天界と人間界等が舞台のラブファンタジードラマです。終盤は予想外の展開も。戦闘心を湧き立てるような歌も素敵です。(オープニング曲の歌手兼俳優さんの紹介はこちら)
琉璃 全59話(2020年)
(キャスト)チョン・イー、ユエン・ビンイエン、チャン・ユーシー、リウ・シュエイー、ホアン・ヨウミン 他
《琉璃》あらすじ
人間界と妖魔界は天界の支配下にあった。しかし修羅族の王は三界転覆の野心を抱き妖魔連合軍を組織し反旗を翻す。修羅王配下の猛将 魔煞星(まさつせい)羅睺計都(らごうけいと)は天界の大軍を破り神々を追いつめるが、天界に救い主 戦神将軍が現れる。妖魔軍は崩壊し魔煞星は戦神の罠で落命。その心魂は琉璃盞(るりさん)に封印され秘境に隠されたという…。
千年後。魔煞星の元神が復活の時を迎えようとしていた。
少陽(しょうよう)派掌門の娘 16歳の褚璇璣(ちょ・せんき)は生まれつき六識が不完全で、痛みも感じず怒りもわかず涙も出ない。ある日、璇璣の双子の姉 玲瓏(れいろう)とともに五大修仙門派の達人が集まる簪花(しんか)大会の出迎えに行く。そこで点睛(てんせい)谷の烏童(う・とう)が名牌がないのに門の中に入ろうと騒ぎを起こし、それを止めに入った璇璣を嫌がらせで連れ去ってしまう。上空から落とされた璇璣はちょうどその下にいた仮面をつけた青年に抱きとめられる。よそ者の前で仮面をとってはいけないと掟のある離沢(りたく)宮の一番弟子 禹司鳳(う・しほう)だった。
ネタバレなし感想
璇璣と司鳳の恋物語が波乱万丈で凄かったですね。 特に司鳳…。悲しいこと辛いこと大変なことが中盤以降襲いまくって口から血ばかり吐いていました。 口に血がついていないときのほうが少ないんじゃ…とまで思いました(笑)司鳳の一途さは必見です。序盤のたどたどしく喋る姿は可愛すぎでした。
中盤くらいまでは璇璣より玲瓏のほうが大変な目に合っていて、思っていた以上の出番と存在感でした。双子の姉妹が仲良くキャッキャしてる姿は可愛くて良かったです。
終盤は予想外の設定とか展開があって、ちょっと私は違和感があったかな。男二番手ももっと魅力的で璇璣と司鳳の恋愛に絡んでくるのかと思いきや、意外とそうでもなかったのが私としては残念でした。
ネタバレあり感想
※ネタバレしてます。ご注意ください。
魔煞星(羅睺計都)と戦神将軍が同じっていうのは驚きました。まさかそんなことがって司鳳と同様思いました。羅睺計都と璇璣が同化したあと、璇璣を呼び起こそうと頑張る司鳳が何度も羅睺計都に騙され璇璣と思ってしまうシーンは私はギャグかと思いました(笑)(女っぽく喋って璇璣のふりする羅睺計都 笑) それこそ男の羅睺計都の姿と司鳳が抱き合うんじゃないかと心配までしました。(そんなシーンなくて良かった笑)
話の設定上仕方ないですが、ラスト数話にきて璇璣の姿が減り、いきなり羅睺計都の姿が多くなったのは残念でした。(おじさま俳優の姿より若い女優さんのほうが良い 笑)
柏鱗帝君…私はあまり魅力を感じなかったです。昊辰師兄のときは璇璣ともっと恋愛な感じになるのかと思いきやそうでもなかったし(そもそも元が羅睺計都と知っていて恋心抱くのが変な感じするから恋愛にならなくて良かったけど)。羅睺計都を信じず陥れたり、そもそも何で戦神に作り変えるのに性別まで変えたの!?そこが気になりました。(まったく面影なくするため?※もし理由見逃してたらすみません)
玲瓏と烏童の関係、エピソードは興味深かったです。 あそこまで玲瓏に執着する烏童…。玲瓏の婚礼の夜、玲瓏の顔を隠した赤い布を上げたのは花婿ではなく烏童だった…っていうシーンは恐怖でした。玲瓏の立場で考えると下手なホラー映画より怖いと思いました。
全体的に。可愛らしい胸キュンエピソードから刺したり疑ったりの壮絶展開まで振り幅の広いドラマでした。とにかく司鳳の一途さといじらしさが印象的で、ハッピーエンドで良かったです。
キャスト紹介
褚璇璣(ちょ・せんき)役:ユエン・ビンイエン
六識が不完全でちょっと天然風なところが可愛い璇璣。演じるのはこのドラマで人気になったユエン・ビンイエン。今まではクールな役柄を演じることが多かった印象ですが、天然無邪気系も似合っていました。プロフィールはこちら↓をどうぞ。
禹司鳳(う・しほう)役:チョン・イー
