《追撃者~逆局~》あらすじと感想(ネタバレなし/あり)キャスト紹介!囚人が捜査?新旧イケメン競演の陰謀サスペンス劇!

ラブミステリー,サスペンス,軍隊系

凝った設定の手に汗握るサスペンスドラマです。メインのイケメンキャストも魅力的!

追撃者~逆局~(2021 台湾 全24話 原題:逆局)4.0

(キャスト)ヴィック・チョウ、ベラント・チュウ、クリストファー・リー、ウー・シンクオ、他

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《追撃者~逆局~》あらすじ

東林(ドンリン)刑務所 兼 拘置所にて。刑務官たちは【弁護士5710番】の二審について賭けようと話し出す。無罪なら20倍だと言っても賭けに乗らない刑務官に「今日所内でトラブルが起きたら無罪に10万俺が出す」とある刑務官は提案する。

その頃、作業中の囚人二人が喧嘩を始める。片方が懐から出した鋭い物で相手を刺そうとしたとき、5710番の囚人・梁炎東(リャンイェンドン)は所内のバルブハンドルをまわし、一帯に水蒸気を噴射させる。囚人たちが大騒ぎになるなか、刑務官がやって来て騒ぎを治めようとする。

東林市では変死体の発見が相次いでいた。富陽(フーヤン)橋付近で不審なビニール袋が浮いていると110番通報があり、連続バラバラ殺人の4人目の被害者なのかと騒ぎになる。新人警察官・任非(レンフェイ)たちは車で現場へ向かうが渋滞にはまってしまい、任非は車から降りて道路を走りだす

雨の中、富陽橋付近に警察官たちが集まり、橋の上から不審なビニール袋を注視する。ビニール袋は流されていき、現場に到着した任非は橋から川へ飛び込み、泳ぎながら袋を探すが…。

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ネタバレなし感想

面白かったです。日本上陸する中国や台湾のサスペンスドラマって外れがないなと感心しました。(たま~にイマイチなのもあるけど)。

このドラマはキャストも良かったです。ベテランイケメンのヴィック・チョウと若手イケメンのベラント・チュウの二人が魅力的でカッコよくて関係性も素敵でした。

ハラハラするシーンは「ひっ!!」とか「うわっ!!」とか思わず声を出してしまいました(笑)。命を懸けて捜査する登場人物たちの危機は特に怖くて無事を祈りながら観ていました。

とある事件に翻弄された人物たちの人生を悲しく切なく思ったり、正義とは何かを考えさせられるドラマでした。

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ネタバレあり感想

※ネタバレしてます。ご注意ください。

最初、梁炎東(リャンイェンドン)の立ち位置がよく分からなくて、囚人だけどまさか本当に犯罪者じゃないよね?と心配になりました。第一発見者だったんですね。でも財布を届けに行っただけなのに、それで犯人にされてしまうって怖い…。

任非(レンフェイ)と刑務官が友人同士だと知った梁炎東が、刑務官を通して任非と対面し、妊婦連続殺人の犯人推理の協力をしていく(自分の判決を覆すことが条件で)という設定は面白いなと思いました。こんなこと普通あり得ないとは思ったけど(笑)。

おとりの女性警官のエピソードは怖かったです。行かないで!殺されちゃうよ!と私は心の中で叫んでました。(もっと早く仲間の応答がないって気づいてほしかった…)。模倣犯に頭をガンガンぶつけられて…もう駄目だと思ったけど任非が居所を見つけることができて本当に良かったです。

梁炎東の事件の無実の証人・呉玉馨(ウーユーシン)が出廷を決意してくれて一安心かと思いきや、男たちが襲ってきて…。このとき記者の女がどんくさくて腹立ちました。車の鍵してないし窓も閉めてないし通報の電話すぐかけられないし(怒)。任非と記者の女が捕らえられ、脅された呉玉馨が法廷で梁炎東の無実を証言できなくなる展開になりそうだったのが恐ろしすぎました。

梁炎東のDNAが被害者の体から出たとか、証拠捏造してくるのも怖かったです。でも、すんでのところで任非と記者の女が警察に助けられ、呉玉馨が正しいことを証言できるようになって本当にホッとしました。ここはかなりハラハラでした!そして逆転勝訴!!やった!!と私は心から喜びました。

でも、まさかこの後…梁炎東の乗った護送車が車にぶつけられ大破するとは…!!!「はあ!!!???」って声が出ました。黒幕、怖すぎ…。

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梁炎東の判決後~の感想

梁炎東の彼女…【聖美乱射事件】の現場で亡くなっていたんですね。任非のお母さんを介抱しようとして…。そして子供の頃の任非に服をかけたのが梁炎東だったなんて!!このつながりには驚きました。

陸振声(ルージェンション)病院の臓器売買の捜査をするエピソードはハラハラの連続でした。新しく来た揚(ヤン)副分局長、なんでここで新キャラ?と私はすぐに怪しく思ったんですが、まさか本当に【怪しかった】とは…。

穆(ムー)理事長が三人を消せって簡単に人殺しの命令を出すのが怖かったです。梁炎東は身辺に注意を払ってたのに、なんで部屋の窓やカーテンを開けてたのか…。(詰めが甘い!)。譚(タン)隊長が撃たれて亡くなるなんて…(涙)。石頭とか女刑事とかは今まで助かってきたのに…。ダンディで素敵な隊長でした。

揚副分局長はいまいち狙いが分からなくて怖い存在でした。林啓辰(リンチーチェン)を殺すために留置所から脱走させたのは驚きました。揚副分局長も聖美乱射事件の現場にいて、銃撃にあってたんですね。陸振声病院で肝移植手術を受けていたから穆理事長と取り引きしていて…。【聖美乱射事件】は本当に多くの人の人生を変えた事件でした。「正義感のある警官が正義を貫くために自分を犠牲にした」と揚副分局長は自分のことを言っていましたね。(自分で言う?と思ってしまいましたが…)。法で裁かれない悪人を裁いた(殺した)揚副分局長。でも梁炎東の言う通り「犯罪者と何ら変わらない」と思いました。「正義への近道はないんだよ」と認知症になってしまった季(ジー)先生は言ってましたが、この言葉は深いと思いました。

自分よりも梁炎東のことを信じている任非。この二人の関係性がとても良かったです。二年後、梁炎東は弁護士ではなく警察官に戻り、任非のいるチームへ来たところでドラマは終わりましたが、続編制作されるかな?早く見たい!!です。

キャスト紹介

梁炎東(リャンイェンドン)役:ヴィック・チョウ

任非(レンフェイ)役:ベラント・チュウ

1999年4月4日台湾生まれ 身長187cm 实践大学在学中

(出演ドラマ)此时此刻、他(出演映画)哭悲、下半场、他

2017年实践大学ファッションデザイン科の夜間部に入学する。普段はバスケットボールとガーデニングが好き。彼女は6歳年上の美容ブロガー。2019年映画《下半场》で第22回台北電影賞最優秀新人賞と助演男優賞にノミネート。

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