春花秋月(しゅんかしゅうげつ)~初恋は時をこえて~あらすじと感想(ネタバレなし/あり)キャスト紹介。美形腹黒男主役が必見なラブ史劇!

ラブ史劇,現代ラブコメ,青春家族系

このドラマはとにかく美形腹黒系キャラの男主役が際立っていました。

春花秋月~初恋は時をこえて~(全32話 2019)3.5

(キャスト)チャオ・ルースー、リー・ホンイー、ウー・ジュンユー、リゥ・イートン、他

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《春花秋月》あらすじ

2169年。人類は感情反応の還元により永遠の命を得た。ヒロイン・雷蕾はプログラミングされた疑似恋愛を体験できるヘルメットをかぶったあと「本物の恋愛がしたい」とシステムに要求する。結果、雷蕾は永遠の命を手放すかわりに【本物】の恋愛体験をすることになり、最初に目にした男性が運命の相手だという恋愛テーマ【春花秋月いつ終わらん】の世界に入る。

気が付くと寝床に横たわっていた雷蕾。白衣の男が背中を向けて去っていく姿をぼんやりと目にする。その後もう一度目を開けると白衣の男が自分を見ていた。雷蕾は彼が運命の相手だと思って話しかけると、彼は雷蕾の首元に剣をあてる。配下たちも登場し「長生果を食い、医聖を殺したな」と雷蕾を疑う。雷蕾は訳が分からずあたりを見回すと、床には男が倒れていた。「私が人を殺したと?」戸惑う雷蕾。すると、まだ息のあった男が「あやつが…」と言って雷蕾のほうを指さし息絶えて…。

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ネタバレなし感想

このドラマはまず男主役の上官秋月のキャラが異質で良かったです。演じるリー・ホンイーも素敵!彼から漂う妖艶で怪しげな雰囲気とその口から発せられる乙女ゲーム?にありそうなセリフに軽く衝撃を受けました(笑)こんなセリフ言うキャラはなかなか中国ドラマでは見かけないです(笑)

女主役の春花も明るくて素直で良かったです。「イケメンと本物の恋がしたい!」という気持ちは私はじゅうぶん理解できて感情移入出来ました(笑)

堅物の男二番手は恋愛に不器用で、押せ押せな春花に戸惑う姿などが可愛かったです。恋のライバルとして登場する女キャラや他の仲間たちもそれぞれ魅力がありました。

話としては正道と魔教の男二人に心揺れ動くヒロインの言動が可愛かったり笑えたりするなか、長生果の行方や、医聖を殺した犯人を捜していく…という展開に意外性があって面白かったです。キスシーンも多いし、ときめくセリフも多いし、このドラマは好きな人は凄く好きなんじゃないかなと思いました。

※このドラマは現在(2022/3)U-NEXTで配信中です。(本ページの情報は2022年3月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください)

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ネタバレあり感想

ネタバレしてます。ご注意ください。

秋月は序盤は配下に対して目をくりぬくと言ったり、春花の首をしめようとしたり…魔教の洞主だけあって怖い雰囲気が漂っていたので、私は蕭白との恋愛のほうが平和で良いなと思っていました。でも春花が「命は一つ」だと咎めて以降、秋月は残虐性のある行動を控えていき、私は少しずつ魅力を感じ、時々秋月の発する言葉には釘付けになりました(笑)「体で返せ」とか「体の隅々まで見た」とか「大胆なことしようか」とか…!!なんなのそのセリフ…!!って笑いそうになりました(笑)

蕭白は秋月に比べると正統派で堅物で真面目な青年で、恋愛としては少し物足りないような部分があっても、春花は最初に目にしたのは蕭白だと思って蕭白にこだわっていましたが、やっぱり秋月にときめいてしまうという…その気持ちは理解できました(笑)蕭白が春花との婚礼の場を長生果のため、人を集める口実のために使ったというのは残念でしたが、春花を好きという気持ちもちゃんとあったと思うので私はあまり嫌な気持ちにはならなかったかな。

春花が最初に目にしたのは実は秋月だったと分かって二人がラブラブになったあと、あんなに甘い日々を過ごしていたのに、再会した顧晩に「秋月が江湖を統一したら春花は用なしになるだろう」と吹き込まれて、それをすんなり春花が信じたという展開は急だったしちょっと「何で…??」ってなりました。結局、顧晩に毒飲まされてるし…。

ラスト、毒に侵された春花の命を救えるのは秋月か蕭白。どちらが気を枯渇させてまで助けるかという展開のなか、秋月が迷わず気を送って春花の命を救ったのは感動的でした。これは普通に秋月だろうなって思いましたが…。「本物の恋愛がしたい」という物語の始まりだったので、最後はやはり運命の相手には命を懸けて愛してもらうということなんですね。(←秋月は死んではいないけど)蕭白は周りに「解毒後、秋月を殺すべきだ」と言われていましたが、もちろんそんなことはしなかったのでホッとしました。

その他。恋のライバルっぽく登場した風彩彩が嫌な女じゃなかったのが意外でした。春花に嫌がらせとかもしなかったですよね。健気に蕭白を想う姿が良かったです。秦流風と男装した冷凝の恋のエピソードも、徐々に冷凝の心が解けていく感じが良かったです。男装から女姿に戻ったときは、やっぱり女姿のほうが綺麗だなと思いました。

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キャスト紹介

春花、雷蕾:チャオ・ルースー(赵露思)

永遠の命より「本物の恋愛がしたい」と願う女の子。【春花秋月いつ終わらん】の世界で出会った運命の相手は…?演じるチャオ・ルースーちゃんのプロフィール他はこちら↓

上官秋月:リー・ホンイー(李宏毅)

春花の【兄】?魔教の主。怪しげな雰囲気漂う美形。演じるリー・ホンイーのプロフィール他はこちら↓

蕭白:ウー・ジュンユー(吴俊余)

1993年3月7日四川省成都市生まれ O型 身長177cm 北京市現代音楽学校卒業 歌手、俳優

(出演ドラマ)我的女主别太萌、司藤(半妖の司籐(スー・トン)姫 ~運命に導かれた愛~)、笑傲江湖(月下の恋歌)、他

2008年第三回【世界華人歌手四川大会】獲得。2010年湖南衛視オーディション番組《快楽男声》全国大会で9位を獲得。その後正式に芸能界入り。

秦流風:リゥ・イートン(刘怡潼)

1997年7月31日生まれ 身長185cm 北京電影学院卒業

(出演ドラマ)爱情应该有的样子、双面神探、三千鸦杀(三千鴉(がらす)の恋歌)、剑王朝(剣王朝〜乱世に舞う雪〜)、他

父は俳優の刘奕君。2016年大学入試で全国第10位の成績で北京電影学院表演科に入学。2018年《剣王朝》で正式に芸能界入り。

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