序盤は女子に慣れていないせいで璇璣と話すときどもっていた(笑)イケメンです。 演じるのはチョン・イー。このドラマでブレイク。今後も主演作品がたくさんです。プロフィール他はこちら↓をどうぞ。
昊辰(こうしん)役:リウ・シュエイー
落ち着いて優しい師兄役+α。顔にストイックさのある俳優さんです。演じるのはリウ・シュエイー。やはり彼もこのドラマで人気になって今後主演作品あります。プロフィール他はこちら↓をどうぞ。
コメント
柚子さんこんにちは→長くかかりすぎて“こんばんは”になりました。
リウ・ユーニンでコメントしようと思っていましたが瑠璃の終わりを待ってみました。
オープニングの曲は出だしのファルセット(?)で惹きつけられて途中の変調でまた持っていかれる、低音も凄く良くてまさか俳優さんとは思わず歌手だとばかり思っていました。山河令もこの人とは…驚きでした。
(早速脱線ですが山河令に「働く女子流〜」のチャン・ホワン役、魏哲鳴出てますかね。
オープニングかエンディングでチラッと見えて期待しているのですが)
司鳳のみならずホントに皆さんよく血を吐いていましたね。
YouTubeでチラッと「吐血王子?」「腹黒なんとか」っていうのを見て司鳳と柏鱗帝君の事だとすぐ分かり笑えました。
昊辰の時璇璣にご執心だったのは天界でどんな関係だったのか興味深かったけど、実は魔煞星を復活させないための策略だったとは。初期穏やかで大人の雰囲気で霜花のお魚さんのように強い思いの現れなのかと思いきや違いました。
皆が恐れる魔煞星は実はそんなに悪ではなく天界の帝君の方が手段を選ばぬ愚か者だったわけですね。
天帝の後始末がイージーな気がして今までの長〜い話は何だったんだと思う一方天命とはそういう理解なのかと思うしかないのですかね。自分の中で最終話途中まで盛り上がっていたのに終わり方が肩透かしなのは中国ドラマっぽいとも。
そういえばYouTubeで現代で成毅と袁冰妍が出会うというかすれ違う動画を見かけましたがこれは瑠璃本編とは何の関係もないのでしょうか?これがラストシーンかと期待していたのですがあっさり終わってしまって(・・;)
烏童の執着ぶりも凄くて、スピンオフドラマが入り込んだかのような尺の取り方でしたね。
黄明の悪役を見るのは初めてでした。玲瓏を突き飛ばして落ちて行く所はただの悪役で終わらず結構印象に残っていいシーンだったな〜と思いました。 山河令と瑠璃と、扶揺も見ているので思いがけず3役同時視聴でした。
(またまた脱線ですが扶揺は以前柚子さんに戦南城の俳優さんを探していただいてそこだけ見ていたのを今回最初から見ていますが面白いですね。今さら(・・;) ヤン・ミーもハズレがない凄い女優さんだなと思いました)
瑠璃ロスになるかと思っていましたが意外とそうでもない、中国ドラママジック(笑)
長文失礼しました。
ぎわっちさんこんばんは。琉璃と山河令は日本では同時期に放送だったので、なおさらリウ・ユーニンには驚きですよね。
人気作のオープニング曲を歌う歌手が俳優でもあるなんて。脇役レベルではなく人気ドラマの男二番手(長歌行)もやれるなんて。知ったときは「凄い!凄い!」と興奮しました(笑)
山河令に「働く女子流〜」のチャン・ホワン役の俳優さん出てますね。この方つい最近中国で主演ドラマもしてましたね。(たぶん。ちらっと見かけただけなのですが)出世?してるようです!
現代で成毅と袁冰妍が出会うような動画、youtubeでファンの方がけっこう好きなように編集して動画作っているようなのでそれかもしれませんね。好きな俳優同士をお互いの出演ドラマのシーンをくっつけてるのをみかけたことあります。琉璃のラストはちょっとぬる~い感じでしたね。話数増えたのかな?尺余ったのかな?とか思ってしまいました(笑)
柏鱗帝君…なんか独りよがりでしたね。憎いとも怖いとも私は感じず終わった悪役(?)でした。よっぽど烏童のほうが感情を動かされました。怖いとか腹立つとか。烏童が玲瓏を突き飛ばして落ちて行くシーン、ありましたね!!(すっかり忘れていました…私の脳は忘れやすい…)本当に玲瓏が好きだったんですね。黄明さん山河令ではすごく良い役してますね。
扶揺、たぶん(絶対)面白そうとは思うんですが、私はどうも男主役が苦手で…。ヤンミーの作品は外れがないと思うので、次の作品も期待ですね。