上衣を屋根から投げるシーン…そんな無礼なことしていいの!?と笑えた(笑)変態と言ったり鳳九はおもしろ可愛い! |
27話【因縁の決闘】ラブ度 |
舟の上で帝君と連宋は碁をする。机に置いてあった手巾が風によって池に落ちクシャミをする鳳九。帝君はすぐ拾い部屋に戻る。その後帝君は魚の甘露煮を作るが、連宋に呼ばれ席を外す。鳳九は人型に戻り魚を食べるがやはりまずい為、自分で調理し食べる。帝君と連宋が戻って来て、鳳九の調理した魚を食べた帝君は以前侍女(鳳九)が作ったものと同じだと思い出す。 一方、阿離は折顔に鳳九のことを報告する。翌日折顔と阿離が帝君のところに訪れ「私の手巾を帝君が拾ったとか。返してほしい」と折顔が頼むが帝君は別の手巾を渡す。阿離は「違う」と騒ぐが折顔は帰ることにする。すべて鳳九にまかせようと言う折顔。夜中寝ている帝君の隣で鳳九は人型に戻り外に出る。以前庭に種を埋めた寒石草が花咲いていて、鳳九は摘み取り持って帰ることにする。東屋に行き「ここで過ごしていたときは辛いことが多かったけど、今思い出すのは良いことばかり」と思う鳳九。その後鳳九は寝てしまい、その姿を見ていた帝君は彼女を手巾に戻す。 燕池悟(燕魔君)が再び帝君に決闘を申し出、決闘の場に帝君が訪れる。戦うさなか手巾が落ち、そのとき竜巻が起こり六十年に一度しか開かないと言う谷底に鳳九と燕池悟は落ちてしまう。「小白!(しょうはく)」と叫んだ帝君。地面に落ちた鳳九は「その呼び方気に入ったわ」と思うのだった。 (見所)何だかんだと鳳九(手巾)を手放さない帝君(笑)「小白」って勝手に今まで心で呼んでたのかな?(笑) |
28話【比翼鳥族の地】ラブ度 |
梵音谷に手巾を落としたと浮かない顔で太晨宮に帰ってくる帝君だったが、天罡罩(てんこうとう)が守っているからあの者に危険はあるまいと言うのだった。 鳳九と燕池悟は谷からその下に落下してしまい道を歩いていた比翼鳥族の第二王子、相里萌(しょうりほう)に直撃してしまう。二人が落ちた場所は比翼鳥族の地で青丘とは軋轢があるため鳳九は身分を隠そうと思う。その後二人は牢に入れられ女王に死罪を言われるが、相里萌が【夜きょう族の王子と公主で比翼鳥族の学府に憧れてここまで来た】という嘘でかばってくれ罰は免れる。このとき燕池悟は女王の部屋に姫蘅が座っているのに気づき驚く。 鳳九(九歌)と燕池悟は疾風院に住むことになり毎日学府に通う。鳳九は何とかして逃げようと仙術で街を出ようとするが、王宮でしか仙術は使えないと知り諦める。燕池悟は姫蘅のところへ行き身分を問いただすが「この地の楽師です。これ以上付きまとわないで」と言われる。燕池悟は「お前がいる限り俺もここに居続ける」と話す。 ある日、鳳九は十年に一度の学府の競技大会があると知る。褒賞は頻婆果(びんばが)で今年の実は人間を生き返らせることが出来ると萌少(相里萌)が言う。鳳九は葉将軍を救えると思い、競技大会に参加することにする。しかし先生が選んだ者しか参加できないと聞き先生に媚びを売ろうと考える鳳九。 明日代理の神仙が学府に茶の講義に来ることになる。代理ではなく本来の神仙に来てほしい潔緑(けつりょく)は皆と協力して罠を仕掛け追い払い、本来の神仙が来るようにしようと計画する。萌少は「あの方は伴侶を見つけ共に湯あみをした女子がいる。諦めろ」と潔緑に話す。それを聞いた鳳九は「そんな神仙がいるの」と思うのだった。 (見所)学生生活エピソードが始まった!すごく面白そう。講義に来る神仙は【あの方】だと想像すると楽しすぎる。 |
