とにかく主役の二人が可愛い&カッコいい!ほんわかしたラブコメです。
月光変奏曲~君とつくる恋愛小説~(2021 全36話 原題:月光变奏曲)
(キャスト)ディン・ユーシー、ユー・シューシン、ヤン・シーヅァー、マー・インイン、他
《月光変奏曲~君とつくる恋愛小説~》あらすじ
チュー・リーは大学卒業後、上海にある憧れの元月出版社を訪れる。社内にいた編集者に「面接の名簿に名前もなく専門も違いますがここで働きたいんです。子供の頃から元月社の本を読んで育ちました。どうか機会をください」と訴えかけるが「面接は終わった」と追い出されそうになる。「一分だけ私をテストしてください。編集者になる夢をあきらめきれません」チュー・リーは頼み込むが、聞き入れてもらえない。今までに書き溜めた書評と人気作家に対する考察を必死に渡すと、編集者は受け取ってくれるがすぐ去っていく。
その頃、同じ社内には【貴公子チュワン様】とファンに呼ばれる作家ジョウ・チュワンが編集者と共に部屋にいた。彼の父親も初版部数40万部の記録を残したと言われる大作家だった。「ご子息も作家になられてお父様もお喜びでしょう」編集者が言うと、ジョウは飲んでいたカップを机に置いてあった父の本の上に置き、不満げな態度を示す。編集者はカップを戻し「ご子息にも当社とご契約いただければ」と本題に入る。「業界の話題となる」と編集者が言うと「まずあいつに聞いてみろよ。俺と業界の話題になりたいかどうか」不服そうにジョウは返答する。
こっそり社内を見学していたチュー・リーは、編集者を怒鳴って部屋を出てきたジョウの後ろ姿を見つめる。編集者に怒鳴る作家なんてどこの誰かしら?と思うチュー・リー。
その後、ジョウは街角にある本屋に行き、頼んだ資料は届いたか?と店員に聞く。【夏目漱石選集の初版本】がその辺においてあると言われて探し始める。直後同じ本屋にやってきたチュー・リー。「すみません。夏目漱石の本はありますか?」と聞くと、自分で探してくださいと言われ、探し始める。
チュー・リーは本棚の上段にそれを見つけ、踏み台に上がって手を伸ばすが体勢を崩してしまう。後ろからチュー・リーの体を押さえ、大丈夫かとジョウは気遣う。「君は下りろ。俺が取ろう」とジョウは言い、本を取りだすと、それが夏目漱石選集の初版だと気づく。ジョウは本をチュー・リーに渡さずレジへ持っていく。レジで支払いを済ませた彼にチュー・リーは「ありがとう」とお礼を言って本を受け取ろうとする。ジョウは不思議そうな顔をして「先に手にした者に権利がある」と言って書店から出ていく。チュー・リーは唖然としてその後姿を見つめる。
車に乗ったジョウは『サル、どうしてる?』と会ったことのない友人にスマホでメッセージを送る。そのメッセージを受け取ったのはチュー・リーだった。『面接で玉砕して家に逃げ帰るところ。親切ぶった男にお目当ての本を奪われたの。夏目漱石選集の初版本よ』訴えかけるチュー・リーにジョウは『偶然だな、俺は今手に入れた』と返す。お互い知らないまま出会っていた二人だったが…。
ネタバレなし感想
なんというか、ヒロイン役のユー・シューシンちゃんの雰囲気そのままのドラマだと思いました。ゆるふわって感じです(笑)。
波乱万丈で心揺さぶられるような恋愛劇が好きな私としては正直物足りないような気もしましたが、このドラマはこれで良いのかもと思ったり。新人作家と編集者の恋愛という、少しだけ一般人とは違った設定でありながらも、思っていたほどの波乱万丈さはなく、日常の恋愛がゆるやかに描かれていたと思いました。交際前の不安とトキメキ感など「こういうのあったなぁ」なんて、久しぶりに昔の【青春】を思い出しました(笑)
ネタバレあり感想
※ネタバレしてます。ご注意ください。
まず28歳(かな?)のあんなイケメンが恋愛経験ないっていう設定がちょっと「そんなことある?」って思ってしまいました(笑)。本人も小さい頃からモテてきたって言ってたし。書くことに忙しかったせいかな?
主役二人の事件的なエピソードは、ジョウがキツネだと隠してた件と代作だと騒がれた件くらいだと思うんですが、全36話にしては、盛り上がるエピソードが少なかったなと思いました。(全24話にしてもっとぎゅっと詰め込めばよかったのに)。恋愛エピソードは「月が綺麗ですね」関連を筆頭にキュンとできて楽しめました。
私はメインの主役二人以外の、親友の恋愛模様とか上司の離婚問題とかのエピソードに興味があまり持てなくて、視聴意欲が下がってしまいました。でも、ジョウを高校時代から想っていた芸能人の登場は楽しめました。高校時代助けてくれたジョウを想い、努力して痩せて人気美人芸能人になれたらジョウは自分を好きになってくれると私でも思いそうだなと思いました。色々あったし嫌な女だったけど、代作疑惑を払拭する証拠である高校時代の答案用紙を最後に送ってくれたのには感動しました。(ジョウのために一生懸命になるチュー・リーももちろん良かったですが)。
このドラマはとにかくわたし的に主役の二人の俳優さんが良かったですね。ディン・ユーシー君は少し目が大きめの童顔でカッコかわいい!!背もきちんと高い(181cm)のが凄いです。街中のシーンでは一般人とのスタイルの差が歴然…。俳優さんて凄いと改めて感心しました。ユー・シューシンちゃんは美女といった感じではないけど、ヘアスタイルや雰囲気がふわふわで女の子らしくて可愛い!この二人がキャストだったから最後まで観れたっていうのもありました。
キャスト紹介
チュー・リー役:ユー・シューシン
編集者を夢見る女の子。どうにかして憧れの元月出版社で働かせてもらおうと考えるが…。演じるユー・シューシンちゃんのプロフィール他はこちら↓
ジョウ・チュワン役:ディン・ユーシー
貴公子チュワン様とファンに呼ばれる新人作家。父は大作家で確執がある様子。演じるディン・ユーシーのプロフィール他はこちら↓
ジアン・ユーチョン役:ヤン・シーヅァー
1992年10月25日生まれ。2017年ドラマ《面具》で芸能界入り。同年、サスペンスドラマ《晨阳》で主役を演じる。その後も主役級。最初は俳優になろうと考えておらず2年ほど庭の設計士として働くが、偶然演技の講師と出会い、才能を見込まれ、演技の勉強をして芸能界入りする。
(出演ドラマ)恋恋江湖(恋恋江湖 ~運命の愛の見つけ方~)、地球脸红了、买定离手我爱你、他。
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