中国で大好評だったドラマ(原題:司藤)のあらすじ紹介です。(中国では全30話でしたがBS版は全29話)
【半妖の司籐姫】あらすじ
(1話)
1939年。司籐(スー・トン※演:ジン・ティエン)は黒いケープの女に殺される。それを見てしまった男は逃げようとするがケープの女の放った植物のつたに捕まえられ【スー・トンの死体を達那(ダーナ)に運び、何世代にも渡って守れ】と脅迫される。
2020年。秦放(チン・ファン※演:チャン・ビンビン)は恋人の安蔓(アン・マン)を連れ、曽祖母を昔助けてくれた恩人を探しにバスでダナへ向かっていた。バスの中のテレビでは【地球外物質により植物が変異して生まれた生命体《苅族(がいぞく)》の噂】について話していた。その後、恩人に会えず仕方なく宿屋に向かった二人はそこで馬(マー)と名乗る男と遭遇する。アン・マンは薬を入れた飲み物をチン・ファンに飲ませ眠らせたあとマーに会いに行く。実は二人は知り合いだった。二人は言い合いになりアン・マンは男を刺してしまう。アン・マンは眠ったままのチン・ファンを車に乗せて逃げるが、見知らぬ男達が追いかけてきて後ろから車をぶつけてくる。アン・マンは男達に外に引きずり出され「趙江龍の九眼天珠はどこだ」と問い詰められ、チン・ファンの乗った車は崖から落とされてしまう。
チン・ファンは崖下で車から投げ出され、胸に尖った棒が突き刺さる。血が流れて草にしみこんでいくと、植物のつたが集まり女性の姿になる。目を覚ましたチン・ファンはそれを見て驚く。チャイナドレス姿の女は手をかざしてチン・ファンの傷を治す。「うわぁあ~~~」怯えて逃げ出すチン・ファンを女は植物のつたを放って捕まえ戻し、彼の唇に人差し指をあて「あなたが私を覚醒させた」と言う。チン・ファンが戸惑っていると「今から私はあなたの主人よ」と女は言い出し、驚くチン・ファン。「私の言うことを聞いて。私はスー・トンよ」と女は続ける。チン・ファンはバスで聞いた苅族のことを思い出す。チン・ファンは車の中にあったジャンパーをスー・トンに渡すと、彼女は気に入らずに地面に捨てる。裸足だった彼女はチン・ファンの靴を脱がせ彼の靴を履き、しばらく歩くと片足をチン・ファンに見せつける。見ると靴ひもがほどけていた。チン・ファンがひざまずき靴ひもを結ぶとスー・トンはお礼も言わず歩いていく。こうして二人の主従関係がさっそく出来上がっていき…。
感想
このドラマは設定や雰囲気がミステリアスで興味をひかれます。苅族という存在が面白いですね。でも一番面白いのはスー・トンとチン・ファンのやり取りです(笑)傍若無人な女王様っぽいスー・トンと少し不服に思いつつスー・トンの言うことをちゃんと聞くチン・ファン。忠犬、下僕といった感じに描かれています(笑)2話以降も乱暴な扱いをされるチン・ファンの姿についつい笑ってしまいます。こんな主従関係の二人ですが、やはりそのうち恋愛感情が芽生えていく…?そのあたりが楽しみですね。
スー・トンは1939年のとき誰に殺されたのか、アン・マンはどうなったのか、九眼天珠って?そのあたりも色々気になります。それにしてもチャン・ビンビン…クールイケメン役だけでなくチン・ファンみたいな役も似合う!
※全話視聴後の感想記事はこちらです。
メインキャスト紹介
スー・トン役:ジン・ティエン
ミステリアスで女王様然としたスー・トン。チャイナドレス姿が美しいですね。植物のつたを操ってチン・ファンを捕まえたり、投げ飛ばしたり…言動が楽しいです(笑)演じるジン・ティエンはハリウッド映画にも出演歴のある女優さんです。プロフィール、性格他はこちらをどうぞ↓
チン・ファン役:チャン・ビンビン
心優しいチン・ファン。スー・トンの自由奔放(女王様)な命令に不満げな顔をしつつも従います。演じるチャン・ビンビンはチン・ファンのような人の好い役が似合うと思いました。(本人もそんな感じだからかな?)この役では他のドラマ出演時ではあまり見れないような表情(驚いた顔、怯えた顔など)が見れるのも楽しいですね。チャン・ビンビンを詳しく知りたい方はこちらをどうぞ↓
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