《有翡(ゆうひ)-Legend of Love-》感想!(ネタバレなし/あり)運命に立ち向かう仲間たちの成長と恋愛の王道武挟もの!

武侠,ブロマンス,

チャオ・リーインとワン・イーボー共演!歳の差も気にならない恋愛模様が良かったです。

有翡(ゆうひ)-Legend of Love-(2020 全51話)3.5

(キャスト)チャオ・リーイン、ワン・イーボー、チェン・ルオシュエン、チュ・ギョルギョン、チャン・ホイウェン、他

※1話あらすじとキャスト紹介はこちら

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ネタバレなし感想

ヒロイン周翡と謝允の恋愛模様が良かったです。恋愛もの大好きな私としては、途中までは物足りないと思っていたんですが、とある設定が明らかになってからは視聴意欲がぐんと増しました。(とはいえ、武挟ものなのでそんなに恋愛濃度は高くはない)

ドラマ自体は基本、クセのない王道武挟ものだと思いました。たくさんの武挟人が出てきて、仲間が出来たり恋が始まったり武術も人間力も成長していき【悪】に立ち向かうという。ちょこちょこ感動シーンもありました。

ちょっと個性的だと思ったのは、ワン・イーボーの役柄かな?口が達者でヒロインに向かってスラスラ出る甘くてキザな言葉たち(笑)演じてて恥ずかしくならないのかな?とか思ってしまうほどでした(笑)謎が多かったり【ハラハラ】する要素がある設定でそこも見どころでした。

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ネタバレあり感想

ネタバレしてます。ご注意ください。

まず、謝允の余命がわずかだと明らかになったときはショックでした。それまでは周翡と謝允の恋愛が薄めだったので(お互い想ってる感じはしたし、謝允は将来の妻とか言ってたけど)もっと嫉妬したり、恋愛に悶えるような展開を見たい~とか思っていたら、こんなドラマチックな設定があったとは!私はこのあたりから物語に惹きつけられていきました。

「周翡は前途ある継承者、だが私は宿命に逆らえぬただの砂粒だ」謝允はこう思い、周翡のもとから去ったときは切なくなりました。その後、命を諦めている謝允に「私ならできることをやりつくしても諦めない」と周翡が発破をかけ、謝允も希望を持ちましたが…こういう【余命】関連は観ていて辛かったです。(みんな実生活で大なり小なり経験のあることだと思うので…)

倒れた謝允のため、周翡や李晟たちが色々頑張って薬材を手に入れたけど、命は長くて1年と言われ…。その後、周翡と謝允が屋根の上でお酒を飲むシーンは凄く印象的でした。「私を目覚めさせた美女を娶ることも出来ぬ。人生の何が楽しい?だが美女が口づけでもしてくれたら私も浮かばれる」と謝允が言ったとき、キスシーン来る!!??っと私は胸が躍りました(笑)でも「屋根の上から突き落とされたい?」と周翡が答え…。しないのか…と私が残念がってたら(謝允もそうだろうけど笑)…そしたら周翡が唇にがっつり口づけした!!びっくり!!!(謝允もびっくりして無言だったけど)。武挟ものだし、キャラ的にないかもと思ってたので、私はテンション上がりました(笑)

求婚エピソードも良かったです。周翡が第三皇子に求婚されたとき【洗墨江の岩に咲く花をとってきたら嫁ぐ】と難題をふっかけるなか、謝允が軽やかにとってくるという(笑)。「私の命は短く家族もいない。前朝の皇帝とは名ばかりで財も持たぬ。結納品は花一輪だけだ」とプロポーズして、受け入れた周翡と抱き合って感動的だったけど、命がなくなるのが前提で話が進んでいて私は悲しかったです。謝允が助かる方法はないの?まさか本当に亡くなるっていうドラマなの?と心配しながら観ていました。でも、最後に【薬王経】のおかげで解毒できて…本当に良かった!!(生きる薬か死ぬ薬か。二つに一つ…って展開はハラハラしたけど…)。沈天庶も倒せたし、ホッとできる終わり方で良かったです。

その他。李晟と楚楚の恋愛も良かったですね。最初の頃は李晟が罠にかかったせいで王夫人が亡くなって、その未熟さに腹が立ったりもしましたが…楚楚との出会いによって成長しました!(終盤思ってた以上に頼もしくなっていて驚き)。楚楚はお嬢様なのに賢くて素敵な女性でした。

李妍が終盤、沈天庶をおじいさんと呼んで交流したときは唖然としました。オーラと雰囲気で悪い奴(しかも親玉)って気づかないのかな?ちょっと呆れてしまいました…。結局、味方の所に案内してしまったり、敵に囲まれて涙ぐんで「あなたが沈天庶だったの!?」とか言ってショックを受けてたけど…何やってるんだか…と。この展開は残念でした。楊瑾と恋愛関係になるのは意外でした。

周翡が亡くなった祖父・李徴と生前かかわった人々と出会い、親切にしてもらったりするエピソードも良かったです。特に李徴を一途に想っていた段九娘が周翡に唯一の技・枯栄手を伝授してくれたのは、祖父との縁が続いてるような感じもして感動的でした。

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