《二択の初恋》あらすじと感想(ネタバレなし/あり)キャスト紹介!キラキラ眩しい青春の恋愛と友情。ハードな設定も泣けます。

ラブ史劇,現代ラブコメ,青春家族系

ルックスレベルが高すぎる!恋と友情の青春ドラマです。

二択の初恋(2021 全24話 原題:我和我的时光少年)4.0

(キャスト)ドン・エンシー、ジャン・リンホー、レン・シーハオ、他

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《二択の初恋》あらすじ

ルー・ミアオは高校1年生になったばかりの女の子。朝、ひとつ年上で隣人のジアン・ハオユエを避けて登校する。兄妹同然で育った二人だったが、優秀なハオユエばかり注目されるのが嫌で、高校では二人の関係を隠そうと考えたのだった。

道中、ハオユエに出くわしてしまったミアオは「なぜ避ける」と問われ「妹に見られたくない」と答える。遠いバス停から乗ると言って去ったハオユエだったが、二人は一緒のバスになってしまう。バス内で居眠りし始めたミアオをインスタントカメラで撮るハオユエ。降車時にミアオの背中に寝顔の写真を貼る。ミアオが教室に入ると皆に写真のせいで注目される。背中の写真を指摘され、ハオユエにやられたと気づいたミアオは怒る。

その後、新入生歓迎式で在校生代表としてスピーチをするハオユエ。女子は素敵だと噂する。ミアオは「私も演壇に立つ気分を味わってみたい」と考え、放課後一人で演壇に立って適当にスピーチを始め、インスタントカメラで撮影しようとする。そのとき転びそうになったミアオはカーテンにつかまり破ってしまう。守衛に気づかれ追いかけられ、ミアオは放送室に駆け込む。守衛から逃れることはできたが、外から鍵がかかってしまい困るミアオ。守衛がミアオのカメラを持って会場から出てきたのを目撃したハオユエはミアオを探しに建物の中に入るが…。

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ネタバレなし感想

キラキラまぶしい青春とその陰(家庭環境や身の上)のコントラストが印象的なドラマでした。最初はこんなイケメンで優秀な彼(ジャン・リンホー君が演じてます)が隣人で幼馴染なんて!!羨ましすぎる!!ヒロインになりたい!!!…なんて気楽に観ていましたが、予想外にハードな設定があって驚きました。

高校生活での恋愛や友情にキュンとしたり感動するだけでなく、そのハードな設定から来るエピソードには考えさせられました。腹が立ったり泣けたり…。でも全体的に爽やかで素敵なドラマだったと思います。メインキャラだけでなく脇役も魅力的でした。

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ネタバレあり感想

※ネタバレしてます。ご注意ください。

ハオユエ(演:ジャン・リンホー)が義足だと知ったときは本当に驚きました。しかも、幼い頃にミアオの父に車で轢かれてしまったせいだなんて…。それだけでなく、ハオユエの父親のクズさも引くほどだったし、かなりハードでブラックな設定のドラマだと思いました。

こんな生育環境でも道を外れず優秀な好青年でいられるハオユエは偉いなと思いました。これは幼い頃から一緒に育ったミアオの明るさやまっすぐさと、全責任を負うことにしたミアオの両親の影響も大きかったとは思いますが…。

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キラキラ青春恋愛

ミアオはハオユエを兄としか思っていないのかと思ったら意外と早く男性として意識し始めた様子でしたね。(こんなイケメン意識しないわけないけど)。10秒顔を見つめ続けることが出来るか、とかどっちが先に視線を外すか、とか可愛かったです(笑)。ゲーセンで点数をとるためや、自転車に乗れるようになるために、ハオユエが【計算式】を駆使するエピソードはさすが頭がいい人は違うと思いました(笑)。ミアオが化粧したり、制服をお洒落にしたりするエピソードは青春だな~と微笑ましかったです。

