《半妖の司籐(スー・トン)姫~運命に導かれた愛~》感想!(ネタばれなし/あり)ロケ地紹介も。キャラが魅力的な異種ラブファンタジー!

神仙,ファンタジー,ロマンス系

半妖の司籐(スー・トン)姫~運命に導かれた愛~(全30話 2020)※BS版全29話4.0

(キャスト)司籐(スー・トン)役:景甜(ジン・ティエン)、秦放(チン・ファン)役:張彬彬(チャン・ビンビン)、沈銀灯(チェン・インドン)役:李沐宸(リー・ムーチェン)、顔福瑞(イエン・フールイ)役:張亦馳(ジャン・イーチー)、王乾坤(ワン・ケンコン)役:呉俊余(ウー・ジュンユー)他

※1話あらすじとメインキャスト紹介はこちら

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ネタバレなし感想

このドラマはまずキャラがとても良いなと思いました。女王様然とした司籐(スー・トン)と優しい男 秦放(チン・ファン)のやり取りがとても面白かったです。この二人の主従関係?が少しずつ変化していく様子が胸キュンで良かったですね。メイン二人だけでなく脇役のキャラも良い味出していました。

話としては今まで見たことない不思議な設定だったので、展開が全然予想つかなくて楽しめました。終盤は特に予想外の驚きの連続でした。でも個人的に序盤から中盤あたりのほうが面白かったかな?(笑えたし)

スー・トンの衣装が毎回凝っていて素敵でした。着てみたいと思いましたが、あれを着こなすにはスー・トン並みの美しさとスタイルがなきゃいけないかもしれませんね(笑)あと、中国ならではの壮大な景色、民族風なホテルや古代風な建物、現代のお洒落な建物にも思わず見入ってしまいました。特にチン・ファンの家が素敵すぎ!!こんなところで暮らしたい!!と思いました(笑)

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ネタバレあり感想

ネタバレしてます。ご注意ください。

本当に不思議な話でした。植物が変異して生まれた生命体《苅族(がいぞく)》って…面白い設定でしたね。手からツタが出てくる映像も新鮮だったし、それを操ったり、懸師たちに籐殺(トンシャー)仕掛けたり、スー・トンに好きなようにされるチン・ファンや福瑞(フールイ)や乾坤(ケン・コン)の姿が笑えました。

はじめは澄ました感じのスー・トンでしたが、宿でドラマを観て現代を学んでいたり(笑)瓦房(ワーファン)を何気に世話して優しかったり、どんどん魅力が出てきて、チン・ファンとお互い好きになっていく姿がとても自然で良かったです。お互い意識してる中、フールイがその二人を観察してるときの表情も笑えました。最初は単なる脇役かと思いきや、フールイって良い味出していたし、出番も多かったですね。

スー・トンの分裂した存在である白英(バイ・イン)の登場には驚きました。最初にスー・トンを殺したのも彼女だったとは。個人的にバイ・イン役の女優さんを見たときは「出たっ!!」ってなりました(笑)この女優さんって《独孤伽羅》や《明蘭~才媛の春~》でも同じような役をしていて(顔演技がすごい悪女系)感心するくらい憎らしい演技ができて、このパターンの役にピッタリの女優さんだと思います(笑)

終盤、チン・ファンが擎天樹(けいてんじゅ)の変異した者だったという展開は予想外すぎました。人間じゃなかったなんて!!(スー・トンと血がつながっていなくてホッとしたけど)丘山との戦いのあとチン・ファンが駆け付ける中、間に合わずスー・トンが消えてしまったのは悲しいながらもドラマチックでした。(流れた音楽も盛り上げよう!って感じだった気がする)

5年後、5歳の少女になって登場したスー・トン。チン・ファンとの歳の差すごいけど、急に成長とかできるのかな?なんてのん気に思ってたら、まだまだ波乱がありましたね。犠牲になってスー・トンを助けたチン・ファンの愛情は感動的でした。ラスト、二人が再会できて良かったです。車椅子のチン・ファンを連れてスー・トンは森の奥に行ってたけどあれはどういうことなんだろう?木が光りだしてたからチン・ファンは目覚めるのかな??ハッピーエンドだと良いなと思いました。

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ロケ地紹介

ドラマに出てくる風景、中華風な建物が本当に素敵でしたね。行ってみたい!と思った方も多いのでは?

劇中の【達那(ダーナ)】(←実際には無い)は中国の雲南省の香格里拉(シャングリラ)帕纳海(ナパ海) あたりをロケ地にしていたそうです。スー・トン初登場のシーンの山は中国最大の自然公園である【普达措公園】内。シャングリラの町から車で30分ほど離れていて山は富士山と同じくらいの標高とのこと。チン・ファンたちが最初に泊まっていたのはシャングリラにあるホテル【仁安悦榕庄酒店】です。

スー・トンが瓦房(ワーファン)に習字を教えたり交流していた倉城山小院は、シャングリラ南部の都市(昆明から西に約300km)の大理市にある古民家ホテル【雲上四季連鎖酒店・大理古城中和居店】。湖にぽっかり浮かんだ古塔の建つ島は大理市の洱海にある【小普陀島】。

チン・ファンの家(庭に透明のチェアがあって湖や山が見渡せる)は大理市洱海の近辺にある二階建てのヴィラ。昆明駅から電車で2時間ほどのところにあるそうです。

(参照:https://new.qq.com/omn/20210411/20210411A08OFX00.html)

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