中国映画《ジェイド・ダイナスティ 破壊王、降臨。》感想。シャオ・ジャン主演!武術と神器の物語。派手な戦闘シーンも!

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シャオ・ジャン主演の中国映画《ジェイド・ダイナスティ 破壊王、降臨。》の感想です。シャオ・ジャン以外にも《招揺》の姜武役のダイ・シューや共演も多い美女リー・チンも出演!

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ジェイド・ダイナスティ 破壊王、降臨。

何者かに村を襲撃され、両親を失った小凡。正体も分からない敵に復讐を誓った彼は、武術界の正義の門派・青雲門に弟子入りする。師匠の娘・霊児や兄弟子たちに支えられて修行を積む小凡。そんなある日、彼は湖の底に沈んでいた魔教の神器“摂魂棒”を発見する。程なく、摂魂棒の出現を知った謎の女刺客・碧瑶や邪悪な鬼王軍団が小凡の命を狙い始めた。やがて争いは、青雲門全体をも巻き込んだ善と悪との衝突へと拡大していく。

https://www.wowow.co.jp/detail/171598

3.5 ジェイド・ダイナスティ 破壊王、降臨。(2019)101分 原題:誅仙(Jade Dynasty)

(キャスト)シャオ・ジャン、リー・チン、モン・メイチー、タン・イーシン、他

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ネタバレなし感想

シャオ・ジャン主演の映画です。これは観ないと!と思って観ました。私にとって(たぶん)初めて最後まで見た中国映画でしたが思っていたより普通に楽しめました。中国ドラマでもおなじみの武術、師匠、戦い、神器など、中国特有の世界観が映画で描かれていました。ドラマと違うと感じたのはやはり映像の派手さです。戦いのシーンがスピード感あって「これすごい状態だな」っていう技が繰り広げられていて(笑)思わず目を見張りました。

素朴な主人公をシャオ・ジャンが演じていて、とても可愛らしかったです。(終盤はまた違ったシャオ・ジャンも楽しめます)上半身裸のサービスシーン(?)もあります。主人公の親友役で少しだけダイ・シューも出ていて《招揺》を思い出しました。

101分の映画なのでドラマに比べるとかなり短いし、エピソードも少ないので物足りなく感じましたが、コンパクトにまとまっていてこれはこれで観やすくて良いのかなと思いました。泣けるとか感動とかそこまでではないかもしれませんが、娯楽映画としてシャオ・ジャンを堪能する映画として私は普通に楽しめました。

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ネタバレあり感想

出だし、小凡と霊児が二人でふわふわ浮いて始まったので、二人が思い合っている設定なのかと思いきや、違ったのがまず新鮮で良かったです。霊児が他の男の人とラブラブな様子を見てしまってショックを受ける小凡…。恋愛も武術もちょっと駄目っぽい小凡が可愛かったです。それが神器【摂魂棒】によって強くなるというのが良いですね。(勝手に棒が暴れてただけかもしれませんが)

小凡と陸雪琪、碧瑶との関係も良かったです。二人とも小凡の命を救ってくれましたが、小凡のことを好きになってたのかな?陸雪琪役のリー・チンはクールビューティ役が似合いますね。最後のほう、小凡の兄弟子もかばってくれて命を落としたり…小凡は愛されていました。これらは長編ドラマだったら泣きどころなんだろうなと思いました。でも映画だとやはりそこまで気持ちが入らないのが残念なところです。

小凡の両親、村の人々を殺したのは一体誰だったのか、よくわからなかったですが、あの師匠たちの誰かだったってことかな?今後、小凡は負傷した碧瑶と二人で暮らしていくのかな?小凡と仲良かった海にいた龍も最後に飛び立っていきましたね。

この映画は基本【戦いの話】で武術大会だったり鬼王軍団と青雲門の戦いだったりの部分が楽しめたら良いのかな。終盤の戦いの映像は何が何だかよくわからないような気もしつつ楽しめました(笑)サルがちょこちょこ出てきたのも楽しかったです。シャオ・ジャンは本当にサルと手をつないで歩いたのかな。(サルの表情も良かったですがあれはCGとかでなく本物?)101分の中では登場人物に気持ちが入ることも少ないので、私の場合泣けたり感動したりができなかったのが残念でしたが、そこまで求めちゃダメなのかもしれませんね。

コメント

  1. ぎわっち より:

    柚子さんこんにちは
    この映画、タイトルとスチール写真から違うものを想像していましたが
    序盤ほのぼの系なシーンが多く(シャオ・ジャンが作った料理をみんなが取り合ったりとか)
    可愛らしい期待通り?なシャオ・ジャンでホッとしました。動物との絡みも良かった。
    思い起こせば陳情令もロバのリンゴちゃんがいたり屈託ない青年が神器を手にしたために
    何かが乗り移ってしまうがそれを克服するという似たようなシチュエーションかなぁとも
    思いました。続編があるようなちょっと半端な終わり方に感じましたが中国あるあるですかね。
    ドラマにしてそれぞれの女性キャストとの絡みをもっと丁寧に描いてくれるといいのになぁと思いました。
    リー・チンは正統派美女ですね。
    シャオ・ジャンが片想いしていた師姉、隋唐演義に出てましたよね。何年も経っているのに変わってなくて。
    村の人達を殺したのは師匠の誰からしいやりとりがありましたが、私は勝手に「隋唐演義で悪役の宇文化及をやってたあのおじさん」と予想していたのに結局分からずじまいで残念(笑)
    子供時代シャオ・ジャンと一緒に助けられた驚羽役のシェン・リー「千年のシンデレラ」以来出演作探しても見つからなかったのにここでお目にかかれるとは嬉しい驚きでした。

    WOWOW繋がりでアンジェラ・ベイビーの「摩天楼のモンタージュ」ご覧になりましたか?
    韓流映画か香港ノワールのような雰囲気、今まで見てきた中国ドラマとはひと味違うかなと。
    映画っぽい作りで先が楽しみです。
    ここでも「愛される花」の蘇韻錦が出ていて驚き。
    この手の驚きが大好物です(笑)

    • 柚子(ゆず) 柚子(ゆず) より:

      ぎわっちさんこんばんは。序盤ほのぼのしてましたね。師匠や先輩たちと仲良くやっていて好かれるという役柄が本当にシャオ・ジャンには似合います。
      動物、海の中の龍?にまで好かれているのがすごいです(笑)陳情令のロバのりんごちゃんとのからみもすごく良いですよね!映像からしてほのぼのします。

      この作品、小説が原作だと思うんですが、ドラマにもできそうですよね。むしろドラマにしたほうが良い可能性も…。
      女性陣3人もいますもんね。片思いしてた師姉、どこかで見たことあるなと思っていたんですが、隋唐演義に出ていたんですね!
      シャオ・ジャンと子供の頃一緒に助けられた彼のことまで知っておられたんですね。映画になると私はほとんど知らない顔ぶれだなと思っていました。

      摩天楼のモンタージュ、きちんとは観ていなくて…(見ておいたほうが良かったかなと思い中です…)でもたまたま合間にWOWOWになっていたときに
      しばらく見ていました。愛される花のヒロイン出てましたね!愛される花の時よりも可愛いと思いました。
      アンジェラベイビーが主役だと思っていて、実際そうなのかもしれませんが、この愛される花の女優さんも主演みたいに書かれていて「??」となっていました。
      サスペンス系ですよね。色々なジャンルが日本に上陸し始めている印象ですね。