《夢幻の桃花~三生三世枕上書(ちんじょうしょ)》各話あらすじとキャスト紹介!見所ポイントとラブ度付き。ときめきラブストーリーです!

各話あらすじ

なるべく簡潔に恋愛メインのあらすじになっています。下の【目次】はクリックできますので読みたい部分からどうぞ。【このページは11~25話あらすじがあります】

1~10話はこちら。26~40話はこちら。41~56話はこちら

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★11話~15話★

11話【運命の転機】ラブ度

鳳九のところに司命が来て「劫を邪魔されると帝君の仙力が回復しない。帝君(大王)は出会うはずの宮女の周夢渓(しゅうむけい)に会えなかった。二人を出会いに導き情劫を修正してください」と言う。

鳳九は男装姿で人間界に行くと、ちょうど楚宛公主の輿入れ行列が通る。途中で刺客が現れ騒ぎになり、葉将軍を狙う刺客に気づいた鳳九は「危ない!」と知らせ将軍は助かる。鳳九は将軍に探していたと言われ王宮に行くことになる。その後大王の兄、宋玄応のところに「阻まれた」と報告に行く刺客(配下)。

大王のところに楚宛公主が到着する。葉将軍は「小九を見つけた」と大王に報告し、小九(鳳九)は御前に進む際、公主(姫蘅)とすれ違い驚く。大王に「欲しい褒美はあるか」と聞かれ、小九は「侍衛となっておそばで守りたい」と答える。その後、部屋を与えられた小九のもとに葉将軍は感謝のしるしにお酒を持って来る。二人で飲むなか「義兄弟になろう」と将軍は言う。小九は将軍に周夢渓を知っているか聞き、将軍は「探しておく」と言う。

その夜、小九を見に行こうと歩く大王と、酔い覚ましで庭を歩く小九が池の近くでぶつかり一緒に池に落ちてしまう。水に濡れて髪のほどけた女子姿の小九に目を奪われる王。小九は泳いで部屋に戻るが、王は「女子が残っている!探せ」と配下に命じる。その後、王は池で出会った女子を思い浮かべ、あれほど美しい女子がいるとはと微笑む。

夜通し探したが見つからないと報告する葉将軍と小九に「仙女に心奪われた」と言う王。二人は仙女を見つける任務を与えられる。

(見所)大王と小九が一緒に池に落ちる展開からが特に楽しい!仙女に夢中の大王の表情が笑える(笑)

 12話【忘れ得ぬ美女】ラブ度

成玉は鳳九が人間界に行った話を知り、鳳九(小九)に「狐にされたみじめさを忘れたの」と言って連れ戻そうとする。劫の修正の為だと鳳九は答え、姫蘅が人間界にいる話をすると成玉と司命は変だと言い、調べることにする。その後、司命は姫蘅の運名簿は空白になっていると言い、成玉は姫蘅(楚宛公主)は魔族が放った間者だと推測する。姫蘅の記憶がない様子だったため、以前の短刀の図を使って試せばぼろをだすと話す。

小九は「私が描いた短刀の図」だと大王と楚宛公主に見せる。その際の楚宛の様子を観察するが何の反応もない。その後、小九は庭で見つけた芙蓉の花で葉将軍の顔の傷痕を消せる薬を作り、将軍に手渡すと喜ばれる。このとき、小九の胸が将軍とぶつかり違和感のある顔をする将軍。

大王は将軍に小九が描いた短刀の図を見せ、まことに巧妙で感心したと言う。急に武器の図を持って来るとは奇妙だと従者が言うと、何かあればこの首で償うと将軍は言う。王は将軍に模写を渡し、この図の短刀を職人に作らせろと言う。

将軍は周夢渓について調べる中、少し前に冷宮で死んでいた事が分かり小九に報告する。小九は「私がいなければあなたは生きていた」と思い、冷宮に行き謝る。すると司命が現れ、帝君の劫はこのままだと失敗すると話す。劫の邪魔をしたのはあなただ、あなたが情劫の相手となり帝君に愛の苦を与えてくださいと言うのだった。