29話【茶道の先生】ラブ度 |
講堂内に掘った穴が完成し鳳九は仙術で隠したあと外出する。その頃講堂には代理の神仙ではなく帝君が現れる。連れ添う先生が罠の落とし穴に落ち、激怒して鳳九を水牢に入れると言う。鳳九が先生に連れて行かれそうになるなか「その者がいないと私が不便だ」と帝君が現れて鳳九は驚く。 「半年もたってから助けに来た」と怒る鳳九。帝君が「案外楽しそうだ」と言い「手巾になって崖から落ちてみれば」と鳳九はさらに怒る。帝君は「手巾になったら許すか」と言って手巾に化ける。「冷えは苦手だ」と帝君が言ったため鳳九は手巾を氷水の中に入れ、手巾にミカンをつぶす。手巾に姫蘅の刺繍が入っているのに気づき姫蘅が愛しくてこれに化けたんだわと思う。 燕池悟が「帝君が梵音谷と天界を結ぶ仙術で連宋と碁を打っていた」と鳳九に知らせ、鳳九は帝君が手巾になっていなかったと分かる。帝君のところに行き「私を馬鹿にしたわね」と激怒したとき、帝君の術のせいでしっぽが出る。それを見て「前に会ったことがあるか?」と聞く帝君。間違いですと答える鳳九だが「私に助けられた恩返しの代わりに私に騙されたことは不問にせよ。手巾を返せ」と言う帝君。「手巾が大事なのは姫蘅が刺繍したから?」と鳳九は手巾で鼻をかんで地面に捨てる。その後、燕池悟から谷に姫蘅がいることを聞き「私を助けるために来たんじゃなかった」と思うのだった。 翌日競技大会出場者の発表があり、出られないと思った鳳九は頻婆果を盗もうと考える。頻婆樹へ赴くと大蛇が現れ鳳九は逃げ帰る。 (見所)帝君にここまでの態度を取れる鳳九がすごい!手巾を酷く扱う鳳九には驚愕だったけど帝君は手巾の中にいなかった(笑) |
30話【妖女の正体】ラブ度 |
頻婆樹の蛇が満月の日の真夜中に離れると萌少が教えてくれる。鳳九は燕池悟に一緒に頻婆果を盗もうと誘い「男らしい豪傑になれる」と聞いた彼は話に乗る。まずは地下道を作ってそこから侵入することにする。 姫蘅は帝君に「天界での婚儀の際、逃がしてくれた恩返しで傍で仕えたい」と言うが帝君は「傍にいなくていい」と答える。「想う方がいるのですか?もしや鳳九では」と言う姫蘅に帝君は何も答えない。 翌日、燕池悟が先に地下道に入ると道が三本に増えていた。燕池悟が迷って出てこない為、鳳九が追いかけると同様に道に迷う。その後、鳳九は地上に出た場所で帝君が妖女と逢引きをしているのを見てしまう。それを姫蘅も見ていてショックで彼女は立ち去る。実は帝君は三毒を浄化するために見かけは戯れに見えるが実際は激しく戦っていると見破る鳳九。妖女は緲落だった。鳳九は緲落と戦うなか帝君をかばい、帝君と二人で剣を操り緲落は消える。 帰ろうとする鳳九に「私は傷を負った。私を置き去りにして平気なのか」と言う帝君。「平気です」と答える鳳九に帝君は腕の流血を見せる。鳳九は帝君の腕に布を巻き「止血したからいいでしょ」と去ろうとするが帝君は「緲落のせいで結界が現れた。しばらく出られない」と言う。鳳九はつい「頻婆果を盗む約束がある」と話してしまう。帝君は「めまいがしてきた」と言い出し鳳九の膝に頭を乗せ「手が冷たい。