《花令嬢の華麗なる計画》あらすじと感想(ネタバレなし/あり)キャスト紹介!病弱美女の真実は?イケメンも素敵なラブコメ時代劇

ラブ史劇,現代ラブコメ,青春家族系

全24話で恋愛と陰謀とイケメンが楽しめるドラマです。

花令嬢の華麗なる計画(2023 全24話 原題:花琉璃轶闻)4.0

(キャスト)シュー・ジェンシー、モン・ズーイー、ジュー・ユエンビン、スー・モンユン、リー・フェイ、他

スポンサーリンク

《花令嬢の華麗なる計画》あらすじ

昌隆30年。縉国と金珀の大戦にて護国大将軍・花応庭(かおうてい)と妻・長安候率いる花家軍が大勝利を収めた。しかし、花家の増長を恐れた文官たちは騒ぎたち、昌隆帝はそれを静めるために、花家の娘・花琉璃(かりゅうり)を県主に封じ、玉京に呼び寄せる。これはいわば人質のようなものだった。皇太子・姫元溯(きげんそ)は花琉璃が敵か味方か考える。

文官たちは花琉璃が玉京にやって来たら非難してやろうと待ち構え、一方、花琉璃は両親の言いつけ通り慎重に行動しようと思っていた。

花琉璃は玉京に到着し、文官たちの出迎えを前に馬車から降りようとするが、風が吹いた後よろめく。侍女は「お嬢様が風にあたって気絶しました」と皆に告げる。文官たちは、こんなに軟弱なのかと驚く。そこに金珀国の刺客が現れ、馬車を攻撃する。事前に察知していた姫元溯の配下はそれを阻止し、その直後に姫元溯が皆の前に現れる。

刺客たちは撤退し、姫元溯は馬車内に来る。花琉璃は急いで白粉を顔にはたき、気絶したふりをする。【呼吸は乱れていない、仮病だろう】姫元溯は目を閉じる花琉璃を観察する。名前を呼びかけると花琉璃は目を覚まして咳き込む。

侍女は到着早々不運だと泣いて、花琉璃を早く休ませてあげないとと訴える。「皇太子殿下。私は長患いで快適なところで暮らさねば悪化します」花琉璃は姫元溯に言い、姫元溯は西郊の屋敷を用意させる。

馬車の中で花琉璃と侍女が二人だけになると「しとやかなふりなどお嬢様らしくありません」と侍女は言う。一方、姫元溯は【花琉璃とは文通していたことがあり知らぬ仲ではないが、今日は文の印象とまるで違ったどっちが本当の姿だ?】と不審に思い…。

スポンサーリンク

ネタバレなし感想

全24話なのに全36話くらいのドラマを観た気分になりました。内容が24話にしては濃かった気がします。(←褒めてる)。

【病弱ぶる】ヒロイン・花琉璃はやりすぎと思うときもありましたが(笑)いつしかここまで突き抜けてたら良いかもと思うようになりました。コメディチックな展開は楽しくて、陰謀面では泣けるエピソードもあり、脇役も魅力的で(イケメンも多いし)色々な面でバランスよく楽しめたドラマでした。

男主役のシュー・ジェンシーは特に素敵でしたね。彼の飄々とした演技(目と体の使い方が独特というか)は毎回味があって好きです。ヒロインとの恋愛模様もゆったりしたペースで描かれていて、こういうのも良いなと思いました。

スポンサーリンク

ネタバレあり感想1

※ネタバレしてます。ご注意ください。

【病弱演技】をするヒロインが新鮮でした。こういう裏表あるキャラって大抵悪役やライバル役なのに、ヒロインがこのパターンなんて!(花琉璃は裏表ではなく演技だけど…)。周りの人々を欺くためにだと思っていたら、終盤【病弱美女】に憧れていたと言い出したときは驚きました。花琉璃は武芸の実力も隠していましたが、田嘉敏と共に誘拐されたあと、敵を一気に倒した時は「ついに出たーーーー!」とテンション上がりました。この時以降、本当の花琉璃を知った田嘉敏がビクビクしていくのが笑えました(笑)。

終盤、花琉璃に似た裏表キャラ【謝瑶】が登場しましたが、花琉璃とは心根に差がありましたね。(謝瑶は中身が嫌な女だったけど、花琉璃は最初から嫌な感じはしなかった)。

少~しずつ姫元溯が花琉璃を気になっていく展開も良かったです。花琉璃と至近距離になったときに毎回固まるのが意外で可愛かったです。最初の口づけも花琉璃からでしたね。(姫元溯はオデコにキスで。笑)。

スポンサーリンク

ネタバレあり感想2

姫元溯が雲寒の立場(間者)に気づいた後も彼を慮り、信じる姿は凄いなと思いました。最後、姫元溯の危機に雲寒が助けに来た展開は感動!体中傷つき、杜琇瑩に【助からない】と伝えた時はこのまま雲寒は亡くなってしまうんだと思いました(涙)。でもラスト、生きていたとは!危険と隣り合わせの身だからと杜琇瑩にそれを知らせないのは切なかったですが…。とにかく雲寒が生きていたことにホッとしました。でも、宋光は亡くなってしまいましたね。目を開けたままの姿の彼に花琉璃が泣きながら駆け寄ったシーンは私も泣けました。

その他。最初、田嘉敏が英王を好きなのが意外でした(笑)。何で彼…??と。でも最終回あたりで納得しました(←遅い。笑)。姫元溯が行方不明の中、側近に姫元溯の地位を奪うことを提案されてもちゃんと断って怒ってて、なおかつ姫元溯を見つけたら心から喜んでいて、ちょっと感動しました。

脇役たちはそれぞれ魅力的でしたが、男2番手(?)の賀遠亭は少し魅力が足りなかった気がしました。もっと三角関係にハラハラしたりドキドキしたりしたかったです。

キャスト紹介

姫元溯(きげんそ)役:シュー・ジェンシー

花琉璃(かりゅうり)役:モン・ズーイー

1995年12月5日吉林省長春生まれ O型 身長170cm 体重47kg 北京電影学院演技科卒業

(出演ドラマ)金庸武侠世界、沉香重华、沉香如屑(沈香の夢:前編~蓮の花芳る時~)、说英雄谁是英雄(江湖英雄伝~HEROES~)、燕云台(燕雲台-The Legend of Empress-)、浮世双娇传(双嬌伝~運命の姉妹と2人の皇子~)、陈情令(陳情令)、他

賀遠亭(がえんてい)役:ジュー・ユエンビン

1995年1月11日上海生まれ B型 身長178cm 体重61kg 上海視覚芸術学院卒業

(出演ドラマ)请成为我的家人、从前有座灵剑山(霊剣山Once Upon A Time In LING JIAN MOUNTAIN)、他

雲寒(うんかん)役:リー・フェイ

1996年9月16日湖北省宜昌市生まれ(出演ドラマ)卿卿三思、夜夜相见不识君、他

コメント