(見所)わたし的にはやはり小九と将軍の【ぶつかり】とその後かな。ちょっと女って気づいたんじゃ?っていうのと、小九から薬を貰って義兄弟以上の感情を抱きつつある?みたいな部分が好きです(笑)

13話【美貌の九美人】ラブ度

小九は女子の姿になって大王の前に現れる。男装をしていたことを謝る小九に、大王はあのときの女子だと喜び、葉将軍は驚き戸惑った顔をする。大王は小九を妃にし、美人の位を授ける。その後、部屋に司命が来て「人間界に長くいると仙術の傷が悪化する」と忠告し、鳳九は「早く決着を付ける」と答えるのだった。

九美人(鳳九)は多数の侍女の中から沐芸(もくうん)をお付きに選ぶ。彼女は首元に蝶のあざがあり「人間界に落とされた沐風蝶?」と思う鳳九。夜になり九美人のところに大王が訪れるが、妃とする儀式は太后の意向でまだ行えないと話す。絶世の美女とはそなたのことだろうと言い嬉しそうな大王だったが、長居は出来ぬと言って帰る。

九美人が庭で芋を焼いていると大王が来て一緒に食べることになる。焼き芋を好むのはそなただけだと笑う大王に「ある方が焼いた芋を食べて好きになった」と帝君を思い浮かべて話す九美人。あの方との思い出はわずかしかないと言うと「その者に会ってみたいものだ」と言う大王。

霊璧石の隠し場所が見つからない楚宛公主と凌香。唯一探していないのは大王の寝殿だった。考えがあると言う楚宛。大王が開いた花見に楚宛は気分がふさいでいると言って来ない。大王が九美人のすすめで様子を見に行くと、楚宛は大王の亡き母を利用して、自分も母を亡くしていると嘘の話をして大王の気をひこうとする。その後、楚宛は宋玄応に出くわし「そなたと大王との婚姻には裏がある。思いあがって軽率に動くなら容赦しない」と言われる。

大王は再び楚宛の元に行き一緒に食事をしていると【九美人が卒倒した】と知らせが入る。急いで駆けつける大王。九美人は目が覚めると大王を「帝君」と呼び、間違えましたと謝るのだった。

(見所)池に落ちた女子が見つかって喜び全開の大王が可愛い。逆に葉将軍は浮かない顔で不憫。今後将軍の想いが気になる!

14話【宮廷の陰謀】ラブ度 

大王が自ら焼いた焼き芋を九美人(鳳九)の元へ持ってくる。帝君が焼いてくれたものと同じ味だ思う鳳九。おいしいと言うと「あの者と比べたらどうだ?そなたが望めば余はそなたに一生芋を焼いてやる」と言う。大王の手の火傷に気づき、薬を取りに行った九美人に大王はキスをしようとするが九美人は顔をそむけ「薬を塗る」と言う。

翌日、九美人はお礼に大王に無憂糕を作ることにする。葉将軍が剣の図で分からない部分を聞きに来た際「味見して」と、九美人は将軍の口に無憂糕を押し込み食べさせる。その二人の姿を陰から見た大王は帰ってしまう。その後、九美人は無憂糕を大王に持って行く。「この菓子を食べるのは余が最初か?」と聞かれた九美人は否定し「恩のある友」だと答え、天界で帝君が食べた姿を思い浮かべる。しかし大王はそれが【葉将軍】だと思うのだった。

乞巧節の宴を楚宛(姫蘅)は任せられる。宴で無憂糕を毒見した大内官が死んでしまう。九美人を取り調べるべきと言う宋玄応。九美人は濡れ衣だと訴えるが、大王は九美人と侍女を牢に入れて調べろと言う。楚宛は凌香に「あなたが?」と聞くが、違うと答える。

将軍は大王に「他の者の仕業」だと言うと「それは百も承知だが、証がなければ疑いは晴れぬ。素性は本人も話そうとしない。かばいたくても為す術がない」と言い、潔白を示す証を探せと将軍は七日間の捜査期間を与えられる。

牢で九美人が鞭で叩かれ、それを将軍が止める。九美人は「大王は私を信じている?」と将軍に聞き「そなたの潔白を示せと言っておられた。なのにそなたは信じないのか?」と言われるのだった。

(見所)ちょくちょく見える大王の嫉妬が良い。九美人の前だと委縮してしまう葉将軍も良い(笑)好きな人、美人の前で照れてぎこちなくなる少年みたい!