握って温めてくれ」と言う。「男女は節度を」と鳳九が断ると「今度、梵音谷の女王に頻婆樹を植える方法を教わろうと…」と帝君が言い出し、帝君の手を温める鳳九。「疲れたからそなたも休め」と言って帝君は眠る。いつしか二人が並んで眠っているなか「私を守ろうとしたのはこの者が初めてだ」と帝君は思うのだった。 (見所)鳳九の膝に頭を乗せる帝君!!そしてあの手この手で鳳九を言いくるめる姿(笑)帝君も男だったのね(!?) |
★31話~35話★
31話【帝君のやきもち】ラブ度 |
鳳九は妖魔の邪悪な気を受けうなされながら自分の部屋で眠る。「母上寒い」と言って傍らにいた帝君の手を取り「一緒に眠って」と鳳九は泣く。「私は母ではない」とあやすように帝君は鳳九の背中をポンポン叩く。気が付くと鳳九は寝床で帝君の腰に顔を乗せて寝ていた。鳳九が起きると「何もしていない。あのような姿を誰かに見せたことは?」と帝君は聞き「家族以外に帝君だけです」と答える鳳九。このとき鳳九は外に姫蘅がいると言って布団にもぐるが気に留めない帝君。「姫蘅に誤解されても良いと?」と鳳九は問い「そなたこそ何か誤解している」と帝君は鳳九を押し倒したあと薬を取りに行く。帝君が薬を持って来ると鳳九はいなくなっていた。 その後、帝君は緲落の所に行く。昨日の緲落は鎖魂玉で作った化身だった。「化身を作ったのはおまえの秘密を探るため。ここにおまえが来たのは秘密を知られて不安になったからだ」と緲落は話す。そして「おまえの心の奥底には女子がいる」と帝君に言うのだった。 鳳九の部屋で昨夜の心配をする燕池悟と話していると帝君が訪れ鳳九は逃げる。帝君は燕池悟に「なぜ鳳九の部屋に勝手に入るのだ。いつから同じ居所に?」と聞き、燕池悟の部屋と自分の院を交換する提案をする。 鳳九が部屋に戻ると燕池悟の部屋にいる帝君が「今日から私に仕えよ」と言う。鳳九が転びそうになった際、帝君は抱きとめ鳳九の髪が乱れていると言って髪をなで「小白」と言う。その後、帝君は裂けた傷に薬を塗れと言い、鳳九は乱暴に塗る。「頻婆果を手に入れたいのだろう」と帝君は話し、翌日帝君の口添えで鳳九は競技大会の決勝に出られることになるのだった。 (見所)ちょくちょく帝君のヤキモチ具合が出ていて良い(笑)寝床で起床後「何もしていない」とか弁解する帝君(笑)気分を害して?押し倒したり髪を撫でたり気持ちがだだ漏れです。 |
32話【二人きりの特訓】ラブ度 |
宴を開いていた鳳九たちのもとに連宋が阿離を連れてやってくる。鳳九が阿離に菓子を渡した際、燕池悟も菓子を欲しがり「あなたの好きなお菓子は作ってこなかった」と二人で話していると帝君は不満げ。「あの者の好みに詳しいのだな」と鳳九に言う帝君だった。 夜中寝ている鳳九のところに緲落の化身が現れる。しかし帝君による結界で守られていた。その後、緲落は姫蘅のところへ行き「帝君を手に入れたいならあの者らに互いに疑心を与えるのだ。頻婆果を手に入れれば良い」と言う。翌日、燕池悟は姫蘅の頼みにより「大会に出る」と鳳九に話す。二人が【お互い勝ったら頻婆果を半分あげる】と約束をし合っていると、帝君が現れ「小白(鳳九)の武芸の指導をする」と言う。 帝君は【仙術を使わず氷柱を歩けるようにする】特訓を始める。鳳九が氷柱を歩けるようになると帝君は鳳九に目隠しをする。