三千鴉(がらす)の恋歌【簡単!各話あらすじ】恋愛系メインです。設定がドラマチック!切ない神仙ものです

各話あらすじ

《三千鴉(がらす)の恋歌》(原題 三千鸦杀 全30話)のあらすじ各話(全話)です。どんなドラマか簡単に知りたい方に!恋愛系メインにまとめています。※ネタバレありです。

中国語字幕で観ているのでセリフなど私の解釈になっています。(間違っている部分があったらすみません)※目次はクリックできるので見たい部分からどうぞ。

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【三千鴉の恋歌】1話~5話

  簡単あらすじ
1話 仙人の傅九雲(ふ・きゅううん)は絵に描かれた女子を千年探し人間界で見つける。彼女は驪国の皇女燕燕(えんえん)。九雲は人間界で公子斉(こうしせい)として過ごし彼女を見守っていた。そんなある日、燕燕の想い人の左紫辰(さ・ししん)の父、左相国が国を裏切り天原国の妖魔と手を組む姿を燕燕は目撃する。
2話 妖魔に燕燕の家族は殺され、燕燕も殺されそうになるが九雲に助けられる。紫辰も助けに来るが彼も裏切ったと思い、剣を振り両目を切りつける。燕燕は師匠と侍女の阿満と鳥に乗って逃げるが途中で阿満は殺されてしまう。燕燕は師匠に仙人の住む香取山にある【霊灯】と血の契約をして灯せば妖魔の霊力を封じられると聞き仇を討つことを誓う。三年後、燕燕は自分の顔を侍女阿満の顔に変え覃川(たん・せん)として香取山の雑用係になる。
3話 覃川は師匠から貰った地図に書かれた霊灯の場所を捜し歩く。万宝閣の入り口に入ると突然九雲に後ろから抱きしめられ「口づけしていいか?」と言われる。覃川は彼に針を刺して逃げる。その後も膝の上に座らせたり何かとちょっかいをかけてくる九雲に逃げる覃川。九雲は覃川が燕燕だと分かっていた。覃川は九雲に「この山に来た目的は?」と聞かれるがごまかす。
4話 香取山に紫辰が目の治療のため玄珠(げんしゅ:燕燕の従妹)と訪れる。覃川が落とした花瓶のかけらで紫辰はケガをしてしまい、覃川が紫辰の手当てをすると「よく知っている気がする。あなたと話していると心が落ち着く」と紫辰に言われ顔を触られ動揺する。その姿を青青主人と玄珠に見られ叱責され牢に入れられる覃川だったが、九雲が来て牢から出してくれる。
5話 九雲は覃川を自分の侍女にし「私が眠るのを一晩中見守れ」と言う。覃川は寝床で九雲に迫られ拒むがなかなか聞き入れられない。「私の心をあげる」と言うとやっと解放されるが寝床の横で寝ることになる。そんななか九雲の屋敷に紫辰と玄珠が訪れ、紫辰は覃川を自分の侍女にしたいと言う。覃川ははっきり断る。

 