15話【無実の証明】ラブ度

七日間の捜査期限が目前に迫る。葉将軍は牢にいる九美人(鳳九)のところに行き、無憂糕の製法を教えて欲しいと言う。九美人は故郷にある無憂華の花を使ったと答えるが、故郷の場所は教えない。

楚宛(姫蘅)が菓子を持って大王の元へ訪れる。それを食べた大王は眠り、その間に楚宛は寝殿を探すが霊璧石はない

牢に大王が訪れ、母上の前で故郷と無憂華の由来を話せと言う。九美人は言えないと答える。【私がこのまま死んだら大王は苦しむ。そうしたら情劫が終わる】と考える鳳九。帝君の劫を助けるためにも私が青丘の姫なんて言えるわけない。全ては帝君への恩返しのためだと思うのだった。

牢に将軍が来て「当日のことを思い出せ」と言い、九美人は「器が違っていた」ことを思い出し話す。期限の日。将軍は大王と皆の前で九美人が作った無憂糕を出し「無毒なので私が食べてみます」と言って食べる。将軍に異変は起こらず「なぜ大内官は死んだのか」と皆が騒ぐ。将軍は「器に触れる部分に毒が付着していました。器をすり替えた宮女が犯人です」と話し、罪を認めた宮女を連れて来る。その宮女は大王に剣を向け切りかかり、玄応がすぐさま宮女を殺すのだった。

牢に来る大王。将軍が下手人をみつけたと報告し「許してくれるか?」と謝る大王。「ずっとお会いしたかった」と二人は抱き合う。その後、大王は九美人に【夫人の位】を与えると言う。将軍は部屋に戻ると小九にもらった薬を見つめ、早く忘れようと思うのだった。

(見所)大王と九美人を近くで見つめる立場の将軍が何かと不憫になる。早く忘れられるのかな?

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★16話~20話★

16話【地下宮殿の秘密】ラブ度

九夫人(鳳九)は宮の前を通りがかった葉将軍を呼び止め、下手人を見つけてくれたお礼を言い、再び薬(木芙蓉花膏)を渡す。将軍は以前小九からもらった薬を返そうと思っていたが、それを受け取るのだった。

楚宛(姫蘅)が寝込んでいると知らせが入り、見舞いに行く大王と九夫人。二人の姿を見た楚宛は「寵愛を得て霊璧石を得る策は無理なようだ」と凌香に言う。

大王は九夫人を王陵の下にある地下宮殿に連れていく。霊璧石を見た九夫人は、これはきっと鎖魂玉だと思う。大王が触ると光るだけでなく、九夫人が触っても光り、大王が驚く。大王は「仕掛けを修復するだけでなく新たな仕掛けを作りたい。そうすれば霊璧石を守れる」と話し、一緒に設計図を見ながら仕掛けを作る際、怪我をしてしまう。九夫人は手当てをし「あまりに不注意です」とたしなめると、大王は「叱られたのは初めてだ。王ではなく夫として思ってくれている証だ」と喜ぶ。そして九夫人に口づけする。

大王が九夫人の宮に満月鑑賞に訪れる。大王の怪我に再び薬を塗る九夫人の額に大王はキスをする。その夜、二人は一緒に床につくが、大王が目覚めたときには自分の寝殿にいて、隣に九夫人はいなかった。内侍に聞くと昨夜泥酔した大王を将軍が送ったと言う。腑に落ちない大王。その後、自分が焼いた芋を将軍に食べさせる。「自分の芋と比べて味はどうだ?」と聞き「芋を焼いたことがない」と将軍が答えるとホッとするのだった。

