《星花双姫(せいかそうき)~天に咲き、地に輝く恋~》感想(ネタバレなし/あり)意外性ある展開が魅力の神仙ラブファンタジー

神仙,ファンタジー,ロマンス系

全40話で恋愛も陰謀もコンパクトに楽しめる神仙ものです。

※あらすじとキャスト紹介はこちらです。

星花双姫(せいかそうき)~天に咲き、地に輝く恋~(2023 全40話 原題:星落凝成糖4.0

(キャスト)チェン・シンシュー、リー・ランディー、チェン・ムーチー、ホー・シュエリン、他

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ネタバレなし感想

キャラがそれぞれ個性的で魅力的で惹きつけられました。私は特にヒロインの姉・青葵(チンクイ)がとても素敵で印象的でした。(ヒロインより良いなと思った 笑)。

恋愛面も予想外の展開があって、このパターンは今まで観たことがないなと思いました。天界の王子・有琴(ヨウチン)役のチェン・シンシューの【色々な演技】は必見です。

容赦なく(?)キャラが亡くなるシーンもあり、思わず涙したり…。甘いだけのドラマではないので驚きました。特に最終回あたりの展開はどうなるんだろうと見入りました。

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ネタバレあり感想・ラストは!?

※ネタバレしてます。ご注意ください。

印象的だったことから書いていきます。まずは終盤、ラストから。蘇梔…脇役のわりに途中から出ずっぱりだし、重大な役どころといった感じではあったけど…まさか故郷の東丘の皆を滅ぼされた復讐で夜曇(イエタン)を刺すなんて…!!天界王を殺さなかった夜曇に復讐心が向かったのは驚きました。

そして、助けに来た有琴を突き飛ばして夜曇が自ら犠牲になって荒れ狂った歸墟を沈めたのも驚きました。まさか青葵に続いて夜曇まで命を落とすなんて!!でも四界を破滅させると言われていた【双生花】がこうやって四界を救う存在になったことに感動しました。

夜曇と青葵…まさかこのままで終わらないよね…?と思っていましたが、ラスト、皆の協力のなか人の形になる前にエンド。これは意外でした。てっきり人型に復活して終わるのかと思いました。でも植物が大きく成長した形で終わるというのが、なんか爽やかで良いなとも思いました。(きっとこのあと人型になるんだろうし)。

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ネタバレあり感想・キャラの魅力

キャラが魅力的でしたね。私はまず獣界王子の帝嵐絶の顔がカッコ良くて見入ってしまいました(笑)。脇役なのに主役よりカッコよくない…?(チェン・シンシューのファンの方すみません)と思ってしまうほどでした。彼、まだ主役級のドラマに出演してないようですが…何で!?めちゃくちゃルックス良いよ!?(今後に期待)。

帝嵐絶の子犬姿とそれを世話する紫蕪の関係も良かったですね。恋愛に発展したのも納得。子犬のときの粗相を見られちゃってるし(笑)。

嘲風(チャオフォン)と烏玳(ウーダイ)が青葵をめぐって対決するエピソードも楽しかったです。いかつい烏玳が恋愛模様に参戦してくるとは…!!(笑)。意外性があって楽しめました。それにしても【悪】といった感じの沈淵界の王子たちが清楚で真面目な青葵に首ったけになったのは良かったです。観ていて、分かるわ~と思いました。青葵って本当に素敵な子でしたね。皆を助けるため青葵が自ら犠牲になったときは泣けました。

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ネタバレあり感想・その他

有琴の神識の3人を探し、夜曇が愛されるようにならなきゃいけないという展開も面白かったです。3人の神識のキャラが個性的で、特に私は純粋な野生児・辣目が好きでした。最終的に三人の神識が混ざり合って有琴を形成するとき、神識のキャラが消えてなくなるのかと思うと悲しくなりました。でも有琴の中に3人は意識として残っていてホッとしました。

その他。有琴や嘲風の側近たちも魅力的でしたね。飄々としていて主を思っていて。このドラマは悪人が少ないなと思いました。悪かった天界王も最終的には改心して、夜曇と青葵が復活する方法を話してくれたし。

全体的に話もキャラも俳優も楽しめるドラマでした。

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