鳳九が氷柱から落ちると帝君が抱きとめるが二人の唇が重なってしまう。慌てて目隠しを取る鳳九と唇から血を流す帝君。逃げようとする鳳九に「何か言うことは?咬んで申し訳ないと」と帝君は言い、鳳九は謝る。その後、帝君は茶を飲みながら特訓を見守り、鳳九は目隠しでも氷柱を早く歩けるようになり剣も使えるようになる。 一方、萌少は意中の女子から貰ったコオロギが死んで酔いつぶれる。その意中の女子は青丘の姫、鳳九だった。それを聞いた九歌(鳳九)は「自分が鳳九なのは絶対に秘密」と燕池悟に言う。 (見所)帝君はすぐヤキモチ焼く(笑)そして事故による二人の初キス!(人姿での)ロマンチックさもなかったけど、鳳九はわざと咬んだのかな? |
33話【決勝の熱戦】ラブ度 |
店から出て仲良く話す鳳九と燕池悟の姿を陰から見つめる帝君。翌日「昨夜はどこへ?十日間は結界の中で稽古をするように言った」と帝君は鳳九をとがめる。「勝ちたくなければもう指導はせぬ」と言う帝君に鳳九は謝る。 その夜、帝君は寝ている鳳九の額の傷に薬を塗り、起きた鳳九に「襟元をゆるめよ」と薬を塗るために言うが鳳九はそっぽを向く。「私に何かされるとでも?」と帝君が言うと「昼間少しも休ませなかった」と不平を言う鳳九。帝君は「私は常に傍で守ってやれるわけではない。天罡罩がなかったら谷から落ちた際、身が砕けていた」と話し、鳳九は驚き感謝し天罡罩を返すと言うが「私が死ぬとき自ずと消えるから返さなくて良い」と帝君は答える。帝君も死ぬことがあるのかと鳳九は驚く。 翌日「頻婆果を得たいのはなぜだ」と帝君は鳳九に問う。「まだ食べたことがないからです」とごまかす鳳九に「燕池悟が食べたがっているのか?」と聞く帝君。どうして燕池悟のことをしつこく聞くのと鳳九は思うのだった。 競技大会の日。予選で姫蘅の弾く琴に合わせて皆は笛を吹く。姫蘅は九歌(鳳九)の番になると急に難易度を上げるが鳳九はうまく合わせて決勝に進む。燕池悟も決勝に進み、次は皆で氷柱の上で好きな相手と戦い最後まで勝ち残ったものが勝者となる。最終決戦に残ったのは鳳九と燕池悟だったが、戦うさなか緲落に操られた姫蘅が燕池悟に術で正気を失わせ鳳九は危機に陥る。帝君が姫蘅の気を失わせて燕池悟が正気に戻り、鳳九が勝つ。 (見所)帝君は燕池悟をライバル視?してるのが面白い。全然違うのに(笑) |
34話【命懸けの願い】ラブ度 |
意識を取り戻した姫蘅は帝君に「自分が侵されている秋水の毒に効くというので頻婆果で毒を抜きたい」と話す。帝君は「そういうことなら与えよう」と答える。 鳳九のもとに褒賞の頻婆果が届けられる。しかし見てみると極上の桃だった。姫蘅が現れ「帝君にお願いして頻婆果をもらった」と鳳九に話す。鳳九は「何でもあげるから半分分けて」と頼むが断られる。「帝君は私が必死に頑張ったことを知ってるのに、姫蘅はお願いだけで頻婆果を貰えた」と鳳九は落ち込む。 一方、天界で連宋は司命に【鳳九と帝君の話】を聞きたいと言う。酔って秘密を話してもそなたに非はないと言うため、司命は今までの出来事を話す。その後、帝君は【いなくなった狐は鳳九】で【頻婆果は鳳九を救った人間を生き返らせる為に必要だった】ことを連宋から聞き、小白(鳳九)は私を恨んでいるだろうと思うのだった。 