《国子監は花ざかり~ロマンスは最高学府で~》感想(ネタバレなし/あり)可愛すぎる胸キュンと驚きの陰謀の落差あるドラマ!

ラブ史劇,現代ラブコメ,青春家族系

メイン男性陣がイケメン!胸キュンと陰謀の落差のあるドラマです。

1話あらすじとキャスト紹介はこちら

国子監は花ざかり~ロマンスは最高学府で~(2021 全30話)3.5

(キャスト)チャオ・ルースー、シュー・カイチョン、レン・ハオ、アオ・ルイポン、他

スポンサーリンク

ネタバレなし感想

中盤くらいまでは予想以上に楽しい胸キュンラブコメ展開で好きでした(笑)。男主役の晏雲之(あんうんし)がヒロイン桑祈(そうき)等、生徒たちより年上で司業(先生)なのに意外と大人げなくて、恋のライバル(卓文遠)と普通に張り合ったりするのが笑えました。男3番手(閻琰)もイケメンで、そちらの恋愛模様も楽しめました。

終盤は陰謀エピソードで「実はこうだった~」と種明かししていくというのが続いて、ワンパターンな気もしました。黒幕に少しも共感できなかったのが残念でした。

スポンサーリンク

ネタバレあり感想

※ネタバレしてます。ご注意ください。

桑祈と晏雲之の恋愛エピソードが楽しかったです。桑祈の入浴中に晏雲之が入りこんでしまったり、晏鶴行(あんかくこう)の弟子になるための条件で晏雲之の肌着を取ってくるとか、洞穴に二人だけで閉じ込められてしまったりとか、ストレートな胸キュン展開が多くて私は好きでした(笑)

晏雲之と卓文遠の恋の争いも楽しめました。洞穴のあと張り合って、骨折のふりした晏雲之と、仮病で倒れて同情を誘う卓文遠とか(笑)。労働実習では、晏雲之は先生なのに桑祈を特別扱いして大人げないのが面白かったです。桑祈の部屋に次々と訪れた男たちがベッドの下に隠れていく展開は、予想できたけど笑えました(笑)

桑祈と晏雲之が両想いになった後はラブラブっぷりが凄かったですね。キスシーンが可愛かったです。「もう一回して」って言ったり、抱き上げたり。なんか社内恋愛をしてるみたいな二人だな~と思いました。皆に隠してもバレバレみたいな(笑)。食い逃げエピソードはちょっとどうかと思ったけど、冗談で安心しました。キスばっかしてて、付き合いたてって感じのラブラブさがリアリティ?ありました(笑)

中盤くらいまで楽しんで観ていたのに、まさか終盤、卓文遠がここまで嫌な奴になるなんて…。イケメンで素敵な感じだったのに、卓文遠にはがっかりしました。父が罪を犯し、家が落ちぶれ、皆に見下され、そこから這い上がるためだからってそこまでする?伯母(卓貴妃)に色々言われても桑祈を守ってたのは分かったけど、桑祈が晏雲之に夢中になったあとは、嫉妬心から最終的に愛する人を毒で殺すことにするって…ちょっと理解できなかったです。(卓文遠役のレン・ハオはこのドラマで人気になったみたいなことを以前読んだ気がするんですが、この役で?嘘でしょ?と思ってしまいました。顔はカッコいいけど)

あと、このドラマは【実は芝居だった】という展開が多くて残念でした。桑祈が卓文遠に嫁ぐエピソードでは、晏雲之が必死に止めに来て感動的だったけど、それは実は宋佳音だと知っていて芝居してたとか。晏雲之が敵の罠で崖から落ちて行方不明になって皆悲しんでたけど、実は生きてると桑祈は知っていて悲しむ芝居してたとか。巾着に毒を盛られてるのに気づいてたけど桑祈は毒で死ぬ芝居してたとか。全部、敵(卓文遠)を欺くためだったのは分かるんですが、「これもきっと知っていて芝居してるんだろうな」と私は先読みしてしまい(実際その通りだったし)、その点ドラマを楽しめなかったです。

その他。桑祈が紅一点で国子監で勉強を頑張り、科挙に合格して、国子監に配属になるという、女であっても職を得て頑張るという姿が描かれていて良かったです。卓文遠が司業になったあと規則を変えられて、入学できるのは金持ちの男性に限られてしまったけど、最後、桑祈の活躍のおかげもあり、年齢性別家柄関係なく入学できることになって、学ぶ場の在り方みたいなものが描かれていたのも良かったです。

コメント