《虚顔~偽れる顔と真実の愛~》あらすじと感想(ネタバレなし/あり)キャスト紹介!顔を交換された女たちの愛と無常の物語

宮廷古装劇,恋愛と策略系

全8話と短いですが、内容も濃くて楽しめるドラマでした。

虚顔~偽れる顔と真実の愛~(2022 全8話 原題:虚颜 4.0

(キャスト)コー・イン、チョン・レイ、ワン・ゾーシュエン、ソン・ジャオイー、他

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《虚顔~偽れる顔と真実の愛~》あらすじ

絵師の十七(じゅうしち)は妓楼で妓女の姿絵を描いていた。幼い頃、妓楼で姿を消した姉には肩に梅の入れ墨があり、妓女の肩を見ていると、相国府の令嬢・沈沁(しんしん)がやって来る。彼女は閨房画を描いてほしいと頼んできて、十七が断ると、「お姉さんに会いたい?」と言う。

「姉の居所をご存じなのですか?」十七が問うと、沈沁は「明日戌の刻に芋影(せんえい)山荘に来なさい。私の絵を描けば居所を教えてあげる」と言い残す。

芋影山荘を訪れる十七。沈沁に「これから目にすることを描きなさい」と命じられ、沈沁が寧王寝床にいる姿を描き出す。沈沁は寧王に、将軍・蕭寒声(しょうかんせい)との明日の婚儀をなんとしても断ると話す。しかし寧王は、私を愛しているのなら私のために蕭寒声に嫁げ、蕭寒声が私の味方になれば君を取り戻すと告げる。

十七は描き終わった絵を持って、湯船につかる沈沁の所へ行く。そして姉の居所を聞くと、沈沁は「父は政略のため顔も知らない男に嫁がせる。あなただったらどうする?」と言ったあと、湯の中に潜る。姉のことは口実だったんですねとガッカリして十七が帰ろうとするが、湯に潜ったまま出てこない沈沁が心配になり駆け寄る。すると、沈沁は十七に腕を伸ばし湯の中に引きずり込む

「綺麗な顔ね、私がいただくわ」沈沁は気絶している十七に言う。十七は夢の中で以前助けてもらった想い続けている男性のことを思いだす。翌朝、気絶していた十七が目を覚ますと、沈沁の顔になっていた…。

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ネタバレなし感想

顔が入れ替わる(首から下は自分のまま)という、今までにない設定に引き込まれました。(中身の人格が入れ替わるとかはまぁあるけど)。寧王と共寝してた沈沁の体ではなく、十七の体のままで、蕭寒声と関わっていく(恋愛的にも)のでなんか私としては安心しました(笑)。

最初は武骨な感じの蕭寒声が、どんどん【可愛く】なっていく姿が良かったです。恋をすると男性も変わるんですね(笑)。圓宝のちょっとおませな感じもとても可愛くて、蕭寒声に色々報告するエピソードにはニンヤリしました。

十七の姉の【真相】。これはちょっと予想できなくて、ひと捻りある展開で驚きました。全体的に今までにない面白さがたくさんあるドラマで楽しめました。

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ネタバレあり感想

※ネタバレしてます。ご注意ください。

蕭寒声が十七を愛する姿がとても良かったです。終盤、沈沁と他の男(寧王だけど)の閨房画を見せられた際も動ずることなく、「この絵で確信を深めた。妻は沈沁ではない」と言ったときはホッとしました。圓宝から十七が自分を好きだということを聞かされた際の蕭寒声の嬉しそうな表情!すごく良かったです(笑)。

十七の姉…沈沁になっていたんですね!!これにはびっくり。十七(妹)の病気のせいで売られたため十七を恨んでいて、自分の境遇を忘れたくて沈沁の顔と入れ替えていたなんて…。でも蕭寒声だけでなく寧王まで十七を愛してしまうとは…。

全8話でも引き込まれる設定、展開に、何ともいえない愛の無常さみたいなものも描かれていて、新感覚なドラマたと思いました。面白かったです。

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キャスト紹介

十七:コー・イン

1998年1月26日湖南省長沙市生まれ 身長165cm 体重44kg 山東芸術学院卒業

(出演ドラマ)云中谁寄锦书来、天下长河(康熙帝~大河を統べる王~)、他

蕭寒声:チョン・レイ

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