鳳九は頻婆樹へ行き、大蛇に阻まれるが結界をはって進む。頻婆果に手をのばしたとき「阿蘭若(あらんじゃく)公主」と大蛇に言われ、青白く光った空間に閉じ込められてしまう。鳳九は叫び声をあげ、帝君をはじめ連宋や皆が駆けつける。比翼鳥族の女王や萌少は「九歌(鳳九)は阿蘭若の夢に閉じ込められたようだ」と話す。「阿蘭若は大蛇に育てられ非業の死をとげ、彼女の執念が夢の世界を作り出した」「言い伝えによると夢に陥ったものは強い意志がなければ夢から出られず、修為を吸い取られ灰と化すまで眠り続ける」と言う。連宋が「おそらく自分で抜け出すか、他の者が夢に入って連れ出すしか方法はない」と言うと、帝君は蛇陣を通るため修為を9割除いて鳳九のいる空間に向かう。大蛇に傷つけられながら鳳九のもとにたどり着き、眠いと言う鳳九を抱き寄せ額に口づけする。その後二人の姿は青白い空間から消え、夢の世界に入っていく。 薄暗い夢の世界の中で帝君は鳳九を寝床に寝かせ、鳳九が目を覚ますと「具合はどうだ」と声をかける。「帝君が優しいのは夢の中のせいね。ならいっそ願いをかなえちゃおう」と鳳九は帝君の首に両手をかけ抱き寄せ、口づけをするのだった。 (見所)何の迷いもなく鳳九を助けに行く帝君が素敵。鳳九があの狐だったことも知って、鳳九の気持ちも分かったらこの後、帝君はどうなるのかな~(楽しみ) |
35話【阿蘭若の夢】ラブ度 |
鳳九が唇を離すと帝君が再度口づけしてくる。息苦しくする鳳九に「どのように息をするのか知らないのか」と帝君は問う。「息を止めるのは青丘の習慣です」と言い訳する鳳九に「そんな面白い習慣は初めて聞く。試してみるのも悪くない」と言う帝君。「なんて破廉恥な」と責める鳳九に「先に唇を重ねてきたのは誰だ?」と返す帝君。「これは私の夢の中です。私は帝君に何をしてもかまわない」「これは夢なのか。どうりで大胆だと思った」二人は言いあう。 その後、鳳九はここが阿蘭若の夢の中だと知り、帝君は【夢は傷を負った者の記憶を乱す】ため確かめると鳳九は太晨宮にいたころまでの記憶しかなかった。鳳九はあの狐が自分だとやっと帝君が気づいたことを知り、太晨宮での酷い出来事を語り帝君に恨みを言う。帝君はこの夢に陥って時間がたち鳳九の修為は尽きたため元神を修復しなくてはと考える。そんななか残された時間を楽しく過ごしたいと思った帝君は「我々は夫婦だ」と言い出す。信じられない鳳九。懐炉の用意をしてくれる優しい帝君を見つめ、思わず帝君に口づけしそうになる。それをからかわれ「夫婦なら帝君から求めるのが当然」と鳳九が言い返すと、帝君は鳳九を寝かせ口づけをする。その後、鳳九の気を失わせ元神を取り出したあと、体は棺に入れ湖に沈める。鳳九の元神は記憶を失くした阿蘭若として、彼女の部屋で目覚める。 燕池悟は魔界に行き、魔君たちに帝君と鳳九を救ってくれと話す。皆が神族を倒す機会だと言うなか聶初寅は緲落のところへ行き「封印を破るには絶好の機会」だと話す。 (見所)この回はとにかく中盤くらいまで甘い甘いラブシーンだらけです!!二人が交わすセリフも良い(笑)相変わらず面白い会話をする鳳九と「我々は夫婦だ」とまで言い出す帝君(笑)終盤はいきなりの設定と展開で次回を見ないとよくわからない感じでした。 |
★36話~40話★
36話【公主の生活】ラブ度 |