ハオユエと学校のマドンナ・ダイフェイが一緒に司会をしてほしくないからって、投票箱を漁ったミアオはちょっとやりすぎだと思いました。ミアオは独占欲が強くてヤキモチ焼きすぎな気が…。まぁ、ハオユエがミアオにくれた髪どめを「私が選んだ」と嘘を言ったダイフェイも意地悪だったけど。【年末の集い】は、いざこざもあったけど最後は協力してダンスをやり遂げて、これぞ青春!といった感じでキラキラでしたね。(ダンスメイクすると別人のようで驚き!)。ここでもダイフェイが意地悪をしてきたけど、終盤ミアオと少しだけ?友情っぽいのが出来上がったのは意外で良かったです。

高校の間は恋愛禁止という【恋愛禁止協定】を結ぶのは笑えました。異性の呼び方、ダーリンとかハニーとか駄目って(笑)。ハオユエが親友に「好きになるとどうなる?」と聞いて「キスしたい」と返答され戸惑う姿は良かったです。その後ボーっとしてミアオを意識して(笑)。このエピソードがあったので、終盤キスシーンがあるとばかり思っていたのに…ないとは!(笑)。

葛藤が泣ける

両親不在の夜、ミアオが腹痛になってしまい病院へ連れて行こうとしたハオユエ。ミアオを背負うけど、義足のせいで手こずり…。ちょうど現れた男2番手シー・チョーが背負ってミアオを連れていったこのエピソードは胸が痛かったです。守りたい人を自分で守れなかったハオユエの心の痛みがとても伝わってきて…。普段は義足のことを忘れてしまうくらい普通に生活していたりするけど、こういうときに思い知らされてしまうんですね。思わずミアオの父に「足を返してくれ」と叫んだときも観ていて辛かったです。

新任の体育教師が今まで体育に参加してこなかったハオユエを無理やり参加させたエピソードも良かったです。ハオユエの親友が寄り添い助けてくれ、ハオユエに反感を持っていたクラスメートを説き伏せたり…友情、青春て良いなと思いました。【クラスの象徴となる一人】を選ぶ際、クラスメートがハオユエの前に水を置いていき、ハオユエを選んだのはとても感動しました。

ハオユエは色々な面から海外の母の元へ行こうと考え、留学しようとしましたが、まさかお母さんが一緒に暮らしてくれないとは!!ハオユエの事故当時も病院に駆けつけなかったと知ったときは驚きました。本当に母親なの?酷い男(ハオユエの父)とどうして結婚したんだろうと思っていましたが、似た者同士だったのだと納得。でも父親は「大して行きたくないんだろ」とハオユエに留学のことを言い…こんな父親なのにハオユエの本当の気持ちは分かっているなんて…。終盤、ハオユエのためにも更生しようとする父親に、人はそう簡単に変われないでしょ~なんて私は思っていましたが、ラストを見るとどうやら変わることができそう。一安心かな。

ハオユエは留学をやめる決意をした際「心の声に従うほうが幸せです」とミアオの父に言っていましたが、本当にこの決断で良かったと思いました。

その他

ミアオの母がハオユエのせいで娘にお金をかけてあげられないと苦しんでいたときはその気持ちも凄く分かりました。ミアオの父は人が良すぎ!でもそれに応えるようにハオユエは良い子に育った部分もあると思いました。

ハオユエも素敵だったけど、男2番手のシー・チョーも良かったです。ちょっとヤンチャで、行動派で、特に校舎から国名を書いた紙飛行機をたくさんばらまいたシーンは印象的でした。ミアオにフラれてしまったあと、ズーイエのことが気になっていくのも自然で良かったです。

ズーイエはノートに男子の点数をつけていましたが、マイナスだらけだったシー・チョーを100点に変更していて…。優秀だからとか自分にふさわしいとかではなく、欠点だらけでも好きになってしまったら100点という。青春ですね。この二人の恋愛もとても良かったです。

キャスト紹介

ルー・ミアオ役:ドン・エンシー

2005年4月18日重慶市生まれ AB型 身長162cm 体重44kg

(出演ドラマ)唐人街探案、天醒之路、他

2014年9歳の時モデルコンテストに参加し全国で3位獲得。2016年映画《嫌疑人X的献身》出演で正式に芸能界入り。

ジアン・ハオユエ役:ジャン・リンホー

シー・チョー役:レン・シーハオ

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