大王は自分が作った菓子を九夫人に食べさせる。百合の花を使い【百合糕】と名付けたと話し「思いあう二人が百年相和することをさす。二人だけの菓子だ。無憂糕より百合糕が美しいと思わないか?」と言うのだった。

(見所)九夫人のことが大好きでたまらない様子の大王が可愛い!【九夫人の話していた焼き芋の人】が将軍なのか確かめてみたり、百合糕まで作ったり。

17話【策略の香り】ラブ度

司命が現れ「得られぬ愛で苦しむのが情劫。王はすでにあなたを愛したから他の男性と情をかわすのを見せつけてください」と九夫人(鳳九)に言う。

楚宛(姫蘅)は九夫人を利用して霊璧石を探ることにする。手土産として香り袋を九夫人に渡すが、これは置けば香りが体に移りどこにいても分かるものだった。

忙しくなる大王に王陵の件を任される九夫人。九夫人は葉将軍と王陵に行くと凌香が王陵に忍び込み、仕掛けが作動し九夫人と将軍は危険な目にあう。その後、凌香は楚宛に「きっと霊璧石は王陵にある」と報告する。九夫人は王陵から出た後、将軍から貰った気付けの酒を飲みながら昔の恋愛話(帝君との話)をする。報われなかったし傷つけられたと。将軍は「それほど愛した男がいたなら大王のことは…」と思わず聞くが、言葉を濁した九夫人に「私が王宮に連れてきた。もし辛いなら手を貸そう」と言ってくれる。

楚宛は九夫人がいない間に部屋を探り、九夫人が描いた霊璧石の絵を見つける。王陵にあるのは間違いないと確信し、凌香は再度王陵に行く。その後、大王と九夫人が楚宛の部屋に訪れると同時に、凌香が将軍に捕らえられて部屋に連れられてくる。

九夫人は楚宛がくれた香り袋の件や、以前仕掛けが作動した際に矢の先に血がついていた件などから霊璧石を狙っているのが分かったと話す。凌香は「霊璧石を狙ったのは私だけで、香り袋も私が楚宛公主に指示した物。全ては私の過ち」だと言い自害する。楚宛は自分の罪は白状せず牢に入れられる。九夫人は牢に行き「姫蘅、記憶をなくしたの?」と聞く。楚宛は凌香も知らないことを知っている九夫人に驚き、以前の私を知ってるのかと問う。九夫人は答えず「なぜ霊璧石を狙ったの」と聞くと楚宛は「命の恩人の為」としか言わないのだった。

(見所)凌香(閩酥と同じ顔)!潔く自害するのは天界(魔界?)のときと同じ…。

18話【密会の疑惑】ラブ度

玄応の配下が牢にいる楚宛(姫蘅)を襲った瞬間、楚宛の姿が忽然と消える。大王も消えた楚宛のことを知り、何をしていたと侍衛達を怒る。九夫人(鳳九)は誰かが仙術で姫蘅を救いだしたのかもと考え、大王に【楚宛は人間でないのかも】と話すと大王は霊璧石は守られたしもう良いと言う。楚宛が目を覚ますと魔界にいた。燕魔君(燕池悟)が彼女を救ったのだった。

九夫人がお酒を飲んでいると大王が訪れる。九夫人は寝床に横たわらされ「恋しいのは誰だ。誰でも構わぬ、今後は余だけを」と言う。どうしようと考える九夫人に今夜はここに泊めてくれと言う大王。しかし九夫人は寝てしまい、大王は部屋を出て帰る。

玄応のところに聶初寅が現れ「霊璧石を渡せば国王の座を手に入れるの助けてやる」と言う。玄応は「王陵の地下の地図が大王の書斎にある。それを探してみる」と話す。その頃大王は葉将軍から木芙蓉花膏の香りがし、顔の傷が治っているのに気づく。傷は?と問うと「最近良い薬を得た」と話す将軍。大王は【九夫人の薬】だと考える。

