《楚喬伝 -いばらに咲く花-》感想!ネタバレなしあり。戦うヒロインがカッコいい!ドラマチックな復讐劇とストイックな恋愛の物語。

宮廷古装劇,恋愛と策略系

2017年の作品なので少し古めのドラマですが、数年前から観たいと思い続け、やっと観ることができました。(UNEXT、Amazonプライム他)主演級俳優が勢揃いの豪華なドラマです。

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楚喬伝 -いばらに咲く花-

魏国の内部では国の覇権をめぐる権力闘争が渦巻いていた。皇帝直下の諜報機関を率いる宇文玥は、貴族の子息たちによる残酷な“人間狩り”ゲームからただひとり生き残った記憶喪失の娘・小六に星児という名を与えて間諜にするため厳しい訓練を課していく。

https://video.unext.jp/

楚喬伝 -いばらに咲く花-(2017)全58話 4.0

(楚喬/星児)チャオ・リーイン(宇文玥)ケニー・リン(燕洵)ショーン・ドウ(元淳)リ・チン(蕭策)ダン・ルン(元嵩)ニウ・ジュンフェン(月七)シン・ジャオリン、他

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ネタバレなし感想

私は話自体は楽しめて面白かったですが、最終回の終わり方はちょっとどうかなと思いました。(続編ありきの終わり方でしたが続編は作られていないので残念でした)

このドラマで楽しかったのは個性的な部分です。始まりからして【人間狩り】という、他のドラマでは見たことがないエピソードで興味を引き付けられました。他にも空を飛ぶときコウモリみたいな布の羽根を肩につけるのも新鮮でした。

恋愛面も驚くほどストイックで(笑)ラブシーンも少ないんですが、それが逆に私の興味を引き付けました。嘘でしょう?男なのにこんなにずっと清くいられるの?とか(笑)何か行動起こさないの?とか(笑)メインの男性二人とヒロインの関係性が面白かったです。

このドラマは戦うシーンも良かったです。普通のドラマより時間を取っていて、迫力あってドラマチックで見応えありました。俳優さん体力必要だっただろうなと心配になるほど過酷なシーンもありました。

キャストも豪華でしたね。あのダンルンが脇役で中盤にやっとドドッと出てきて、終盤にちょこっと出てくるって感じです。ダンルンが出てくると画面が華やぎ、狐目がクールで、キャラも飄々としていて良かったです。《寵姫の秘密》の男主役シン・ジャオリンも脇役で出演してます。(こちらは常時出てるかな)ショーン・ドウは男二番手ですが一番手と同じくらいの出番の多さ!(むしろ1番手に思えるくらい)白い歯で爽やかな笑顔が素敵でした。

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ネタバレあり感想

ネタバレしてます。ご注意ください。

まずこのドラマで印象に残ったシーンについて書いていきます。九幽台の惨劇…凄かったです。かなり長い時間とって燕洵が傷つけられる様や反撃する様を描いていて、私は燕洵はここで死ぬんだと思いました。それくらい酷い有様でこれで生き残れるとは思っていなかったのに…生き延びて凄いですね(笑)燕一族を殺されこんな目にあった燕洵なので、その後の復讐劇も納得できたし、やってしまえ!と私も最初は思ったものですが、やはり非道になりすぎた部分はちょっとガッカリしてしまったり。こういうのって匙加減が難しいですね。でも赤川城で戦う楚喬のもとに戻って来てくれたのはホッとしました。ちゃんとまだ楚喬を好きでいてくれたのねって。

長安の城外に脱出しようとした秀麗軍が燕洵たちに見捨てられ逃げることが出来なくなったシーンはショックでした。でもそれに気づいた楚喬が一人で助けに来たシーンは感動しました。楚喬はあんなに可愛い顔しているのに凛々しくて強くて素敵でした。ショックと言えば元淳公主の悲劇も胸が痛かったです。婚礼の日の燕洵の謀反の後、男たちに襲われたシーン…。あんなに無邪気で可愛らしかった公主がこの件以降変わってしまい、燕洵や楚喬に憎しみが向きましたが…最後に憎しみから解放されて良かったです。

楚喬と宇文玥と燕洵の恋愛面について。(もしかしたら見逃しているシーン、忘れているシーンがあるかもしれないので間違っていること書いてたらすみません)私は実は…楚喬がどちらの男性を【より好き】だったのか良く分からなかったです。最初は普通に男一番手の宇文玥のほうを好きで気になっていると思っていたんですが、九幽台での惨劇のあと3年間、燕洵と過ごして寄り添って、その後の復讐劇も一緒に行動して…それがあまりにも濃い関係に思えて。「誰より大事な人はあなただった。生きる意味だった」最終回に楚喬は燕洵にこう言ったし…。(恋愛ではなく友情?)でもラスト、楚喬は宇文玥を命懸けで助けに行き、死にゆく宇文玥の額にキスして目を開けてと泣いて…。その後、宇文玥の沈む湖の中に飛び込んだので宇文玥を【より好き】ってことで良いのかな?

それにしても宇文玥との唇のキスシーン2~3回(そのうち事故1回)くらいしかないのが驚きでした。全58話なのに!!(笑) なおかつ燕洵とはいっさいなし!?3年間一緒にいて嘘でしょう!? 宇文玥は周りから修行僧のようだと言われていましたが、燕洵もとんでもないストイックさだと思いました(笑)(謀反者と婚姻させるわけにはいけないとか、復讐劇終わったらとか思ってたんだとは思いますが)

最終回のラスト。楚喬の背中の印が現れて眼を開きましたが、とにかく楚喬は死なずにこの後は宇文玥の敵討ちをするつもりかな?気になりますが…続編はないので想像で補います(笑)

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