沈曄(しんよう:頻婆樹の蛇穴で育った子供の頃の阿蘭若にその名前をつけ世話をしていた従兄。帝君と同じ顔)は部屋で夢の世界を眺めながら「阿蘭若が亡くなったあとこの夢を作った。この夢を作ればお前は最初からやり直せる。元神を集めることもでき生まれ変われる」とつぶやく。そして阿蘭若に会いに行くことにする。 鳳九は阿蘭若の部屋で目覚めた後「今の私が阿蘭若ならなり切っておこう」と考える。侍女の茶茶が青殿下(蛇)の誕生日だと言って蛇を連れて来て、蛇に追いかけられ鳳九は逃げまどう。茶茶は不思議がり「青殿下とはずっと一緒に住んでいて仲が良かった」と話す。そして阿蘭若が息澤(そくたく)神官に嫁いでいることも話し「もう夫がいるの?」と鳳九は驚く。 一方、帝君は鳳九の元神がどこへいったか夢の中の街を探し歩く。「橘諾(きつだく:阿蘭若の姉)公主が数日前怪我をし、治療のために大王が息澤様を招く」と耳にした帝君は息澤のところへ行き修正術で元の姿のまま息澤に入れ替わる。帝君(息澤)は怪我をした橘諾公主のところへ行き、彼女が身ごもっていることに気づく。元神が宿るのに胎児は最もふさわしいと思い、お腹に向かって「小白(鳳九)。そこにいるなら時期がきたら私が出してやろう」と話しかける。 鳳九(阿蘭若)は料理屋に行った帰り、沈曄と出会うが避けると「忘れたのか」と言われる。鳳九は大雨の中走って逃げた後、茶茶に沈曄とは交流がないと教わる。「以前誕生日の贈り物をした際、公主に汚いと言われた沈曄は全部捨てた。それ以来交流はない」と。 その後、鳳九は「師匠の陌葉(はくよう)が戻った」と知らされる。陌葉に酒を出され「味を知ってる気がする」と言うと「間違いない。鳳九様だ」と彼に言われる。実は連宋が蛇の女王の縁類なら助けられるかもと送り込んだのが陌葉だった。実際、阿蘭若を救い出し面倒を見た本当の師匠だと言う。「用があり2年離れていた間に阿蘭若は自害したと比翼鳥族は言い、信じずに死因を調べていた。力を貸してもらえないか」と陌葉は話す。手伝うと答える鳳九。彼はここは誰かが再現した阿蘭若の生前の世界で「阿蘭若が死ぬ日まで完全に再現してほしい。それがここを無事に出る唯一の手段かもしれない」と話す。 (見所)鳳九はお腹の中にいないのに話しかける帝君がちょっと面白い(笑)陌葉に救助を頼んだ連宋は出来る子!沈曄はなんで帝君と同じ顔なのか…阿蘭若(鳳九)とペアな関係だから? |
37話【仮面夫婦の対面】ラブ度 |
鳳九(阿蘭若)は傾画(母)の誕生祝いの宴に招待される。帝君(息澤)も招かれ席につくが鳳九の気配を感じて探しに出歩く。入れ替わりに鳳九が宴に来るが、青殿下(蛇)が席の近くにいたため怖がり宴から逃げる。その後、陌葉に「阿蘭若の母は彼女を産み落とすと捨てた。阿蘭若は神官長の息澤をけん制する為に嫁がされた。夫婦とは名ばかりで同居もしなかった」と説明を受ける。 陌葉は宴で息澤を見かけ、帝君が息澤になったことを知る。翌朝、鳳九は姉に朝餉に招待される。その朝餉には息澤も来ていて、帝君(息澤)は鳳九(阿蘭若)を見て【小白(鳳九)】だと驚く。鳳九が帰ると帝君は追いかけ「うり二つだが私を見ても驚かなかった」と不思議に思う。 鳳九は陌葉に「今夜船が断腸山に接岸するからそこにある月令花を見たい」と話す。鳳九(阿蘭若)がいなくなると青殿下(蛇)が怒るため、嗅覚で探しているのを利用し【私の香りのついた衣を妹に着せること】を思いつき【妹を穴に落とす計画】を練る二人の姿を陰から見つめる帝君。その後、現在の神官長の沈曄が来て、長旅の疲れを取る準備はできたと皆を招く。帝君は「この者の息遣いは私と似ている。同門の仙術を修行しているのか」と思うのだった。 (見所)鳳九は帝君のこと忘れちゃったのかな?それとも陌葉が何かした?? |
