《今宵、若様は恋におちる》あらすじと感想(ネタバレなし/あり)キャスト紹介!記憶を失った妻と夫の恋愛ラブコメ時代劇

ラブ史劇,現代ラブコメ,青春家族系

美男美女が主役で目の保養になるドラマです。意外性のある展開も魅力でした。

今宵、若様は恋におちる(全38話 2023 原題:春闺梦里人)3.5

(キャスト)ポン・シャオラン、ディン・ユーシー、イー・ダーチェン、ワン・ズールイ、他

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《今宵、若様は恋におちる》あらすじ

聂桑榆(じょうそうゆ)は夫・寧鈺軒(ねいぎょくけん)に崖の端まで追い詰められる。「温婉(おんえん)の命は危うい。私と戻れ」こう言う夫に「殺していないと言ったでしょ」聂桑榆は涙を流して身の潔白を訴えたあと、絶望して崖から飛び降りる

その後、聂桑榆は屋敷で目を覚ます。侍女の苜蓿(もくしゅく)に世話されるが、侍女のことも、自分が寧府の奥様と呼ばれることも記憶がなくて理解できない。

苜蓿から自分が崖から落ちた経緯を聞く。聂桑榆は【都一の毒婦】と言われる存在で、昨日、夫・寧鈺軒が第二夫人・温婉を迎えた結婚式で自分が温婉を刺したと知り…。

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ネタバレなし感想

出だしからヒロインが深刻そうに泣きながら崖から落ちて驚きました。その後、助かったヒロインは記憶を失くしていて…。不仲な夫と記憶喪失で人格が変わったヒロインが恋愛をやり直す物語なのかと思っていたら、そう簡単な展開ではなく…記憶喪失の【真相】が意外で面白かったです。

ヒロインの性格や言動が魅力的で、夫である寧鈺軒が惹かれていくのも理解できて微笑ましかったです。

ただ、終盤の展開が捻りがないというか、主役二人を引き裂く【原因】が定番なエピソードで残念でした。良い人だと思っていた脇役の人柄が【とある理由】からガラリと変わってしまったのは驚きました。

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ネタバレあり感想

※ネタバレしてます。ご注意ください。

聶桑榆が実は季曼だったという展開は驚きました。でもよく考えると本当の聶桑榆って可哀想な気がしました。性格的には横暴で酷い部分があったようですが(陶思維が想っていたのが不思議で趣味悪いと思った…笑)でも、温婉を刺したと疑われて(違うのに)崖から落ちて亡くなったって…不憫すぎます。

陶思維が終盤あんなに悪人顔になって季曼に憎しみを向けるようになったのは驚きました。普通に聶青雲と(不本意ながらも)過ごしていくものと思っていたのに…。そもそも、聶桑榆を人妻になった後もあんなに想っているのが執念深くて怖いと言えば怖いキャラでした。

温婉はキャラがワンパターンというか、しれっと悪事をするだけで魅力が少しもなかったのが残念でした。とぼけた顔のあと悪い顔をする…の繰り返しで、女優さんも演じててつまらないんじゃと思ってしまいました。

寧鈺軒の父を殺したのが季曼の本当の父だったという展開によって(結局違ったけど)、2人は離れてしまいましたが、この展開はもっと捻りが欲しいなと思いました。親同士が仇だったってよくある弊害だなと思ってしまい、イマイチ感情移入できませんでした。

鬼白が寧鈺軒と季曼の夫婦愛を目の当たりにして、抑えていた水娘子への想いをさらけ出すシーンは良かったです。もどかしい脇役カップルでした(笑)。

全体的に。意外な展開は楽しめましたが、残念な部分も感じたドラマでした。

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キャスト紹介

聶桑榆(じょうそうゆ):ポン・シャオラン

寧鈺軒(ねいぎょくけん):ディン・ユーシー

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