《永遠の桃花》での人気脇役キャラ、白鳳九と東華帝君が主演の桃花シリーズ《夢幻の桃花》の感想です。永遠の桃花の続きではなくキャラは同じで違うお話になっています。
夢幻の桃花~三生三世枕上書(2020)全56話
キャスト ディリラバ、ガオ・ウェイグァン、リウ・ルイリン、バロン・チェン、ホァン・ジュンジエ、ヤンミー、他
※各話あらすじと感想はこちら。前半ストーリーまとめはこちら。
《夢幻の桃花》ネタバレなし感想
面白かったです。登場人物設定とストーリー設定が壮大なラブストーリーで、無邪気で愛らしい狐族(狐に変身できる)の鳳九と天界のカリスマ、クールイケメン東華帝君との甘くて切なく、展開が読めない面白さ満載ドラマでした。
タイトルにある【三生三世】から分かるように本来の鳳九と帝君という立場以外の人生も登場し、そちらのほうもドラマチック!帝君役のガオ・ウェイグァンの演じ分けも見事でした。その他の登場人物も個性豊かで魅力的でした。最終回はドキドキハラハラです。
《夢幻の桃花》ネタバレあり感想
※ネタバレあります。ご注意ください。
最終回を見終わった今は本当に「ハッピーエンドで良かった!!」しかありません。鳳九の婚姻の日の前夜から急に姫蘅が邪魔してきたり、結界が解かれて緲落出てきたり、大変なことになりましたが…終わりよければすべて良しかな。
ただ鳳九と帝君の関係に少し「あら?」って思ってしまったのも確か。あれだけ鳳九を愛して大事にしてくれてた帝君なんだから、姫蘅と魔界に行ったと知っても「何か理由があるんじゃ」って鳳九は思わないのかなと。「待っても来なかった。私を捨てて姫蘅を選んだ」って何でそうなるのと思ってしまいました。確かに帝君は天界に戻った後も鳳九に理由を話しに行かなかったし、鳳九の未来の為と言って色々緲落のこととか大変なのに隠していて、私は話せばいいのにと思ったけども…。鳳九が指輪を受け取らなかったあたりは特に帝君が不憫で可哀そうでした。(帝君泣いてたし…泣)だけど、最終話で鳳九が言った通り「おあいこ」と思えばそれでいいのかな。帝君が鳳九をそれでも愛していたからこれでも良いんだと思います(笑)
全体的な話。私は人間界編が好きでした。明るめの大王(帝君)も良かったし、何より葉将軍(葉青緹)が良かったです。戦う姿が超カッコよかった!(役者さん運動神経良いのかな?戦う姿がすごく様になっていたし表情も良かった)不器用に誠実に鳳九を愛して亡くなるのも泣けました。終盤神仙として甦って嬉しかったけど、鳳九との記憶はなかったからちょっと味気なかったかな。
阿蘭若の夢編はちょっと分かりづらかったです。阿蘭若の人生を鳳九がなぞっていくって、設定としては面白かったですが、阿蘭若と沈曄の恋愛も難しくて感情移入がしづらかったです。
キャラの話。帝君は鳳九を愛してこんなにヤキモチ焼いたり甘いこと言ったりするのが意外でした。可愛かったですね(笑)でも終盤は重霖の言う通り高潔すぎたかな。緲落に対しても、結界張って自分以外入って来れないようにせずに、神仙たち総動員で何かすればもっと簡単に封印(浄化)できたんじゃ?と思ってしまいました。(そういう方法が見つからなかったのかもしれないけど)
鳳九は狐のときが特に不憫で応援したくなりました。(川だか池にボロボロにされて沈んだときとか)青丘の女性は去るもの追わず、みたいなクールな残酷さがあるのかな?終盤の鳳九はちょっとだけ私は残念でした。
脇役では葉将軍以外では燕池悟も良かったですね。あの一途さ!そこまで姫蘅に魅力も感じなかったですが(笑)あの一途さとヤンチャな感じが可愛かったです。司命星君のお笑い演技(まずい料理を食べたシーン)も良かったです。滾滾も可愛かったですね。
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