38話【月令花の悲しみ】ラブ度 |
阿蘭若の妹(嫦棣:じょうてい。息澤を好きで性格が悪い)に待ち合わせの文を出し、息澤に変装した陌葉が彼女を待つ。嫦棣は陌葉の元へ行き水の入った落とし穴に落ちる。「着替えたほうが良い」と陌葉は彼女を部屋に連れて行き、阿蘭若の香りのついた衣に着替えた嫦棣は青殿下(蛇)に追いかけられ逃げ惑う。 一方、鳳九の前に本物の息澤(帝君)が現れる。しかし鳳九は彼を陌葉だと思って良縁の習わしのある仮面を渡し、二人でつけて月令花を見に行く。花咲く時間が来ると月令花は光りながら暗闇を舞う。鳳九は「今、私たちの目にはこの花しか映らない。私達は執着を捨てるべきと分かっていても捨てられない」と話す。ずっと黙っている陌葉(本当は息澤)に「辛いなら阿蘭若を好きなことを認めなさい」と言うと「私が好きなのは阿蘭若じゃない」と息澤(帝君)は答える。「じゃああなたが好きなのは誰」と聞くと「美しい女子だ。顔も性格も良くて有能。私が選んだ以上当然完璧だ」と彼は答える。「私も以前ある方を深く愛してたはず。朧気だけどそんな感じがする。でも一度も報われない」と話す鳳九に「相手も悔やんでる」と息澤(帝君)は言うのだった。鳳九が陌葉の仮面を取ると本当の息澤だったことに気づき、慌てて逃げ帰る。 その後、橘諾のお腹に元神は宿っていないのを確認する帝君。蛇を放任し妹を気絶させたと怒った父は罰として阿蘭若(鳳九)を石籠に入れる。鳳九は石籠に入った後、気絶させられ再びどこかに連れていかれる。目覚めると棘だらけの九曲籠に入れられていた。嫦棣の仕業だった。「私はやられたら倍にして返す。私があんたを殺しても禁足で済む」と嫦棣は言う。そんななか周りの屋敷が火事になり、鳳九も火に囲まれる。すると沈曄が助けに来て痛み止めを飲ませてくれ「私も皆もお前に借りがあるが必ず返す」と言って鳳九を森の屋敷の前に座らせて去る。 鳳九を見つけた陌葉は「本当の阿蘭若とは違うから、彼女の人生と遭遇することが少し違う」と話す。「それで死の真相が分かる?」と聞く鳳九。「皆の心を分かれば死の真相も分かる。ただ重大事は当時の阿蘭若と同じ決断をしろ」と陌葉は言う。 (感想)帝君が鳳九をどう思っているのか分かった回。【完璧】って思われてたのね!!鳳九すごい! |
39話【孤独の記憶】ラブ度 |
鳳九(阿蘭若)は火に覆われて死ぬと思ったときに急に思い出した姿があると陌葉に話す。「紫の衣を着て白い髪だった。顔は分からない」と。そして「私が好きだった方は必要な時にいつもいなかった気がする。いつも死にそうなとき独りで乗り越えた」と鳳九が話すのを陰から聞く帝君(息澤)。「阿蘭若は誰にも愛され守られなかったと思うと辛い。私だってあまり変わらない。見捨てることなく私に手を差し伸べてくれる誰かに出会いたい」鳳九は涙を流しながら話し、陌葉の肩に頭を乗せて寝てしまう。