九夫人は将軍と馬に乗り景色の良い山の上に行く。そこは将軍の特別な場所でここに来ると悩みを忘れることが出来ると彼は話す。将軍は九夫人に贈るつもりだった腕輪を懐に隠していたが、九夫人がそれを見つけ手に付ける。将軍は「王宮が辛くなったら私を頼れ」と改めて言うのだった。

夜になり、大王は九夫人の所へ訪れるが彼女はいない。侍女たちは居場所を問われ、一人の侍女が「気晴らしに誰かと出かけると言っていた」と話す。九夫人が戻ってくると部屋には大王がいた。気がふさぐので一人で王宮の外に出かけていたと話す九夫人だったが、大王は着けている腕輪に気づく。九夫人は「通りがかった店で買った」と弁解するが「そなたは宝飾品が嫌いかと思っていたが余から貰うのが嫌だったわけか」と言って出て行ってしまう。

(見所)少しずつ葉将軍と九夫人のつながり(薬とか腕輪とか)を分かっていく大王がちょっと可哀そう。腕輪を九夫人に気に入って貰えて喜ぶ将軍は可愛かった!

19話【選ばれし王后】ラブ度

酒に溺れる大王のもとに太后が訪れ「王后を立てれば後宮が平穏になり天下も定まる」と言い、立后することになる。

大王は皆の前で九夫人(鳳九)を王后にすると発表する。臣下に相談もなく、素性の知れない者をと皆は納得しない。太后は愚の骨頂だと怒り「九夫人は素性も知れず何か陰謀を企んでるかも」と言う。大王は私の心には九夫人しかいないと話し、実はもう一つ理由があると言う。「霊璧石が九夫人に反応した。守るべきと天が遣わさせたのです」と。太后は驚き、反対することが出来なくなるのだった。

九夫人は庭に葉将軍がいるのに気づき侍女を下がらせる。将軍は「ずっと言いたかったことがある」と文を渡す。そこには【王后になると聞いたとき心に穴が開いたようだった。そなたを王宮に連れてきたことを後悔している。もしそなたが王宮を出たくなったら私は千山万水を越えて生死を共にする】と書かれていた。

司命が現れ、将軍の愛は情劫の契機だと言う。そのとき大王が来て「これまで余は誠意が足りなかった。いつかそなたも余に心を捧げてくれよう」と九夫人に微笑む。鳳九は私が心を鬼にしないと大変なことになる。恨まないでと思うのだった。

地下宮殿の地図を手に入れ、聶初寅は玄応に「兵を集めてきた。折を見て都の門を開けてほしい。私の手下が乱をおこし、その間に王陵へ攻め込む。私は霊璧石を奪う」と話す。玄応は立后の儀の日が絶好の機会だと言う。

将軍のもとに【あなたと共に千山万水を越えたい】と九夫人からの文が届く。そして立后の儀の日。大王と太后のもとに九夫人が消えたと知らせが入る。大王は「将軍に探させろ」と言うが「将軍も消えた」と言われる。大王は九夫人の部屋で【さようならお許しください】と書かれた文を見つける。そして、将軍が九夫人にあてた文も見つかる。「地の果てまで追い二人を連れ戻せ」と涙を浮かべながら指示する大王だった。

(見所)今まで沢山の愛情と誠意をくれたのに「誠意が足りなかった」と言う大王…。【得られぬ愛で苦しませる】情劫って本当につらい。将軍の愛情も生死を共にするとまで言ってくれて今後を想像するとつらい。(プロフィール紹介に葉将軍役の俳優さん追加!)