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6話~10話

  簡単あらすじ
6話 九雲は「紫辰のところへ行きたければすぐ行って良い。両目の見えない紫辰が拒絶される姿は可哀そうだった」と覃川に話す。覃川は悩む中、仇を討つことが一番の目的と思い霊灯を探しに行く。覃川は万宝閣に入ると門番に襲われ瀕死の状態になり九雲に助けられる。九雲の屋敷で覃川が看病される中、紫辰が訪れ「何が起きたのだ」と激怒する。数日後、覃川は目覚め「なぜ救ってくれたの」と九雲に問うと「私の最愛の侍女だからだ」と彼は答える。
7話 九雲は覃川を万宝閣に連れて行き「驪国の皇女燕燕だと知っている」と伝える。覃川は「妖魔を倒すため霊灯が必要なの。もし阻止したいなら私を殺して」と言う。「灯したらどうなるか知っているか?」と九雲が問うと「知っている」と覃川は答えるが「全然分かっていない」と九雲は言う。その後、九雲は仙人仲間の眉山に覃川の目的は霊灯だったと話す。眉山は驚き「お前の命だ」と言う。
8話 紫辰の侍女になった覃川は彼に「私といて楽しくないか?明日九雲のところへ帰そうか」と言われ、覃川は何も言えず彼の頬を触る。紫辰は燕燕を思い出し「目を治したい」と強く言う。その後、治療により視力が戻る紫辰だったが、なぜか燕燕の記憶をなくしていた。覃川が玄珠に問うと、山主に仙術で記憶をなくすよう頼んだことを知る。落ち込む覃川のところに九雲が現れ「私の家に帰って来い。おまえは私の最愛の侍女だからな」と微笑む。
9話 香取山に白河(はくが)龍王が訪れる。宴で席を外した玄珠のあとを追う覃川。玄珠は龍王のために霊灯に毒を入れようとしていた。覃川に気づいた玄珠は「紫辰は無関係。連れて逃げて」と言う。覃川は「私の使命が終わっていない」と玄珠を止める。すると彼女は覃川を刀で刺そうとし、青青と九雲が現れ助けてくれる。奥にある霊灯を取ろうとする覃川に「山主が守っている重要な宝物だから持って行けない」と言う九雲。その後、香取山を奪いたい龍王と山主の戦いが始まる。
10話 龍に変化した龍王に山主は倒され、九雲は龍王と必死に戦う。覃川は紫辰を逃がした後、九雲を助けに行くが戦いのさなか気を失う。九雲は龍王を倒すが自分も瀕死の状態になり絵の中に入る。覃川が目覚めると九雲はいなかった。覃川は霊灯を取りに行き二萌(じほう:雑用係の仲間)と玄珠と一緒に山を下る。覃川は街で九雲が死んだと知りショックを受ける。その後、二萌に霊灯を盗られて去られ茫然とする覃川の前に白(はく)公子(九雲の家に住んでいた鏡の化身)が現れ「九雲は重傷は負ったが死んでいない」と教えられる。
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11話~15話

  簡単あらすじ
11話 九雲は絵の中で体の傷を癒していた。覃川と白公子はまずは霊灯を探しに鯪魚城へ向かう。二萌が天原国の第二皇子、亭渊(ていえん)だと知り、彼の叔母、趙(ちょう)管事に化けた白公子が亭渊の部屋に霊灯を探しに行く。亭渊は趙管事が白公子だと気づく。
12話 覃川が白公子を心配し宮殿に行くと大皇子の靂渊(れきえん)に見つかり追われるが亭渊が助けてくれる。「霊灯を返して」と言う覃川に「私は敵ではない。あとで方法を考える」と亭渊は話す。宮殿を脱出した覃川と白公子は街で驪国流民が連行されるのを見て救いに行く。覃川は靂渊に見つかり首を絞められるが九雲が現れ助けてくれる。陰から見ていた亭渊は倒れた靂渊に霊灯を使い霊力を吸い取るが霊灯は爆発してしまう。霊灯は偽物だった。
13話 覃川が霊灯を探しに行こうとすると九雲は「霊灯は亭渊府にはない。私の傷が治ったら必ず取りに行く」と言い「復讐しても家族は戻ってこない」と話すが覃川の決意は固かった。翌日街に出た二人は講談師の話を聞く。その結末に反論した覃川は観衆に追われ逃げる。隠れるなか覃川は九雲に抱き寄せられ顔を寄せられる。唇と唇が触れる寸前「お腹がすいた」と覃川は言う。
14話 霊灯探しの途中、星を眺めながら九雲は「絵の中の女子の辛い運命を変えてあげたいと思った。それは君だ。愛している」と覃川に言う。その後、霊灯は九雲が持っていると知った覃川は激怒し仙術で九雲の体を傷つけてしまう。九雲は「恨みを忘れさせたい。私はただ君の側にいたいだけ」と言って倒れる。覃川は「霊灯を灯して私の魂が消えてもそれは価値があること」だと思う。宿でかいがいしく世話をしてくれる覃川に九雲は突然口づけをする。嬉しそうに微笑む覃川。
15話 覃川は九雲に神仙酔を飲ませ眠らせる。そして涙を流し彼の額に口づけして霊灯を持ち去る。師匠の墓の前で霊灯に血の契約をし【灯したあと仇の三つの霊力(命)とさらに自分の霊力が必要】なため仙界の弓を持って左相国がいる紫竹林に出立する。九雲は目覚め全てを知る。

 

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16話~20話

 

