《黒豊と白夕~天下を守る恋人たち~》あらすじと感想(ネタバレなし/あり)キャスト紹介!イケメンが粒ぞろいな武挟ドラマ

武侠,ブロマンス,

天下をめぐる武挟もの。イケメン多いです。

黒豊と白夕~天下を守る恋人たち~(2022 全40話 原題:且試天下)3.0

(キャスト)ヤン・ヤン、チャオ・ルースー、ライ・イー、リウ・ルイリン、チャン・ハオウェイ、シュエン・ルー、他

スポンサーリンク

《黒豊と白夕~天下を守る恋人たち~》あらすじ

…天下は七分され、頂点に立った大東国(だいとうこく)の初代の威烈帝(いれつてい)は玄極令(げんきょくれい)を用いて6州に号令をかけた。玄極令は皇権の象徴であり天下を統べる者の証でもあった…。

ある日、大東国の淳禧(じゅんき)帝は【玄極令が紛失した】との知らせを受け、6州の各王に玄極令の捜索を命じる。6州の王たちは【玄極令を得た者が天下を取る】と色めき立ち捜索に駆け回る。

宣山にて。玄極令を手に入れた冀(き)州の将軍・燕瀛洲(えいえんしゅう)が大勢の追っ手に追われていた。冀州の世子・皇朝(こうちょう)は知らせを聞き、燕瀛洲の元へ援軍を送れと命じる。

その頃、瀕死状態の燕瀛洲の前に天霜門(てんそうもん)の女挟・白風夕(はくほうせき)が助けに現れる。江湖には二人の無敵の強者がいて、それはこの白風夕と隠泉水榭(いんせんすいしゃ)の主・黒豊息(こくほうしょく)だった…。

スポンサーリンク

ネタバレなし感想

このドラマで一番良かったのは【兄弟愛】かな。他のドラマではあまり見ない、意外な関係性の兄弟に感動しました。

その他。恋愛もの好きな私としてはちょっと恋愛部分が物足りなかったです。(武挟ドラマだとはいえ…)。もう少し踏み込んだ三角関係とか見たかったです。でも何気にイケメン揃いで眼福でした(笑)。ヤン・ヤンは特にカッコよかったです。

ちなみにヒロインのチャオ・ルースーちゃんは戦いで先頭に立つようなカリスマっぽい役(凛々しいというか)はあまり似合わない気がしました。クールめのメイクしてた(?)かもしれませんが雰囲気に合わないなぁなんて思ってしまいました。

スポンサーリンク

ネタバレあり感想

※ネタバレしてます。ご注意ください。

武挟ドラマっぽさ全開のお話でしたが、私は途中の恋愛部分が楽しめました。(上のほうで物足りなかったと書いたけど途中は楽しかった)。最初から白風夕を好きなのが丸わかりな黒豊息とか(笑)。黒豊息が従者に告白の仕方をアドバイス貰うのも笑えました。しかもアドバイスを受けるとすぐ【戦での状況】に置き換えて言い換えるシーンとか(笑)。

鳳栖梧が黒豊息をあきらめるのが意外と早いなと思いました。白風夕とすぐ仲良くなって。白風夕と黒豊息の仲をかき乱すような第三者がいなかったので、私としてはそこがつまらなく感じてしまったところかな。

雍州の第一王子・豊萇(ほうちょう)が怪我の後、御医に【目覚めたら記憶をなくしている】とを陛下に言うように頼んだり、会いに訪れた弟・黒豊息を追い返し【縁は切れた】と言ったエピソードは良かったです。母が自分を黒豊息や他の者を消す駒にしないように、黒豊息の足手まといにならないようにという理由で「兄としてできる最後の思いやりなのだ」と涙を流したシーンは感動的でした。皇帝の息子たちってたいてい権力争いするイメージがあったので、この争わない兄弟愛は新鮮でとても素敵に感じました。

天霜門宗主の師匠が何者かに毒殺され(玉無縁にだけど)、白風夕が白琅華に疑われたのは残念でした。長年一緒に過ごしてきた仲だろうに何で疑うの?白琅華は責めたうえ背後から白風夕を刺すし…。白風夕の兄が戦いであっけなく殺されたり(将軍?なのに弱くない…?)。終盤の戦いのときは韓朴が白風夕をかばって死んじゃうし…。(白風夕は強いんじゃ…?)。なんか時々、私としては残念な展開に感じました。

最後のほうの戦いでは敵の大砲を止めるため白風夕は近くまで飛んで行って剣を投げて大砲を爆発させ、その結果瀕死状態に…。技?のおかげで白風夕の命は助かったけど、その技のために命を削った黒豊息はあと10年の命に…。白風夕…大砲止めるのにその方法しかなかったのかな…。

玉無縁は最初は普通の良い人っぽかったのに黒幕だったとは。玉一族が滅ぼされた恨みがあったとはいえ、一般の民を盾にしたり、平気で自分を想っていた皇朝の妹を殺したり…酷い悪者でした。

最後、大東国の皇帝から黒豊息は玄極令(かな?)をふさわしい者が持つべきだと渡されましたが、それを皇朝に渡したのは良かったです。白風夕と二人で生きていきたいという思いと皇朝なら平和な世にしてくれるという思い、納得でした。


スポンサーリンク

キャスト紹介

黒豊息:ヤン・ヤン

白風夕:チャオ・ルースー

皇朝:ライ・イー

豊莒:リウ・ルイリン

玉無縁:チャン・ハオウェイ

鳳栖梧:シュエン・ルー

コメント