20話【王宮の混乱】ラブ度

玄応は聶初寅に計画の中止を訴えるが、聶初寅は「将軍がいないなら好都合」と言う。

馬に乗って国境を目指す葉将軍と九夫人(鳳九)だったが追手が来る。将軍は戦うが囲まれてしまい九夫人に「逃げろ」と言うが九夫人は馬から降りる。大王の元へ連れられる九夫人。「なぜ駆け落ちなどした。余はそなたにとってとんだ笑いぐさなのか」と大王は涙を流しながら激怒する。二度と顔を見せるなと言われた九夫人は退出後に血を吐き倒れ、大王はすぐに駆け寄り体を起こす。そこに太后が現れ「牢に入れる。離れなさい」と言うのだった。

その後、大王は牢に入れられた将軍のもとへ行き、小九(九夫人)とはいつからだと問う。女だと知ったときに恋心をと答える将軍。小九もか?と聞かれ「存じません。立后の儀に出たくないと言っただけです」と将軍は答える。大王は太后に「小九の死罪を免じてください。平民に戻して故郷に帰します」と頼む。将軍のことも先祖に免じて許して欲しいと言う。太后は「小九は殺さねば」と言い、小九を許すまでここにいますと土下座を続ける大王。

その夜、城門が開かれ聶初寅の兵が城内に攻め込む。大王は「将軍を放ち王宮を守らせろ」と指示する。そんななか九夫人が謁見を申し出た際、大王は彼女を外に通じる抜け道に連れていく。九夫人は【たやすく侵入した敵】をおかしいと言い「王宮に内通者がいて、霊璧石を盗むためでは」と話す。大王は「将軍と精鋭二千を王陵へ送れ」と指示する。

玄応は配下と共に王陵に入り、霊璧石の場所にたどり着く。そこへ大王と九夫人も到着し、内通者は兄(玄応)だったことを知る。玄応は「国も霊璧石も私のものだ」と言う。

(見所)九夫人(小九)にどんな仕打ちを受けてもずっと愛してかばう大王が健気すぎる。葉将軍が牢から放たれ戦う姿…かっこよすぎる!!!

 

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★21話~25話★

21話【情劫の結末】ラブ度

大王と小九(鳳九)が玄応と戦うなか、小九に妖刀が刺さり、刀についた血が消える。お前は妖魔か?と言う玄応。その後、葉将軍が地下宮殿に到着し、大王は仕掛けのスイッチを入れると霊璧石が収納され、部屋の入り口の鉄格子が下りてくる。将軍が「お逃げください」と大王と小九を入り口の近くへ追いやる。しかし小九は将軍に加勢にいき、玄応が小九を刺そうとした瞬間かばって将軍が刺される。将軍は「逃げろ」と叫び小九を部屋の外に押して、鉄格子を下ろす。奥の部屋に一人残る将軍。大王が小九を連れ王陵の外に出ると小九は気を失う。

聶初寅は兵士に「承虞国王が東華帝君だった」と報告される。聶初寅はひとまず国に帰って仕切り直すことにする。

王宮で太医に小九を診てもらうと「深い傷なのに血が出ない」と言われる大王。「そなたが人間ではないことを知った。何者なのだ」と思うのだった。翌朝、小九がいなくなったと大王に知らせが入る。馬で西に向かったと報告があり、すぐさま駆けつける。

小九は将軍に腕輪を貰った場所の崖の端に立ち「私が将軍を殺した。大王(帝君)の愛に執着した私が悪かった」と思う。大王が配下と共に現れ、小九は「私の心にいたのは葉将軍です」と話す。「信じぬ。余を何度も救ったではないか。二人でやり直そう」と言う大王。「これはあなただけの劫ではない。私の劫でもある」と言って小九は崖から飛び降りる。大王は小九をつかまえようとするが配下に止められ、小九と叫んだあと血を吐き倒れる。

その後、生死を司る神仙に「葉将軍を生き返らせてほしい」と頼む鳳九。「人間を神仙にするのは難しいが、人間の体を仙体にする不思議な実ができる木がある」と教えてくれる。巡り合わせによっては神仙になれるだろうと言われるのだった。