  簡単あらすじ
16話 紫竹林での宴の最中、覃川は弓で左相国を殺し霊灯に霊力を集める。その後、靂渊の妃選びが行われることになり、覃川は靂渊に近づくため料亭で働き会場の様子を調べる。靂渊は公子斉が絵と琴の名手であると聞き、驪国を攻めた日に琴で攻撃をしてきた仙人を思い出す。そして側近になった紫辰を連れて公子斉の身分を確かめに彼の家へ行く。
17話 靂渊は仮面をつけている公子斉に外すよう言う。公子斉は仙術で顔を眉山に変え仮面を外しごまかす。その後、公子斉は妃選びの場に招待され大尉府に滞在する。覃川は公子斉に料理を届けることになり彼と話すなか、公子斉が九雲だと確信する。私に干渉しないでと言う覃川に「君が深淵に陥ったときそれでも復讐と言うのかそれとも私に助けてと言うのか見たいだけだ」と公子斉は答える。
18話 覃川は妃選びの場に潜入し妃に選ばれる。二人きりの部屋で覃川は靂渊に弓を放つがなぜか彼は死なない。九雲の仙術の助けにより逃げた覃川は紫辰に追いつめられるが彼は見逃してくれる。靂渊が兵を使い刺客(覃川)を探すなか、公子斉は覃川を家に連れていく。覃川は九雲に「一度駄目でも二度目、三度目を狙う」と話し、亭渊のもとへ行き「靂渊を殺したい」と言う。
19話 亭渊は「靂渊は生まれたときから奇妙で剣でも術でも傷つかないが中元節の日だけは例外だ」と教えてくれる。その日は毎年どこかに行くと知り、覃川は宮女に扮し白紙仙術の紙人形で探ることにする。九雲は妖王のいる昊天殿を探すなか覃川と出会う。覃川の行動を忠告すると「監視していたのね」と彼女は怒る。
20話 靂渊は玄珠を妃にすることに決め「今年の中元節の日に玄珠を連れて祈りに行く」と言う。その日、覃川は靂渊の服に人形を貼るが失敗してしまう。覃川の計画を知った紫辰は「自分なら靂渊に近づけるから自分が人形を貼ろう」と言ってくれるが、陰で聞いていた玄珠が「私に人形を渡して」と言い、靂渊と祈りの場所に行く。靂渊に人形を貼ると覃川の持つ地図の【昊天殿】が光る。

21話~25話

  簡単あらすじ
21話 覃川は亭渊と紫辰と共に昊天殿に行く。靂渊と戦おうとすると妖神像に蔓で羽交い絞めにされる。一方、九雲も師匠の仇の妖王と昊天殿で戦う。戦いのさなか妖王は「霊灯が灯れば霊灯の芯たるおまえの命は長くない」と言う。九雲は妖王を倒し、妖神像の力が消え覃川は弓で靂渊を殺すが、妖王の霊力が飛んできて「仇を討つ相手を間違えたな」と言って霊灯と共に消える。覃川は靂渊の背後にいたのは妖王で霊灯は九雲の師匠が残したものだと知る。
22話 覃川と九雲は香取山に行く。覃川はそこで死んだはずの左相国と出会い驚く。左相国は妖王にずっと牢に監禁されていて、驪国を裏切ったのも覃川が殺したのも別人だった。左相国は驪国を復興させたいと願い、紫辰は覃川に協力を頼むが覃川は自分には無理だと言って去る。落ち込む覃川を九雲が慰めようとするなか眉山は「霊灯が妖王の手にあるのは危険だ」と九雲を心配する。
23話 左相国は玄珠に民を率いてほしいと頼む。覃川は「自分は騙されてばかりで紙人形も救えず靂渊も殺せず九雲も傷つけた」と思い、弓を地面に埋め平凡に生きようと思う。そんななか覃川が育てていた野菜が大雨で駄目になり「私は何も上手くできない」と号泣し九雲が抱きしめる。天原国では死んだはずの靂渊が現れ亭渊は驚愕する。昊天殿での戦いで靂渊の霊力を入れた小瓶を香取山主が開けてしまい、山主の体の中に霊力が入りこむ。
24話 中秋節の夜、九雲は覃川を連れて空を飛び景色を楽しむ。「天で一番輝いているのは君の瞳だ」と言う九雲に覃川は嬉しそうに抱き着く。その頃、街で子供が襲われ騒動になり犯人は山主(靂渊)だと分かる。彼は九雲に「求めている清瑩石は極北の地の火山口にある」と言う。その後、九雲は覃川に驪国の宝の鏡を貰い「最後の時まで身に付ける」と話し覃川は怪訝な顔をする。九雲は覃川を抱きしめながら眠り、彼女が寝たあと眉山と共に極北の地へ出発する。
25話 復興の祭典の日、玄珠は覃川が皇女燕燕だと驪国の民に話し山を下るなか、山主(靂渊)に連れていかれる。覃川は白公子から「九雲は宿命の地に清瑩石を探しに行った」と聞き、九雲の持つ鏡を通して彼が妖王と戦う姿を見る。覃川は鏡を通って極北の地へ行き、火山口に着いた時には九雲は高熱に耐え横たわっていた。靂渊の霊力を吸収した妖王は「九雲は霊灯の灯芯で霊灯を灯したら死ぬ」と覃川に教え、覃川は驚き涙を流す。一方、亭渊と紫辰も覃川と玄珠を助けにこの地に来ていた。

