《斗羅大陸~7つの光と武魂の謎~》感想(ネタバレなし/あり)個性的で派手な戦闘シーンと可愛い恋愛模様が楽しい武魂ファンタジー!

神仙,ファンタジー,ロマンス系

人気ファンタジー小説が原作。武術や友情や冒険の物語です。(恋愛もあり!)

斗羅大陸~7つの光と武魂の謎~(2021 全40話)3.5

(キャスト)シャオ・ジャン、ウー・シュエンイー、チェン・イールー、チウ・シンジー、ケニー・ビー、ジュー・ジュー、ガオ・タイユー、他

※1話あらすじとメインキャスト紹介はこちら

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ネタバレなし感想

今まで観た中国ドラマのなかでも特に【少年漫画】っぽいと思いました。魂師を育成する学苑で出会った7人の仲間たちが一緒に技能を磨くなか、反発したり友情や恋を育んでいく…というお話で、主人公・唐三(タン・サン)の両親の謎や他の学苑との対決などもありました。それぞれ個性ある武魂(技)を用いて戦う姿は、派手だったり面白かったりするアクションのCGが見ているだけで楽しめました。

私の場合、戦いメインのお話だと視聴が続かなかったりするんですが(笑)このドラマは健全な雰囲気(?)の恋愛も入っていてその辺も楽しめました。シャオ・ジャン演じる唐三とヒロインの関係性が凄く良かったです。男女問わず仲間たちの顔面偏差値が高かったのも眼福でした(笑)

残念だったのは、泣き所が意外と少なかったことかな?戦いはドラマチックだったけど、感情面でもっと心が動かされる部分があったら良かったのにと思いました。

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ネタバレあり感想

ネタバレしてます。ご注意ください。

唐三と小舞の、血はつながっていないのにお互い【兄と妹】を公言して仲良く過ごす関係がとても良かったです。お互いを純粋に大事に思い、片時も離れたくないほどいつも一緒にいたり、一緒に寝ようとしたり(笑)恋愛に疎いにもほどがありましたが、やっとお互い【愛する人】だと自覚した頃には離れることになるという…。ラストは悲しかったです。

最終回の戦いは見応えありました。唐三の蜘蛛の足が切断されて、これは負けかなと思ったら…敵を油断させるための作戦だったとは。今までも意外な作戦で勝ち上がったりしてたけど、改めて唐三は賢い!と感心しました。誰も死ぬことなく決勝戦で勝利して一安心かと思いきや、小舞の真相が明かされて驚きました。終盤から薄々感じてはいましたが、小舞…十万年魂獣で人の姿になっていたんですね。

唐三のお母さんも十万年魂獣だったせいで武魂殿に狙われ殺されたと分かり、その二の舞にならないように小舞は唐三から離れることを決意し…。こんな終わり方なんて悲しすぎます…。でも【強くなるまで】離れるということなら、いつかまた二人は会えると思いたいです。唐三も目覚めたらきっと小舞を探しに行くはず!

その他。欧思客の武魂には驚きました(笑)どんなだろうと思っていたら、予想外のコックさん…(笑ったら可哀想だけども)皆と戦う中、あの格好はシュールでした(笑)演じる俳優さんは他の作品でも見かけたことありますが、なんとも味のある顔&雰囲気で魅力的ですね。

仲間7人のうち、カップルが3組も出来上がっているのが、ちょっと面白かったです(笑)(欧思客たちはまだカップルじゃないけど)女子たちが小舞に対して「唐三に口づけしてみたら」というアドバイスをしたときは、その展開にドキドキしました(笑)あとちょっとでできなかったのは残念でした(笑)学苑長、大師、柳先生の大人の恋愛模様?も面白かったです。(学苑長のノケ者感が笑えました)

全体的に。王道な少年漫画のようなストーリー展開と爽やかな恋愛模様が楽しめました。主演のシャオ・ジャンも凛々しくて賢くてカッコよかったです!

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