大王は寝床に横たわり「小九と暮らした日々はあまりにも美しかった。しかしなんと短かったことか。余は疲れきってしまった」と目を閉じ、涙を流しながら亡くなる。

数年後、聶初寅は承虞国に攻め込み霊璧石を奪う。

(見所)将軍の戦う姿が本当にカッコイイ!この俳優さんは普通の姿よりも戦闘シーンで映える!そしてこの回は泣けました…。大王とこれでさよならかと思うと寂しいな。次からは帝君として会えるけども。

22話【帝君の帰還】ラブ度

天界で帝君が目覚める。人間界での劫の記憶は何もないと話し、重霖に「司命に何があったか聞いては」と言われるが「もう終わったことだ」と言う。帝君の修為はなぜか8割しか戻っていなかった為、今回の劫は成功とはいえぬと言う帝君。

その頃、姫蘅が燕魔君の仙術で記憶を思い出す。なぜ私に優しいのと聞く姫蘅に「お前が好きだから」と答える燕魔君。燕魔君に薬をとりに行かせている間に姫蘅は姿を消す。

聶初寅は手に入れた鎖魂玉(霊璧石)を緲落の元へ持っていく。緲落は「修為が完全に戻ったら帝君を始末する」と言う。

鳳九は青丘に帰り、待っていた成玉と話す。「人間界に行ったのは恩返しのためではなく諦められなかったからだと分かった。そのせいで帝君の劫を失敗させかけたし、葉将軍まで死なせた。だけどやっと諦められた」と。その後、鳳九は叔母である白浅のところへ訪れると、どこに行っていたか聞かれる。「恩返しに行っていただけ」と答えると「いずれ青丘の女帝になる身。青丘の面目を汚してはならない」と忠告され「二度と勝手はしません」と鳳九は言う。

鳳九と阿離は変装して青丘の市に行くことにする。そこで大道芸人とぶつかりそうになった若者を助けた鳳九は周りの人々に「鳳九さまだ」と拝謁される。その様子を見ていた滄夷(そうい)は「白鳳九か、面白いな」と言うのだった。

(見所)久しぶりの帝君がいっそうクールに感じる。そして…白浅(ヤンミー)登場!!ドラマが豪華に感じる!!

23話【申し分ない縁談】ラブ度

折顔は知己の仲の滄夷神仙から鳳九を見かけて一目ぼれしたと【婚姻の約定書】を預かり、鳳九の父に渡す。父は鳳九のところに行き意見を聞く。先程まで成玉と飲んでいた鳳九は彼女が「自分を愛してくれると夫といれば帝君を忘れられる」と言っていたのを思い出し「嫁ぐわ」と答え、約定書に爪印を押す。

一方、帝君は人間界での出来事の夢を見て起きる。夢の中の女子は何者だと思う。帝君はそれまで必要ないと言っていた功徳本(劫の内容を記した本)を読みたいと言い出す。一緒にいた連宋が読むと、そこには【王になった帝君は周夢渓を愛するも彼女が病死して…】と書かれていた。帝君は「私の記憶と違うようだ」と言う。

青丘にて。滄夷は結納の品をすぐに贈ってきて、鳳九は自分が縁談の了承をした件を知る。「酔っ払っていて了承してしまった。やっぱり断って」と言う鳳九に「手遅れだ。決断した以上約束を反故にしてはならない」と話す父。鳳九は白真に破談にするよう父上に言ってと頼むが無理だった。

婚約の解消を願い滄夷の所へ行くが滄夷は認めてくれない。鳳九は「では青丘の掟に従いましょう。青丘の姫の夫は妻に劣ってはならない。戦って、あなたが勝てば嫁ぐ。あなたが負けたら婚姻は解消よ」と言う。滄夷は「戦わない」と言うが鳳九は「それなら解消」と言い、二人は戦うことになる。

(見所)帝君が人間界での劫を思い出してクールさが崩れてくるのかな?(楽しみ)それにしても鳳九…何で簡単に縁談の了承したの…。

24話【青丘の吉事】ラブ度

折顔と父が現れ二人の戦いを止める。折顔は世話役の私が婚約を取り消すと言う。父は鳳九に「婚約を破棄しただけでなく神像を壊した。ひざまずけ。むち打ち20回だ」と言うが滄夷が止め、鳳九に「そなたの心が変わるまで待っている」と言うのだった。