 

26話~30話(最終回)

  簡単あらすじ
26話 覃川に灯芯のことを問われた九雲は「覃川が点灯を望むなら自分は燃え尽きようと思っていた」と話す。再び九雲は妖王に戦いを挑むが力は尽き首を絞められる。覃川は自分の心臓をナイフで刺し白紙仙術の最高技で虎を出して九雲を助けるが絶体絶命になる。そのとき白公子が鏡の盾となって妖王の仙術を跳ね返し妖王は火山口に落ちて消える。鏡は木っ端みじんに割れてしまう。その後、覃川の傷は封じられ宿で静養する。紫辰も玄珠を助け亭渊と共に鯪魚城に戻る。そんななか火山口に落ちた妖王は妖神によって助けられるのだった。
27話 覃川と九雲は北の火山が噴火したと聞き妖王は生きているのではと思う。ある日、九雲のもとに香取山主が訪れ今までの罪を謝り「南彊海底にこそ清瑩石がある」と伝える。九雲はその言葉を信じ覃川と南彊海へ赴く。覃川は水の中で過ごせる水珠を飲み海に入る。抱き合って潜る中「私が側にいる。大丈夫だ」と言う九雲に覃川は口づけをする。海底に着くと覃川の後をついてくる貝がいて、その中に清瑩石があった。
28話 二人は海底に横になり「いつから私を愛した?覃川愛してる」とささやく九雲に覃川は口づけし抱き合い甘い甘い時間を過ごす。地上に出て覃川が「妖魔に遭うたび倒す。霊灯を灯さないで驪国民を守る」と話すと「今後私たちは忙しくなるな。沢山の子供も育てなければいけない」と九雲は笑い二人は抱き合う。その後、紫辰や眉山たちと落ち合い清瑩石の結界を使って妖王を倒そうと火山口へ向かう。しかし覃川と九雲は皆を巻き込まずに戦おうと考えていて、二人で妖王と戦う。
29話 妖王は皆の心魔を操り弱らせる。九雲は瀕死の状態になるが亭渊の助けもあり清瑩石の結界で妖王を倒す。しかし火山口から妖神が現れ、妖王の真の目的は妖神の復活だったと分かる。皆は妖神の力に圧倒され為す術もない。九雲は覃川に霊灯を使うことを説得し「灯したくない。一緒に生きたい」と覃川は号泣する。そんななか玄珠が霊灯を自分の胸に刺す。覃川は止めに行った際気絶してしまう。霊灯は作動し妖神や町中の妖魔の霊気を吸い取る。玄珠の体は消え、覃川が寝ている間に九雲の体も消えてしまう。
30話 ★知りたい方は下の+をクリックして読んでください。

覃川は部屋で目覚め九雲を探す。火山口での玄珠の行動を思い出し霊灯が灯され九雲は死んだと気づき涙を流す。しかし眉山は「九雲は帰ってくる」と言い、ずっと待ち続ける覃川。一年経ち「本当に九雲が帰ってくるならなぜあなたは毎日酒を飲み涙を流すの?帰ってこないと分かっているからでしょう」と眉山に泣きながら言う覃川。その後、覃川は天原国にある霊灯の前に行き泣いていると霊灯が光る。手で触れると吸い込まれ覃川は霊灯と共に消える。

覃川が目覚めると小さい頃の燕燕になっていて両親も生きていた。燕燕は覃川だった頃のことはうろ覚えで覃川の人生とは少し違った世界で成長する。そして夢の中で見た白衣の男子のことを「会ったことがあるのに思い出せない」と泣く。ある日、天原国の皇太子亭渊が香取山主から贈られた絵を持って来る。その絵には覃川の時に出会った人々の絵が描かれていた。最後に夢の中に出てきた白衣の男子が描かれていて涙を流した燕燕はその絵の中に吸い込まれる。絵の中には琴を弾く九雲がいて「覃川」と呼ぶ。すべてを思い出した燕燕は微笑み涙を流して九雲に抱き着くのだった。


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