陌葉が彼女を抱きかかえようとすると帝君が自分で抱きかかえる。 鳳九が舟の中で目が覚めると傍に息澤(帝君)がいた。傷はどうだと言い砂糖水も渡してくれる。鳳九は「私は橘諾じゃない。毎晩姉上に付き添っているのでは?」ととまどう。「あの夜、思うものがいると言ったな?その者はそなたを失望させたのか?」帝君は聞き「私が勝手に失望しただけ。縁がないだけ」と鳳九が答えると「とことん失望させたようだ」と帝君は悲しげに言う。 帝君は陌葉の元へ行き、陌葉が連宋の指示で来たことを知る。「この夢は誰が作った?」と聞くが陌葉は分からないと答える。「阿蘭若の一生を順当に終えてもらえば夢から出られるかと」と話す陌葉に帝君は「することがある」と言って、不在の間の小白(鳳九)の世話を頼む。 翌日、鳳九は陌葉と一緒に焼魚と粥を食べる。「この魚は息澤が持ってきた」と話す陌葉に「息澤と阿蘭若は愛のない夫婦でしょ?でも息澤の態度は違う」と不思議がる鳳九。 (見所)鳳九は【誰にも愛されず守られない】なんて思っていたの(!?)ぼんやりとした記憶だけでそう思っちゃってる(!?)狐の時酷い目にあったからかな??皆から愛され守られまくっているのに…。 |
40話【姉妹の陰謀】ラブ度 |
流れ星が流れる夜、宴が開かれる。皆が集まるなか、嫦棣は「私が頼んで息澤様は始空山に護心草を摘みに行った。傷が癒えない姉のために」と話す。その後、薬師が来て公主たちのために薊柏果(薬材)を持ってきたと言って用意しようとすると息澤(帝君)が現れ「阿蘭若(鳳九)は食べられない」と断る。「夜は風がある」と鳳九に上衣をかけ、陌葉に場所をどけと合図して帝君は鳳九と並んで座る。そして「阿蘭若のために険しい山に入った」と皆に言う。鳳九は「私達は名ばかりの夫婦よ。あなたは断腸山を下りたあと真っ先に姉のところに…」と小声で言うと「阿蘭若に会いに行ったが陌葉と親密そうにしていたから無視した。嫉妬している」と話す帝君。鳳九は驚き、陌葉は「濡れ衣です」と弁解する。 そのとき流れ星が流れ、皆で見上げる。途中で席を立った沈曄は部屋で「また阿蘭若と一緒に星を眺めたい。しかしおまえは変わったようだ」とつぶやく。その後、陌葉の部屋に【辰の刻に小舟で話がある】と阿蘭若からの文が置かれていた。同じ頃、鳳九の湯のみに何者かが惚れ薬を入れ、目覚めた鳳九はそれを飲んでしまう。 橘諾は「あの者をどん底へ落とすのよ。そろそろよ」と嫦棣を連れて阿蘭若のところへ赴く。阿蘭若の部屋に押し入り「寝床にいるのは陌葉様?師匠と共寝など恥さらし」と言って、大王を呼びに行かせる。しかし寝床から出てきたのは夫である息澤だった。文の筆跡の違いに気づいた陌葉が帝君(息澤)と裏をかいたのだった。姉妹は罰として大王に軟禁される。その後、橘諾は私通で子を宿していたことがばれ死罪が決まり、嫦棣は大王の大切な灯籠を壊したため流刑が決まる。「親に愛されていた二人なのに急におかしい」と思う鳳九。実は帝君が大王を使い二人を懲らしめたのだった。 (見所)橘諾と嫦棣、一体どんな策を仕掛けてくるのかと思ったら…惚れ薬って(笑)帝君の嫉妬心から来る行動を受けているときの陌葉の表情が面白い(笑) |
41話以降は次ページになります。
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