天界にて。帝君は以前いなくなった狐(鳳九)を案じ、どこにも見つからぬと連宋に話す。連宋は「青丘は狐族が集まる場所」だと教える。夜華にかわり青丘に花嫁を迎えに行く際一緒にどうかと言い、帝君は行くことにする。天界に嫁ぐ白浅は両親に挨拶をし、連宋が皆の前で聖旨を読むなか鳳九は阿離とその場を抜け出して遊びに行く。帝君も狐を探しに外に出てくるがあの狐はいない。

白浅は天界に出立し鳳九も後を追い、司命と門のあたりで「また誰かにからかわれたの?帝君?帝君なら仕返しを手伝えない」と話すと「私を良く知っているようだな」と帝君が現れる。色々想像を膨らませただけと答える鳳九。白真と鳳九の父は今回の婚儀で俊才が天界に集結しているため鳳九の見合いの場を用意する。鳳九はその場にわざと遅れていき、潔癖だと言う相手に対し、持って行った食べ物を汚く食べ追い払う。次の相手には酔っ払ったふりをして追い払う。その姿を釣り場の近くにいた帝君は見ていて、帝君は鳳九の背後に来る。従者の迷谷だと思って話し始める鳳九。「雲に乗って人間界を通ると承虞国はとうに滅んでいた。葉将軍が死んで10年よ」と話すなか帝君はお茶を飲んでそれを聞く。そして「このお茶飲む?」と鳳九が振り返ると後ろには帝君がいて驚くのだった。

(見所)今回も白浅登場!美しい。(夜華はまだ?)帝君が鳳九のおもしろ言動に気になる様子が良い(笑)

25話【湯あみの美女】ラブ度

帝君は鳳九に「座るがいい」と声をかける。鳳九はわざとお茶をこぼして「失態をしました」
と去るが、わざとだと見抜く帝君だった。二人の姿を見ていた連宋は帝君が仙女にからむとは
奇妙だと言う。

天君の宴で成玉が披露した花の精が暴走し、妖獣となり承天台で暴れる。鳳九は駆けつけ妖獣と戦うが絶体絶命の中、帝君が現れ妖獣を追い払ってくれる。戦いのさなか知鶴公主が放った水術で濡れていた鳳九に帝君がかけてくれた上衣を鳳九は返す。「私の上衣に不満でも?」と言う帝君。「借りたら面倒をかけてしまう」と鳳九が答えると「それならば上衣はやろう。返す必要はない」と言う帝君。そういう意味では…と困る鳳九に「では洗って返してくれ」と帝君。「今日は冷えないので返します」と言い張る鳳九。「受け取らぬ。洗濯くらいたやすい」と言い張る帝君。どうして困らすのかと問う鳳九に「困らすのが唯一の道楽」だと帝君は言う。その後、連宋に妖獣と戦う美しき仙女を助けたのか聞かれた帝君は「皆も美しいと思うのか?」と言うのだった。

再度見合いの席を設けられる鳳九。見合いをぶち壊す名人なのよと思いながら訪れるとそこには何十人もの若君たちがいて、鳳九は追いかけられ逃げる。隠れた場所に広い浴場があり、入浴する鳳九。実はそこは帝君の部屋だった。帝君が現れ「何をしている」と言う。「あっちを向いてください。私を見ないで」と体を隠す鳳九。帝君は鳳九の脱いだ衣を渡すが「まだ残っている」と最後に鳳九の下着を渡す。その様子を陰からニヤニヤ見つめる連宋。鳳九は急いで部屋に戻るが、腕輪と髪飾りを忘れていく。帝君はそれに気づき持って歩く。連宋に「承天台の仙女が白鳳九だったとは」と言われる帝君だった。

(見所)帝君がめちゃくちゃ鳳九に興味持っていて笑える(笑)浴場でのエピソードも面白い!

 

26話以降は次ページになります。

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